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	<title>映画批評なら映画ジャッジ！ &#187; 見映画批評</title>
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	<description>最新映画の批評が満載！批評家による映画批評を参考にされて、良い映画を見て頂く為のサイトです。</description>
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		<title>50/50</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13188.html</link>
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		<pubDate>Tue, 29 Nov 2011 20:30:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

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		<description><![CDATA[やはり持つべきものは友、言い古されたことをさらりとしかししみじみと感じさせる。（点数　70点） (C)2011 IWC Productions, LLC 5年後生存率が50%なのに、実感がわかずどこか他人事のよう。母親は 過剰に干渉し、恋人は逃げ出してしまっても、対応に追われる自分を 別の自分が観察しているかのごとき距離感が心地よい。そんな、いつ もはにかんだ笑顔で感情をコントロールし、なるべく周囲に迷惑をか けまいと振る舞う主人公の心情が濃やかに描きこまれる。もちろん死 ぬのは怖い、だがじたばたする姿を見せるのもみっともない。重篤な 病に侵されながらも事実を受け止め、悲壮感を漂わせず淡々と治療を 受けていく過程が清々しい。 【ネタバレ注意】 ラジオ局に勤めるアダムは腰部のガンと診断され、抗ガン剤の点滴を 受ける。病院への送り迎えをしてくれていたガールフレンドは去り、 親友のカイルとつるんでいるが、徐々に体調が悪化していく。 病状の進行による体の変化よりも、彼の病気を知った人々の変化にア ダムは戸惑う。憐れみを含んだ目で見られたり、必要以上に気を回さ れたり、特別扱いのせいで居心地悪い思いをする。だが、カイルだけ はアダムのガンを利用してナンパしたりするなど、アダムが落ち込ま ないように笑わせ励ましてくれる。 やがて行状は悪化し、手術しないと助からなくなるが、そんな時もカ イルはいつもアダムのそばにいる。やはり持つべきものは友、言い古 されたことをさらりとしかししみじみと感じさせるその後の仕掛けは 非常に洗練されていた。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>やはり持つべきものは友、言い古されたことをさらりとしかししみじみと感じさせる。（点数　70点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/50.jpg" border="0" /><br />
(C)2011 IWC Productions, LLC
</p>
<p>5年後生存率が50%なのに、実感がわかずどこか他人事のよう。母親は<br />
過剰に干渉し、恋人は逃げ出してしまっても、対応に追われる自分を<br />
別の自分が観察しているかのごとき距離感が心地よい。そんな、いつ<br />
もはにかんだ笑顔で感情をコントロールし、なるべく周囲に迷惑をか<br />
けまいと振る舞う主人公の心情が濃やかに描きこまれる。もちろん死<br />
ぬのは怖い、だがじたばたする姿を見せるのもみっともない。重篤な<br />
病に侵されながらも事実を受け止め、悲壮感を漂わせず淡々と治療を<br />
受けていく過程が清々しい。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13188"></span></p>
<p>ラジオ局に勤めるアダムは腰部のガンと診断され、抗ガン剤の点滴を<br />
受ける。病院への送り迎えをしてくれていたガールフレンドは去り、<br />
親友のカイルとつるんでいるが、徐々に体調が悪化していく。</p>
<p>病状の進行による体の変化よりも、彼の病気を知った人々の変化にア<br />
ダムは戸惑う。憐れみを含んだ目で見られたり、必要以上に気を回さ<br />
れたり、特別扱いのせいで居心地悪い思いをする。だが、カイルだけ<br />
はアダムのガンを利用してナンパしたりするなど、アダムが落ち込ま<br />
ないように笑わせ励ましてくれる。</p>
<p>やがて行状は悪化し、手術しないと助からなくなるが、そんな時もカ<br />
イルはいつもアダムのそばにいる。やはり持つべきものは友、言い古<br />
されたことをさらりとしかししみじみと感じさせるその後の仕掛けは<br />
非常に洗練されていた。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13187.html</link>
		<comments>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13187.html#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 29 Nov 2011 20:26:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13187</guid>
		<description><![CDATA[3Dへの変換が体感型ゲーム機のシュミレーターに乗っている気分にさせてくれる。（点数　60点） (C)2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved. ちりばめられた財宝への手がかりは謎に満ち、容赦なく襲いかかって くる敵は何度撃退してもまた姿を現し、目くるめくカメラワークは疾 走するバイクのスピード感と飛行機が空中を舞う浮遊感を味あわせる。 映画は、息もつかせぬ展開で観客の目を釘付けにしようとする「レイ ダーズ」シリーズで徹底的に追及してきた冒険活劇の神髄を、洗練さ れた表現技術でスクリーンによみがえらせる。デジタル合成でハイパ ーリアルに再現された小道具や背景は実物以上の質感を持ち、登場人 物の所作や感情もより細かい筋肉の動きで見せ、人間の目では処理し きれないほどの膨大な情報量だ。 【ネタバレ注意】 記者のタンタンは帆船の模型に隠されていた財宝のありかが記された 羊皮紙のメッセージを見つけていたために、サッカリンという男に拉 致される。貨物船に移送されたタンタンはハドック船長と知り合う。 タンタンとハドックはサッカリンより先に3つ目のメッセージを手に入 れようとするが、当然サッカリンの執拗な追撃を受け、そのたびに機 転を利かせて危機を切り抜ける。貨物船からの脱出、飛行機での逃避 と不時着、そして軍船と海賊船の壮絶な海戦の記憶など壮大なスケー ルで描かれたシーンには圧倒されるばかりだ。 さらにモロッコを舞台にした大追跡劇はスピルバーグ作品のエッセン スがすべて凝縮され、3Dへの変換が体感型ゲーム機のシュミレーター に乗っている気分にさせてくれる。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>3Dへの変換が体感型ゲーム機のシュミレーターに乗っている気分にさせてくれる。（点数　60点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/tantan.jpg" border="0" /><br />
