ミッション インポッシブル ゴーストプロトコル - テイラー章子

痛快で面白い。この映画、一見の価値がある。(点数 85点)


(C)2011 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.

クリスマス正月休みは、家族や親しい友達と映画でも観て ゆっくりしたいと思う人は多いだろう。そんなときに観る映画は 豪華にたっぷりお金や人手をかけて作られた大型映画に限る。

トム クルーズの新作「ミッション インポッシブル ゴースト プロトコル」は それにうってつけのゴージャスな映画だ。トム クルーズって50になる、おじさんでしょう、1980年代の映画の人じゃない、などと言うなかれ。実はわたしも この人のことはすっかり忘れかけていたが、この映画を観て すっかり見直した。
やっぱりトム クルーズは ハリウッドの中心、メジャーなスターなのでした。たまたま2,3本主役をやって ちょっとの間 持てはやされて消えていく小粒のスターとは ひと味もふた味も違う。

【ネタバレ注意】

この映画の批評を読む »

永遠の僕たち - 樺沢 紫苑

生とは何か? 死とは何か? 死の受容とは?(点数 90点)

実に切ない映画を見た。
 
 他人の葬式に参列するのを趣味とするイーノックは、
そこで自分と同じような少女アナベルと出会う。

 交通事故によって両親を失った少年イーノックは、心に大きな傷を負っている。
 また、少女アナベルは、癌をわずらい余命いくばくもない。

この映画の批評を読む »

昼下がり、ローマの恋 - 青森 学

「孤独を囲う大人にはとくに共感を呼びそうな恋愛映画。 孤独な人もそうでない人もぜひ。(点数 85点)


(C) 2011 FILMAURO Srl

結婚を間近に控えたカップルが自分の気持ちを確認するべく少しお互いの距離を置く第1部と、壮健な中年男性がエキセントリックな女性に翻弄される顛末をコミカルに描いた第2部。
そして、心臓移植という大手術をして第二の人生をローマでスタートさせた元大学教授とフランスから帰国した親友の娘とのロマンスを描いた第3部で構成されている。

この映画の批評を読む »

ミッション: 8ミニッツ - 樺沢 紫苑

「今を、生きる!」 後で後悔しないように、今を精一杯生きようというテーマは、「今を、生きる!」を信条としている私にとって、
非常に心に響くテーマ。(点数 80点)


(C)2011 Summit Entertainment, LLC. All rights reserved.

乗客が全員死亡する列車爆破テロが勃発。
 ある最先端の装置を使い、事故犠牲者の事件発生8分前の
意識に入り込み、その人物になりすまして犯人を見つけ出すという
作戦を与えられる元兵士のコルター(ジェイク・ギレンホール)。
 
 コルターは、何度も何度も、8分前に戻り、
少しずつテロ事件の謎を解き明かしていく・・・。

この映画の批評を読む »

カイジ2~人生奪回ゲーム~ - 樺沢 紫苑

最後まで想定不能なストーリー展開。ドンデン返しの連続など、後半30分の展開は目が離せません。(点数 80点)


(C)福本伸行・講談社/2011「カイジ2」製作委員会

 『カイジ2~人生奪回ゲーム~』、ブログなどの評判が
かんばしくないのであまり期待しないで見ましたが、
期待以上のおもしろさに驚きました。

 おそらくは、原作の熱心なファンほど、
原作との差異が気になって映画を楽しめないでしょう。

 しかし、原作とは別な「一本の映画」として見れば、
よくできたエンタテイメントと言えるでしょう。

この映画の批評を読む »

アノニマス:シェイクスピアの匿名作家 - テイラー章子

シェイクスピアが誰なのか、、、一人ではなく、複数の作者が居るのではないか、エドワードではないか、フランシス ベーコンか、クリストファー マーロウかも知れない、、、いまはもう誰にもわからない。(点数 85点)

映画「ANONIMOUS」を観た。邦題がどうなるか まだわからないので 仮に「シェイクスピアの匿名作家」、または「作者不詳」、「筆者不明」などという仮題にしておく。

http://www.imdb.com/title/tt1521197/

シェイクスピアが謎の人物であることは周知の事実だ。
ウィリアム シェイクスピアは、英文学の最高峰、英国を代表する劇作家で詩人。
記録によると、1564年に生まれて1616年に亡くなったことになっている。出身はイングランド地方ストラトフィールド アポン エイボン。父は町長に選出されたこともある皮手袋商人、母は裕福な家庭出身で、3番目の子供として生まれ、ストラトフィールドにグラマースクールで学んだ。
その後、高等教育を受けたかどうか、全くわかっていない。18歳で26歳の女性と結婚したあと どんな職業についていたか、など何の記録もない。
28歳くらいでロンドンに姿を現し 劇場で役者として演じたり、脚本を書くようになった記録がある。

【ネタバレ注意】

この映画の批評を読む »

ミッドナイト イン パリ - テイラー章子

90年前のパリのサロンに集まる芸術家達の会話を聞いてみたい人、ベルエポックの頃の画家達に会ってみたい人にとって、この映画は得がたい作品といえる。(点数 80点)

ウッデイ アレンの新作映画 「ミッドナイト イン パリ」を観た。アレンの41番目の作品だ。

フランスのサルコジ大統領がモデルだったカルラ ブルニと結婚したとき、カルラのほとんど裸と言って良いモデル時代に撮られた写真を 世界中の新聞社が トップページに でかでかと掲載されたことは 記憶に新しい。
その彼女も 一児の母になった。
出産のその日 サルコジは ギリシャの経済破綻をいかに救うかで、ドイツのメリケル首相と会談していて、妻の出産に立ち会うことが出来なかった。
夫の立会いが当たり前の社会で、出産は夫婦で一緒に経験する試練の機会だというのに 夫はチャンスを逃した。
ギリシャをユーロ圏に留めて置くことを優先した結果 夫婦の間にヒビでも入ったら、サルコジは泣くにも泣けないだろう。

【ネタバレ注意】

この映画の批評を読む »

ラビット・ホール - 樺沢 紫苑

もし将来、私が「グリーフワーク」について本に書くことがあれば、間違いなくこの映画を引用することになるでしょう。(点数 90点)


(C)2010 OP EVE 2, LLC. All rights reserved.

