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手塚治虫原作漫画『MW-ムウ-』が映画化決定!

 ギャガ・コミュニケーションズは、手塚治虫生誕80周年企画として、手塚治虫原作漫画『MW-ムウ-』を映画化し、来年2009年に配給することとなった。本作は、数多の夢や希望を描いた作品を世に生み出し漫画界の神と言われる手塚治虫が、究極のダークヒーローを描いた衝撃作だ。

 主演はドラマ「のだめカンタービレ」の千秋真一役や映画『ただ、君を愛してる』で世の女性のハートを鷲づかみにした、玉木宏。初の悪役、しかも世界を恐怖のどん底に陥れる殺人鬼をシャープに美しく、そして狂気を持って演じている。

 共演は、いまや日本映画界を支える若手実力派俳優、山田孝之。映画『クローズZERO』で見せた切れた演技を封印し、今回は悪と正義の間で苦悩する、物語の鍵を握る聖なる神父を演じる。

 手塚治虫が、悪を体現する殺人鬼を通して、現代社会の病理を浮き彫りにした原作漫画を、地球規模の壮大なスケールで描く本格エンタテインメント超大作に今から期待だ。

<ストーリー>
秀でまじめなエリート銀行員、結城美智雄(玉木宏)の裏の顔は次々と人を殺める冷酷な殺人鬼。殺人の事実を知った結城の幼馴染みであり神父の賀来裕太郎(山田孝之)は、結城の犯行を阻止し、救済しようと苦悩する。そんな中、結城はMWを手にして遂には世界を滅ぼそうと企むのだった・・・果たして賀来は結城を止めることが出来るのか?そして二人の過去に秘められた悲しき運命とは!?

【松橋真三プロデューサー】
  玉木さんとは何度もご一緒しているのですが3年ぐらい前『ただ、君を愛してる』の時に色々な役柄をしたいという話になったとき、この『MW―ムウ―』の話をしました。玉木さんはシャープでとてもいい身体をしているので結城の役にマッチすると思ったのと、今までいい人の役ばかりだったので玉木さん初めての悪役で切り込みたいなと思いました。彼の持っているS(サド)っぽい雰囲気やワイルドさには悪役の素質があるなとも思っていました。今回の撮影でカメラを通してみて本当に玉木さんは結城にぴったりです。

 賀来は逆に人間臭い人、をキャスティングしたかったです。人間が人間たる所以、悪に引きずられてしまうところとかを上手く演じてくれるのは山田さんしかいないということでお願いしました。この賀来の人間臭さがこの物語の核になると思っています。

 撮影は4月20日にクランクインし、日本では関東近郊で撮影しました。 6月からタイでのロケで、カーチェイスやクライマックスのアクションシーンなどを撮る予定。 CGなども手が込んでいてラストシーンはすごいことになります!

 手塚治虫生誕80周年記念作品ということでこの『MW―ムウ―』が選ばれたわけですが、この作品は今までに何度も映画化されようとしてきたのですが、原作の過激さ、スケールの大きさやタイミングの問題で断念されています。実写化するに当たり、手塚原作に秘められた社会的メッセージもきっちりと出していきたいです。この物語、悪の化身である結城美智雄がMWで世界を滅ぼそうというもの。悪を通して、正を感じてほしいし、殺戮を通して生きることを感じてほしい。そして結城という男は正しさはないけど、圧倒的エネルギーを持っている。このぬるい世の中に一発かます、そんな映画です。

【岩本仁志監督】
  『MW-ムウ-』は手塚治虫先生が1970年代に描いたのですが、人間の本質というものを描いています。そして凶悪事件という意味では、今の時代に匹敵するもの、例えば、サリン事件や、テロ。9.11以降テロは現代の人々にとってとても身近な恐怖として存在しています。つまり今だからこそ『MW-ムウ-』はより、リアルで恐怖するものになっているんです。結城は殺人鬼です、しかし人を殺すことで逆説的に生きるということがどういうことかを伝えることが出来る。僕は殺される人の顔をとって生きることを伝えたいと思っています。

 テレビは日常のものですが『MW-ムウ-』は非日常。大きなエンタテインメントであり、手塚原作であり、同時に生というテーマを描きたいと思っています。

 玉木さんはサディスティックな殺人鬼の結城を美しく演じています。その非道さが美しいとまで思えるほど。山田さんは賀来という役で深い人間性をとても説得力のある演技で表現しています。

 そして、とにかく世の中のアクションというアクションの全てをこの作品は取り入れています。火、水、カーチェース、バイク、エアバトル・・・超大作になりますよ。

【玉木宏さん(結城美智雄役)】
  結城は、手塚作品ならではの悪役で、すごく残酷でありながらしかし全て計算されて冷静です。殺し方も惨殺といってもとてもシャープで淡々と動じない。そんな、悪を楽しんでやりたいです。今まできちんと‘殺し’のシーンをやったことが無かったので、そういう意味ではとても面白いです。そして、この‘殺し’は16年前の事件、というバックボーンのある殺し。それを意識してやっています。

 山田さんとはウォーターボーイズの時に少しだけご一緒しましたがほぼ初めて。彼は言葉数は少ない中でも思っていることはきちんと相手に伝える人です。

 これからタイのロケですが、暑さに負けずちゃんとしたものをとってこれる様がんばります。

【山田孝之さん(賀来裕太郎役)】
  撮影では毎日が一杯一杯です。

 手塚作品という意味では、やはり台本開くたびに原作、手塚治虫の名前があるとテンションがあがります。

 結城の悪に対して賀来は善というよりも偽善なんだと感じています。結城の悪事を口ではやめろと言いながら、引きずられて協力している。ただ、ひたすら賀来は結城に対して必死にがんばっていて、100の力で挑んでも結城には1の力で流されてしまいます。やりきれないです。玉木さん良いな?って思いますよ。俺必死なのに、いいな?って。でも全力でやって、観る人に伝わればいいなと思います。

■製作概要<スタッフ>
原作:手塚治虫 1976年9月?1978年1月「ビッグコミック」(小学館)にて連載。
単行本 ビッグコミックス「MW」(小学館)全3巻/小学館文庫「MW」(小学館)全2巻/小学館叢書「MW」
(小学館)全2巻/手塚治虫漫画全集「MW」(講談社)全3巻
エグゼクティブプロデユーサー:橘田寿宏(アミューズソフトエンタテインメント)
プロデューサー:松橋真三(STUDIO SWAN IMJ-E)
監督:岩本仁志 「野ブタ。をプロデュース」「女王の教室」「斉藤さん」
脚本:大石哲也 『デスノート』シリーズ、木村春夫
<キャスト>
結城美智雄:玉木宏/賀来裕太郎:山田孝之/牧野京子:石田ゆり子/沢木和之:石橋凌
配給・宣伝:ギャガ・コミュニケーションズ powered by ヒューマックスシネマ © 2009 「MW」製作委員会

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