◆ゲバラを詳しく知っているという方には面白い(60点)
カリスマ的な革命家として、現在でも世界中の多くの人々に愛されているエルネスト・チェ・ゲバラの半生を描いた歴史ドラマ。前編と後編に分けた二部作という力作として仕上がり、上映時間を合計すると四時間を超えてしまう。
◆ゲバラを詳しく知っているという方には面白い(60点)
カリスマ的な革命家として、現在でも世界中の多くの人々に愛されているエルネスト・チェ・ゲバラの半生を描いた歴史ドラマ。前編と後編に分けた二部作という力作として仕上がり、上映時間を合計すると四時間を超えてしまう。
◆見応えはとにかく抜群だ(70点)
1969年から1972年のアポロ計画で、二ール・アームストロングら12人の宇宙飛行士が月に到着してから今年で四十年目となる。ちなみに、この12人以外に月をはじめとする地球以外の天体に到着した者は今のところ誰一人もいないのである。
◆超ハードな悪趣味テイストを発揮させた演出が大きな魅力(80点)
北米で和製バイオレンス系アクション作品を輸入しているビデオメーカー“メディア・ブラスターズ”が、井口昇監督を迎えて製作したB級バイオレンスアクション作品で、“TOKYO SHOCK”と称されるアメリカ出資の日本映画の記念すべき第一弾作品。
◆とにかく自虐的で皮肉たっぷり(80点)
90年代にハリウッドでアクションスターとして一世を風靡し、現在ではビデオ・DVDスルーのB級アクションで地道に活躍し、日本では単館系B級アクションスターとしてスティーブン・セガールやウェズリー・スナイプスとともに“シネパトスBIG3”(私が勝手に命名)、“ヴァンダミング・アクション ”や“ヴァンダボー”といったキャッチフレーズでお馴染みの、“テレ東洋画劇場の顔”として今でも多くの人々に愛されているジャン=クロード・ヴァン・ダム。
◆随所に散りばめられた銃撃戦(70点)
舞台は中国返還が迫るマカオ。香港マフィアのウー(ニック・チョン)は、ボスのフェイ(サイモン・ヤム)を裏切って逃走し、今では妻と赤ん坊と暮らしている。ウーの家の前に四人の男が現れる。フェイにウーの殺害を命じられたブレイズ(アンソニー・ウォン)とタイ(フランシス・ン)、ウーを守ろうとするキャット(ロイ・チョン)とファット(ラム・シュ)。ウーと四人の男たちは、少年時代から仲が良く、共に過ごしてきた仲間であった。五人が揃ったときに凄まじい銃撃戦が繰り広げられるが……。
◆銃撃戦、爆破シーンがダイナミックに描かれていて見応えは十分(75点)
無名時代のシルヴェスター・スタローンが出演していたことでも知られるカルト的なB級カーアクション映画『デス・レース2000年』(75)を、ポール・W・S・アンダーソンが新たなる世界観を形成させてリメイクした。
◆とにかくやり過ぎている(75点)
落ちぶれたアクションスターのダグ(ベン・スティラー)、下ネタが得意なコメディアンのジェフ(ジャック・ブラック)、黒人役になりきるために皮膚を整形手術で黒くしたやり過ぎ演技派役者のカーク(ロバート・ダウニー・Jr)ら五人の役者が、ベトナム戦争の英雄・テイバック(ニック・ノルティ)が執筆した回顧録「トロピック・サンダー」の映画化のために集まった。撮影が開始されたが、予算等の都合で撮影が困難となる。その後、リアリティーを追求した作品にするということで監督らにジャングルへ連れて行かれた五人は、この地で麻薬組織によるホンモノの戦闘に出くわしてしまう。
◆観る者に大きな勇気と希望を与えてくれる(85点)
ウガンダ北部のパトンゴ避難民キャンプで暮らす子供たちが、年に一度だけ開催される全国音楽大会に向けて練習する姿と、大会終了後までを記録したドキュメンタリー作品。
◆ドキュメンタリータッチのゾンビ映画(70点)
ペンシルヴェニア州の山奥で、大学の映画学科の学生たちが卒業用作品としてホラー映画を撮影していた。しかし、彼らは撮影中に「死体が甦り、人々を襲撃している」というニュースをラジオ放送で知る。その後、学生たちはその真実を目の当たりにする。このトンデモナイ状況を生存者たちに伝えることを使命とした学生たちは、危険が迫り来る中、ビデオカメラで撮り続ける。
◆お笑い番組で観られるようなコントに近い(80点)
諜報機関“コントロール”本部が犯罪組織“カオス”に襲撃され、全エージェントの顔や身元がバレてしまう。唯一敵にバレなかったマックスウェル・スマート(スティーブ・カレル)が分析官からエージェントに昇格する。憧れの役職をゲットしたスマートはエージェント86となり、整形手術をしたばかりの凄腕美女エージェント99(アン・ハサウェイ)とタッグを組んでカオスに挑む。
◆作品に対する敬意が込められている(70点)
未だにビデオテープしか置いていないレンタルビデオ店で、フレッチャー店長(ダニー・グローヴァー)から店番を任されたマイク(モス・デフ)。彼の幼馴染で風変わりな男ジェリー(ジャック・ブラック)が発電所でいたずらをやらかし、自身が電磁波を浴びてしまう。これが原因で店のテープの映像が抹消されるハメとなる。マイクとジェリーは、消えてしまった映像を勝手に自主製作する。
◆スプラッター度は既に100%を越えている(85点)
アメリカ資本で製作された日本映画“TOKYO SHOCK”シリーズの第二弾。監督は、シリーズ第一弾『片腕マシンガール』(08)で特殊メイク、造形を担当した西村喜廣。