映画『ラビット・ホール』を見ました。
 ニコール・キッドマンがアカデミー主演女優賞にノミネートされていたので、ずっと見たいと思っていましたが、見逃さないでよかったです。

 息子を交通事故で亡くした両親の物語。
 悩み、苦しみ、そして時に感情的になり怒りを表明する。
 苦悶する夫婦をニコール・キッドマンとアーロン・エッカートが好演します。

 まさに、「映画の精神医学」で取り上げるべき作品、とでも言いましょうか。

この映画の批評を読む »

カウボーイ&エイリアン - 樺沢 紫苑

 西部劇ファンにはかなり楽しめる作品になっています。(点数 80点)


(C)2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED

 『カウボーイ&エイリアン』、予告編を見るかぎり、よくあるB級映画と思いましたが、予想以上におもしろくてビックリしました。

 カウボーイとエイリアンというキワモノ的組み合わせでありながら、西部劇の部分が非常に精緻に作られているのです。

 これはもう、本格西部劇と言っていい。
 敵はエイリアンですけど(笑)。

 バーでのて乱闘、捜索隊を結成しての敵の捜索、インディアンとの遭遇、駅馬車強盗、ならず者集団といった、いかにも西部劇に出てきそうなシュチエーションがテンコ盛りになっていて、西部劇好きにはたまりません。

この映画の批評を読む »

タンタンの冒険 ★ユニコーン号の秘密★ - 青森 学

テンポ良さとスピード感はスピルバーグならでは。(点数 80点)


(C)2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

CGが緻密でキャラクターの表情がしっかり演技しているところが新しい時代の到来を感じさせた。
ハドック船長がタンタンに、祖父からいまわのきわに教えられた遺言を失念してその照れを顔に浮かべるのだが、その曖昧な表情を浮かべる仕草は本物の役者のようだった。

この映画の批評を読む »

カイジ2 人生奪回ゲーム - 青森 学

今回もカネをめぐる人間の喜怒哀楽が巧く描かれている。(点数 80点)


(C)福本伸行・講談社/2011「カイジ2」製作委員会

カネの価値が命よりも重いという徹底したリアリズムは前作と同様に今作も健在。
この作品に伏流する作者の感情とは、博打をコントロールする者への 怒りと、それに翻弄されるギャンブラーへの同情である。少なくとも私にはそう見える。

この映画の批評を読む »

ヒミズ - 青森 学

主役の俳優たちの白熱した演技が高い評価を得たのは映画を観て納得がいった。(点数 80点)


(C)「ヒミズ」フィルムパートナーズ

園監督オリジナルのアイディアだとされる主人公が思い詰めて顔に絵の具を塗りたくるシーンはムンクの「叫び」やゴッホの狂気を内包した荒々しいタッチを彷彿とさせて、主人公の言葉にはならない苦悩をより深く表現することに成功しているように思う。
とにかくこの映画には救いが少ない。
必死で生きていこうとする主人公とヒロインに突きつけられる過酷な運命はいずれも親によってもたらされたもの。
肉親への不信がこの映画に一層暗い影を落としている。

この映画の批評を読む »

マネー・ボール - 樺沢 紫苑

ビジネスマンにとって大きな気付きを与えてくれる作品であり、普段は映画を見ないビジネスマンも注目すべき作品。(点数 90点)

試写会にてブラッド・ピット主演「マネーボール」(11月11日公開)を見ました。
 とてもおもろしかったです。

 メジャーリーグの貧乏球団アスレチックス。
 せっかく選手を育てても、資金力のあるチームに引きぬかれてしまい、チームは危機的状況に陥ります。

 それを打開すべく、当時は全く信用されていなかった「マネーボール理論」。
 統計を元に選手の潜在的な価値を数値化する理論をはじめてメジャーリーグに取り入れたGM(ジェネェラル・マネージャー)のビリー・ビーンの奮闘を描いた、実話を元にした作品です。

この映画の批評を読む »

コンタジオン 接触感染 - テイラー章子

スリリングだ。だから映画を観ることが止められない。(点数 90点)

新作映画「CONTAGION」、「コンタジオン 接触感染」を観た。

監督:スティブン ソデルべグ
キャスト
夫 ジョン:マット デイモン
妻べス  :グエネス パスロウ
娘    :アナ ヤコビ へロン
ジャーナリスト アラン:ジュード ロウ
WHO ドクターオランテイス:マリオン コテイラルド
CDC ドクターミアズ:ケイト ウィンスレイ
CDC ドクターシーバー:ローレンス フイッシュバーン
http://www.imdb.com/title/tt1598778/

【ネタバレ注意】

この映画の批評を読む »

リアル・スティール - テイラー章子

ハリウッド製娯楽映画。おもしろい。見る価値はある。(点数 80点)


(C)DreamWorks II Distribution Co. LLC

新作映画「リアル スチール」、原題「REAL STEEL」を観た。
スチーブン スピルバーグ製作、指揮。監督:ショーン レビ。
1956年の「スチール」という題の短編小説をもとにして作られた サイエンスフィクション。

キャスト
父親チャーリー:ヒュー ジャックマン
息子マックス :ダコタ ゴヨ
リリー    :バイレイ タレット

【ネタバレ注意】

この映画の批評を読む »