◆スカッとした最高に良い気分にさせてくれる(80点)
タイ製アクション映画と言えば、生身の体を張った格等系のイメージが強いが、本作はアメリカンコミックが原作のハリウッド製SFヒーローアクションを意識した作品だ。
◆スカッとした最高に良い気分にさせてくれる(80点)
タイ製アクション映画と言えば、生身の体を張った格等系のイメージが強いが、本作はアメリカンコミックが原作のハリウッド製SFヒーローアクションを意識した作品だ。
◆少年と馬による夢のような友情ストーリー(100点)
少年とロバの冒険を描いた劇場用映画『小さなロバ、ビム』(49、日本未公開)でデビューした今は亡きアルベール・ラモリスの監督第二弾作品である本作は、再び少年と動物をメインキャラクターにした物語である。1953年にカンヌ国際映画祭の短編作品賞をはじめ、ジャン・ヴィゴ賞等の数多くの賞を受賞した。日本ではビデオがリリースされたが、既に廃盤となっており、DVDもリリースされていないため“絶滅危惧映像”となっていた。だが、2007年にラモリス監督が本作の四年後に完成させた『赤い風船』(56年度カンヌ国際映画祭短編作品賞受賞)とともにカンヌ国際映画祭に再び出品され、称賛されたことから2008年に両作品のリヴァイバル上映が決定し、二つの名作がスクリーンに甦ることができたのである。しかもデジタルリマスター版として映像が一新されたというオマケ付でのことだ。
◆鮮やかな美しさで綴られた映像詩(100点)
40分の短編作品『白い馬』(52)で世界的に注目を集めたアルベール・ラモリス監督の第二作目で、こちらも36分の短編作品。カンヌ国際映画祭の短編作品賞をはじめ、様々な映画賞を獲得した世界的にも名声が高い最高の名作である。そんな本作がデジタルリマスターによってより鮮明な映像へとパワーアップし、2007年に『白い馬』(53年度短編作品賞受賞)とともに再びカンヌ国際映画祭に出品された(監督週間出品として)。同じ作品が二度に渡って出品されるということは、この映画祭においても史上初の出来事だった。そして、2008年にデジタルリマスター化された両作品のリヴァイバル上映が決定し、再び名作が公のスクリーンに帰ってくることとなった。
◆自然体のイメージで本作を表現(75点)
野坂昭如の高名な原作が今から20年前にアニメ映画化され、多くの人々を涙させ、感動させた。その後、2005年には単発TVドラマ化され、そして今回は実写映画として三度目の映像化となった。
◆美しさに満ち溢れていて観る者を驚愕させる(75点)
有名なカナダ人の写真家エドワード・バーティンスキーが中国を訪れ、産業発展がこの国にもたらせた巨大な影響を写真に捉える姿を記録した環境問題ドキュメンタリー。
◆ほのかな温かさで描かれていて実に嬉しい気持ちにさせてくれる(85点)
16歳の女子高生ジュノ(エレン・ペイジ)は、バンド仲間のポーリー(マイケル・セラ)と興味本位だけでやってしまった性行為によって予期せぬ妊娠をしてしまった。だが、彼女は中絶手段を諦め、生まれた子供をマーク(ジェイソン・ベイトマン)とヴァネッサ(ジェニファー・ガーナー)夫婦の養子にすることを決意する。
◆かつての敵を快く歓迎するという面をしっかりと描いている点が良い(95点)
2003年春、フォトジャーナリストのグレッグ・デイビスは、肝臓ガンで死去した。妻の坂田雅子は、グレッグの友人から「ガンの原因は、ベトナム戦争に出征していた頃に浴びた枯葉剤では?」と指摘された。彼女は、亡くなった夫に対する追悼の意味を込め、枯葉剤に対する疑問を追究するべくベトナムへと赴いた。
◆アニメ世界独特の行動が現実世界で浮きまくる様子が笑いを誘い出す。(95点)
おとぎアニメの世界アンダレーシアに住む心優しいプリンセスのジゼル(実写時=エイミー・アダムス)は、運命的に出会ったエドワード王子(実写時=ジェームス・マースデン)との結婚を直前にこれを極度に妬むナリッサ女王(実写時=スーザン・サランドン)によって現代のニューヨークへと飛ばされてしまう。生身の人間となったジゼルは、はじめての現実の世界に苦労するが、ある夜、バツイチの弁護士ロバート(パトリック・デンプシー)とその娘モーガン(レイチェル・カヴィ)に助けられる。
◆エロスだけが取り柄の良い意味で意味不明な内容の作品となった。(30点)
深夜の成人向けバラエティー番組「奇怪レポート ミニスカ探検隊」の撮影を静岡のとある湖で敢行したが、突然の雨でレポーターのマミ(日高ゆりあ)とスタッフら四人は近くのペンションで宿泊することになる。だが、そこには不思議な美女という感じの女主人の麗美(麻美ゆま)が一人で住んでおり、一行に食事の世話等をしてもてなした。そんな彼女の真の正体は、男たちを誘惑し、精気を吸い尽くして生きる妖女セイレーンであり、ペンションにたった一人残ったカメラマンの山田が彼女の性の餌食となり、他の男たちも山田と同じ目に遭うこととなる。
◆ポップカルチャーのシーンが何よりも作品に魅力を持たせていると言える。(55点)
1965年のニューヨーク。ポップカルチャーのカリスマ的存在アンディ・ウォーホール(ガイ・ピアース)が設立したスタジオ“ファクトリー”には、様々なアーティストが集まっていた。ある日、ケンブリッジ美術学校を中退し、画家を目指してニューヨークへやってきた資産家令嬢イーディ・セジウィック(シエナ・ミラー)がウォーホールと出会う。ウォーホールが手懸けた実験映画に出演したイーディはたちまちポップカルチャーにおける人気者となるが、繊細かつ不安定な精神の彼女は、ドラッグに手を染めてしまう。そんな中、人気ロックスター(ヘイデン・クリステンセン)と出会うのだが・・・・・・。
◆スリリングでテンポもすこぶる良い。(75点)
ベン・アフレック、マット・デイモン、ウェス・クレイヴンというハリウッドの人気スターと若手スタッフたちが送り出すスプラッター・ホラー作品。
◆スピード感と勢いを感じさせる展開は観る者を一気に楽しませてくれる。(70点)
今では『スパイダーマン』シリーズで知られているサム・ライミ監督の『死霊のはらわた』(85)に続く監督第二弾作品。