マシュー・チャップマン監督の久々の監督作…お得意の心理サスペンスで腕前を大いに振舞ってくれた!!(点数 70点)
(C)2011 LEDGE PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
脚本執筆中心だったマシュー・チャップマン監督が『ハート・オブ・ミッドナイト』以来23年ぶりにメガホンをとった心理系サスペンス・スリラー。
ホテル勤務の青年ギャビン(チャーリー・ハナム)が高層ビルから飛び降り自殺を図ろうとしている。そこで、刑事ホリス(テレンス・ハワード)が駆けつけて説得に応じるが、ギャビンは「自分が飛び降りなければ他の誰かが死んでしまう!!」と語る。ギャビンは何故このような事態になったのかをホリスに語るのだが…。
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上映時間は83分と短めであり、ストーリーも簡素化されているため、B級ホラーとしては面白さをしっかりと満喫できるので素直に良いと思える(点数 65点)
(C)After Dark Films,LLC. All Rights Reserved.
全米で劇場公開されたホラー映画の人気シリーズ“アフター・ダーク・オリジナルズ”全8タイトルの中でも評判が良かったのがブレット・シモンズ監督・脚本による第三弾作品『ザ・フィールド』である。
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20歳未満鑑賞禁止。観たいという方、覚悟を決めてからどうぞ!!(点数 65点)
(C)2010 CONTRAFILM
セルビア映画そのものが珍しいが、いざフタを開けて観ると、トンでもない悪趣味変態残酷映画なのだ!!
元ポルノ男優ミロシェ(スルジャン・トドロウィッチ)は生活が苦しい中、妻子とごく普通の暮らしを送っていた。ある日、高額なギャラが支払われる映画のオファーを受け、不信に思いながらも依頼人のもとへ赴く。そこでヴィクミルという名の男から芸術嗜好のポルノを撮影するために出演して欲しいと説得される。ミロシェが具体的な内容の説明を求めても一切説明されず、高額なギャラのためだけに出演を承諾。そして、撮影が敢行されるが、これが狂気、残酷、悪夢のスタートだった…。
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見所は、ゾンビの描写や行動だけではない。(点数 70点)
(C)2010 INDELIBLE PRODUCTIONS UK LTD – ALL RIGHTS RESERVED
ゾンビ映画と言えば、現在に至るまで様々な趣向を凝らした作品が存在し、今もなお多くのファンを魅了している。そんな中、アフリカを舞台にしたアフリカン・ゾンビという新たなるゾンビが満を持して登場!!
オール・アフリカロケではあるが、アフリカ映画ではなくイギリス映画。監督・脚本・プロデューサーの三役を担当したのはイギリスの新鋭フォード・ブラザーズ(ハワード・J・フォード&ジョン・フォード)。
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従来の感染症をネタにしたパニック作品やホラー作品とは一線を画している(点数 70点)
(C)Sigma Films Limited/Zentropa Entertainments5 ApS/Subotica Ltd/BBC 2010
デヴィッド・マッケンジー監督が人類存亡の危機に直面した世界を舞台に、ある一組のカップルの恋の行方を描いた異色の恋愛ドラマは、詩的な作風と静謐なタッチの恋愛模様が際立つ。
嗅覚、味覚、聴覚などの五感が順に失われていく原因不明の病気が世界中で蔓延し、病名をSOSと名付けられた。そんな中、シェフのマイケル(ユアン・マクレガー)と科学者のスーザン(エヴァ・グリーン)が出会い、恋に落ちるのだが、二人は感染症の脅威から逃れることが出来ず…。
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本作は既にハリウッドでのリメイクが決定されているとのことだが、ハリウッド製はこのオリジナルを超えることが可能なのか?!(点数 85点)
『チェイサー』で監督デビューしたナ・ホンジン監督による待望の長編第二作目。上映時間140分の力作で、『チェイサー』以上に面白い作品として仕上げることに成功した。
中国領延辺朝鮮族自治州に暮らすタクシードライバーのグナム(ハ・ジョンウ)は、妻を韓国に出稼ぎに行かせる際に作った借金に加え、賭け麻雀で大負けして更に大ピンチに!!そこで、裏社会の顔役として知られる犬商人ミョン(キム・ユンソク)から「借金をチャラにする代わりに韓国である男を殺害するように…」と取引を持ちかけられる。
グナムは音信不通の妻に会えるかもという思いもあって、密航船で黄海を渡り、密入国者として韓国に渡るのだが…。
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アクション以外にも、スタイリッシュな映像が非常にクールであり、近年のクライム・サスペンス作品らしいカッコ良さが魅力的だ!!(点数 75点)
(c)2010 Screen Gems, Inc. All Rights Reserved.
アクション映画にも関わらず、全米では若い女性にウケが良かったという本作は、マット・ディロンをはじめ、ポール・ウォーカー、へイデン・クリステンセン、R&Bシンガーのクリス・ブラウン、ラッパーのT.Iら豪華かつ男前スターが顔を揃えたからだろう。
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エンドロールが終わるまでじっくりと堪能して頂くことを強くオススメしておく!!(点数 75点)
(C)2010 ALLIANCE FILMS (UK) LIMITED, ALL RIGHTS RESERVED.
