◆こっそり気になっていたブリーフの存在(49点)
恐らく、知らない人はいないであろう、鳥山明さん原作の戦闘アニメ「ドラゴンボール」。
ついに!“エボリューション”して実写化です!!
個人的にはウケました!
内容をしゃべくりまわりたくなる程ウケました!
ドラゴンボールの内容をほんのり知っていて、ほんのりファンの方には、私のようにツボにはまるところがあるかもしれません(笑)
しかし!
原作ファンの方々には、ハッキリ言ってお勧めできません! 申し訳ありませんがこの映画は、とても「ドラゴンボール」とは言えません。原作の持つ独特の雰囲気はおろか、笑いを誘う大切な“小ネタ”さえもほとんど出てきません(涙)
悟空は、あっけないほど簡単に“かめはめは?!!”を繰り出しちゃいますし、(たしか・・)原作にはない使用方法もしちゃいます♪これにはビックリして思わずプッと吹き出しちゃいました(笑)
また、ブルマ、トランクスなどドラゴンボールと言えば、子供が喜びそうな“パンツ系ネーミング”があったことも記憶に残るところだと思いますが(笑)この中に“ブリーフ”が登場してこなかったことに疑問を持った人はいないでしょうか!?(私だけ?笑)
今回、これが意外なかたちで発覚し、爆笑とともにスッキリします!(私だけかもしれませんが。笑;)
とまぁ・・他にもいろいろと言いたいことがありますが、とにかく全体的な印象は「すっちゃかめっちゃかやってくれちゃってますね♪」です。。
忠実な再現を期待していた方には、怒りさえこみ上げてきてしまう内容かもしれませんのでお気をつけください!(笑)
ここで・・・それならば!!「原作をほとんど知らなければ、逆に楽しめるのでは?」っとお思いになった方へ・・・
観客が原作をある程度知っていることを前提で作っているような感じですので、知らない方がいきなり観てストーリーが理解できるのかどうか・・心配なデキ。。。です。もとい、楽しんで頂けるかどうかが心配です(笑;)
第一、すでに2作目を作る気でいるのか、ストーリー展開につじつまが合わない状況が起こっているんです(笑)
大体が、原作でいうと全42巻あるうちの第11巻?15,6巻あたりの話なので、しょうがないと言えばしょうがないんですが・・
なんともスッキリしない終わり方で・・・。
原作を忠実に再現する気がないのなら、ストーリー展開も違うものにしていただいて、しっかり一話完結!にして欲しかったです!(怒)
なんだかんだ結局怒り、けなしてしまいましたが(笑;)悟空が大猿になるシーンだけはお勧めです♪
やはり最近の映像技術はすばらしいですね!! ちゃんちゃらおかしい内容であってもそこそこすごいものに感じますので(笑)
最後に・・実写版の吹き替えを、本来のアニメ版の声優さんがしてくれていたら、きっと萌えましたねぇ! とても実写版の役者さんとは(声・雰囲気が)合わないのはわかっていますが(笑)私の中ではある意味、記憶に残るヒットだったかもしれません(笑)
(スタッフ古庄)