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高岡蒼甫氏インタビュー ページ1

俳優 高岡蒼甫 インタビュー

俳優 高岡蒼甫氏

「良い作品を作れればそれでいい!!」

2007年4月16日更新

 第5回映画ジャッジインタビューにご登場頂いたのは映画・ドラマなどで活躍中の高岡蒼甫氏です。82年2月8日生まれ。東京都出身。映画『バトル・ロワイアル』『パッチギ!』、ドラマ『東京タワーオカンとボクと、時々、オトン』などに出演。07年GWには映画『あしたの私のつくり方』への出演をひかえる高岡氏に色々とお聞きしました。高岡蒼甫オフィシャルブログ『LIFE

 

―俳優になろうと思ったきっかけを教えて下さい。

 この仕事を始めたのが8年くらい前なんですが、最初は全然楽しいと思わなかったんですよね。自分から進んで役者という仕事をやりたいなって思う様になったのは、3年くらい前なんです。実はいつ辞めてもいいって思ってました(笑)。

 それこそ昔はただ、俳優という仕事をやってみたいっていうのがずっとあって。でも一歩足を踏み入れたら想像とは違ったんです。ただ、3年前にベントという舞台をやらせていただいて。その時に楽しさと言うか、演技の深さを感じて、そこから徐々に楽しくなってきたんですよね。

―今まで演じてきた映画で思い出に残っている作品は何ですか?

 もちろん全部思い出に残ってます。今振り返っても、全ての作品でそれぞれ伝えたかった思いが甦ってきます。中でも、バトル・ロワイヤルという映画は思い入れがあります。今は亡き深作欣二監督がとてもインパクトがあって。撮影時にかなりキツい事や怒られる事がありましたけど、今思えばそれがとても有り難かったなって思います。もう一度、一緒にお仕事出来たらよかったな。失礼かもしれませんが、同じ様な雰囲気を持った方が、パッチギでお世話になった井筒監督でしたね(笑)。

 これまでやはり、合わない監督さんもいました。でもそれは若かりし時の自分がただ、間違った事をしてたからそういう風に思ってた訳で。今ならその監督さんに応えられるかもしれない。もう一度、一からお願いしたいとつくづく思いますね。

―俳優として楽しいと思う時、辛いと思う時を教えて下さい。

 現場の皆が一緒になって同じ作品を作ってるって感じた時です。一緒になってスタッフさんが走り回ったりして(笑)。そうだな、辛い事と言えばやはり台詞がなかなか覚えられないんですよね。だから今では完璧に覚えるのではなく、現場で声を聞いて覚えたりします。その時々の現場で作り上げていきたいですね。でもまぁ、基本は辛い事なんてないですよ。

―1番好きな映画、印象に残っている映画を教えて下さい。

 たくさんありますが、特に印象に残ってるのがロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズという映画ですね。スナッチなどで有名なガイ・リッチー監督の初作品なんです。有名な俳優さんはほとんど出ていませんが、テンポのいい流れとセンスのある音楽がかなり格好よくて。初めて観た時は本当に衝撃的でした。他にも好きな映画はたくさんあってどれかって言うのは難しいんですけど、基本は監督どうのこうのではなく作品の内容で決めますね。

 こんな事を言っていてなんですが、実は最近あまり映画は観ないんです。テレビドラマも観ません。どちらかというと本を読む事が多いかな。今はそういう時期じゃないと勝手に思ってて。色々な映画を観る事が勉強って思われる事が嫌いで。でも本当はいろんな人の演技を見た方が良いとは思いますが、僕にとって今はその時期じゃないと思うんです。

―尊敬する俳優さんがいれば教えて下さい。

 正直、今はいないです。よく分かりませんが、その時々の現場であった人が頑張ってる人だと思うから。そういう人に尊敬したり共感したりはしますね。ただ、好きな俳優さんはいっぱいいますけど、この人みたいになりたいとかはあまりないです。

―今回、高岡さん出演の映画「あしたの私のつくり方」に出演中ですが、演じてみての感想をお聞かせください。

高岡蒼甫氏

 実はこれまで色々なお仕事してきて初めての先生役だったんです。どちらかというと、今まで学生役ばかりだったので、正直どうしようかなって思ってました。自分の学生時代ってあまり学校の先生と話したり接したりする事が少なくて。だからどのようにして生徒と接すればいいんだろうって考えましたね。いかに生徒側に立てるのかと考えながら芝居しました。また、今回共演させていただいた成海さんがとても素晴らしい女優さんで。大人っぽくてしっとりした所もあれば、若さも出せる所もある。結構引っ張ってってもらいましたね(笑)。

―市川準監督との仕事はどうでしたか?

 素直にご一緒出来てよかったなと思います。今まで感じた事がなかったくらい、のんびりした空気の中で出来ました。本当にみなさん暖かくて。あんまり長い間撮影に参加してなかったんですけど、不思議と皆さんとの一体感を感じる事が出来た素晴らしい撮影だったと思います。

―高岡さんに取って映画とはどのような存在ですか?

 客観的に見て、お客さんがお金を払って観に来たい時に観るもの。自身について言えば、僕はドラマや映画や舞台など選んでお芝居をやってる訳じゃない。たまたま映画が重なってただけで。今はどんな仕事もやってみたいって気がしますね。自分はただ芝居が出来ればいいじゃないって思う。良い作品を作れればそれでいい。僕は映画って絶対に記憶に残るものだと思うんです。高校生の頃にあの映画を観て役者になろうって決めたって、誰かにそう思われる様な芝居をしていきたいと思います。

 

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