『ソウ』シリーズ第一弾のジェームズ・ワン監督と脚本のリー・ワネルがオーレン・ぺリら『パラノーマル・アクティビティ』の製作チームと組んで作り上げたホラー作品。
ジョシュ(パトリック・ウィルソン)と妻ルネ(ローズ・バーン)は三人の子供を連れて新しい家に引っ越す。だが、越してきた直後から奇妙な現象が起こり始め、一家は不安と恐怖に晒される…というお話。
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戦国時代の伊賀を舞台に、忍者とエイリアンの死闘を描いた忍者アクション+モンスターパニックという超異色SFアクション作品で監督は千葉誠治。(点数 70点)
(C)2010 SUSHI TYPHOON/NIKKATSU
本作のエイリアン…不気味でなおかつかなり手強い!!破壊力、殺傷力、跳躍力…最終的には羽根まで生えて空を自由に飛びまわるのだ!!そんな最強凶悪エイリアンに真っ向から挑むのが耶麻太(三元雅芸)、陣内(柏原収史)、寝隅(土平ドンペイ)の下忍衆三人組と別動隊の女忍者・凛林(肘井美佳)たち。だが、寝隅は頭部を吹っ飛ばされて絶命し、陣内は連れ去られてしまう。
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山口雄大監督と主演の坂口拓が再びタッグを組み、『地獄甲子園』の主人公・野球ジュウベイが更にパワーアップして9年ぶりに帰って来た!!(点数 70点)
(C)2011 SUSHI TYPHOON/NIKKATSU
山口雄大監督と主演の坂口拓が再びタッグを組み、『地獄甲子園』の主人公・野球ジュウベイが更にパワーアップして9年ぶりに帰って来た!!と言っても、『地獄甲子園』の正式な続編ではない!!主人公の名前、演者は一緒でまったくの別モノなのだ!!
様々な凶悪事件で逮捕された野球ジュウベイ(坂口拓)は、矯正施設“鳥竜矯正学院高校”に収容され、私設管理者の三船知事(田山涼成)から野球部への入部を強制される。子供の頃の出来事が原因で「二度と野球はしない」と誓っていたものの、生き別れた弟のムサシの居場所を知るために入部。矯正所同士の野球大会「非行甲子園」に出場することが決定し、対戦相手が殺人野球を繰り広げる女愚連隊で構成されるブラック・ダリア高校であることを知らされるが・・・。
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「週刊漫画サンデー」で連載された石川賢の原作を山口雄大&主演の坂口拓が共同で監督したバイオレンス・アクション。(点数 70点)
(C) 2010 石川賢 / ダイナミック企画・極道兵器製作委員会
西日本最大の組織暴力団・岩鬼組々長(麿赤)が若頭・倉脇(鶴見辰吾)の裏切りによって殺害される。
これを知った岩城の一人息子・将造(坂口拓)は四年ぶりに帰国。
復讐を誓って倉脇に挑んだ将造は、片腕片脚を吹き飛ばされてしまう。
内閣特務捜査官らの手によって片腕バルカン砲、片膝ロケットランチャーの改造人間=極道兵器となって倉脇との最終決戦に挑む。
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西村喜廣監督が『東京残酷警察』に続いて撮りあげた血みどろスプラッター・アクション。(点数 70点)
(C) 2010 SUSHI TYPHOON/ NIKKATSU
凶悪な母リッカ(しいなえいひ)に最愛の父を殺害され、自身の心臓を奪われたキカ(原裕美子)がリッカに対する復讐を果たすと同時にリッカが根源であるゾンビ軍団と壮絶なバトルを繰り広げる・・・というお話。
西村監督…今回もやってくれた!!人体真っ二つ、噴水のように勢いよく噴きまくる血飛沫、頭部や手首の切断、ゾンビ軍団に喰われる…『東京残酷警察』や近年観られるこの手の作品のファンにとっては嬉しい描写が満載!!ヒロインのキカが日本刀型チェーンソーを武器にバッタバッタとぶった斬るシーンは痛快そのものであり、銃撃に爆破、カーアクションとツボを押さえた演出で約二時間存分に楽しませてくれる!!
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◆ノリの良い楽曲を歌うシーンが随所に散りばめられているので、観る者をゴキゲンな気分に浸らせてくれる(70点)
コンゴの首都キンシャサで活動するバンド“スタッフ・ベンダ・ビリリ”に迫る音楽ドキュメンタリー。監督は、フランス出身のフローラン・ドゥ・ラ・テューレとルノー・バレのお二人。
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◆頭を空っぽにしてただコレを存分に楽しむだけで良い(75点)
“オシリーナ”の愛称で知られる人気グラビア・アイドルの秋山莉奈を主演に迎えたバイオレンス系アクション・ホラー。様々な作品でアクション監督を務めた小原剛の『芸者VS忍者』に続く監督第二弾作品。
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◆不器用な3兄妹の成長と家族の絆が少ない言葉で語られる。ベタつかない家族愛が心地よい。(70点)
『セブンデイズ』(07)で脚本を手懸けたユン・ジェグの監督デビュー作となるサスペンス・スリラー。
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