(C)2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
</p>
<p>ちりばめられた財宝への手がかりは謎に満ち、容赦なく襲いかかって<br />
くる敵は何度撃退してもまた姿を現し、目くるめくカメラワークは疾<br />
走するバイクのスピード感と飛行機が空中を舞う浮遊感を味あわせる。<br />
映画は、息もつかせぬ展開で観客の目を釘付けにしようとする「レイ<br />
ダーズ」シリーズで徹底的に追及してきた冒険活劇の神髄を、洗練さ<br />
れた表現技術でスクリーンによみがえらせる。デジタル合成でハイパ<br />
ーリアルに再現された小道具や背景は実物以上の質感を持ち、登場人<br />
物の所作や感情もより細かい筋肉の動きで見せ、人間の目では処理し<br />
きれないほどの膨大な情報量だ。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13187"></span></p>
<p>記者のタンタンは帆船の模型に隠されていた財宝のありかが記された<br />
羊皮紙のメッセージを見つけていたために、サッカリンという男に拉<br />
致される。貨物船に移送されたタンタンはハドック船長と知り合う。</p>
<p>タンタンとハドックはサッカリンより先に3つ目のメッセージを手に入<br />
れようとするが、当然サッカリンの執拗な追撃を受け、そのたびに機<br />
転を利かせて危機を切り抜ける。貨物船からの脱出、飛行機での逃避<br />
と不時着、そして軍船と海賊船の壮絶な海戦の記憶など壮大なスケー<br />
ルで描かれたシーンには圧倒されるばかりだ。</p>
<p>さらにモロッコを舞台にした大追跡劇はスピルバーグ作品のエッセン<br />
スがすべて凝縮され、3Dへの変換が体感型ゲーム機のシュミレーター<br />
に乗っている気分にさせてくれる。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ハードロマンチッカー</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13186.html</link>
		<comments>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13186.html#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 29 Nov 2011 20:22:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[-低得点映画]]></category>
		<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13186</guid>
		<description><![CDATA[触れると切れるギラギラした肉体性は危うさと脆さの両刃の剣、狂気が正気とも思える感覚を見事に体現していた。（点数　40点） (C)2011「ハードロマンチッカー」製作委員会 顔が腫れあがっても殴り続け、のた打ち回っても蹴り続ける。時に鉄 パイプや金属バットでぶちのめし、女でも手加減しない。喧嘩の強さ がものをいう荒れ果てた町、己の腕力と度胸を頼りに生きる一匹狼。 その研ぎ澄まされた目はいつ暴走のスイッチが入るかわからない危険 を孕んでいる。映画はそんな主人公の殺伐とした日常に観客を放り込 み、まるで異邦人のごとく方向性不明の不安を味わせてくれる。 【ネタバレ注意】 下関のチンピラ・グーは朝高の不良をボコったために朝高グループか ら追われる羽目になる。その後もトルエン売人などともトラブルを起 こすが、小倉のヤクザにスカウトされてクラブのマネージャーになる。 グーは在日朝鮮人でありながら日本人とつるんで朝鮮人たちと距離を 置いている。一方で日本人から信頼を得ているわけではない、地元の 不良コミュニティでは中途半端なポジション。ところが、グーは決し てアイデンティティに悩んだりせず、ただ自ら火種を撒き、拳をふる い鉄パイプを振り回して立場を悪くしていく。グーを演じる松田翔太 の、触れると切れるギラギラした肉体性は危うさと脆さの両刃の剣、 狂気が正気とも思える感覚を見事に体現していた。 だが、もう少し足元が不安定な若者のヒリヒリする痛みややり場のな い怒り・不満といった感情を描きこんで何らかの主張をすべきなので はないか。もしかして、メッセージのなさこそが、人生に希望を見い だせない現代の閉塞感を象徴していたのかもしれないが。。。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>触れると切れるギラギラした肉体性は危うさと脆さの両刃の剣、狂気が正気とも思える感覚を見事に体現していた。（点数　40点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/hard-roman-ticcer.jpg" border="0" /><br />
(C)2011「ハードロマンチッカー」製作委員会
</p>
<p>顔が腫れあがっても殴り続け、のた打ち回っても蹴り続ける。時に鉄<br />
パイプや金属バットでぶちのめし、女でも手加減しない。喧嘩の強さ<br />
がものをいう荒れ果てた町、己の腕力と度胸を頼りに生きる一匹狼。<br />
その研ぎ澄まされた目はいつ暴走のスイッチが入るかわからない危険<br />
を孕んでいる。映画はそんな主人公の殺伐とした日常に観客を放り込<br />
み、まるで異邦人のごとく方向性不明の不安を味わせてくれる。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13186"></span></p>
<p>下関のチンピラ・グーは朝高の不良をボコったために朝高グループか<br />
ら追われる羽目になる。その後もトルエン売人などともトラブルを起<br />
こすが、小倉のヤクザにスカウトされてクラブのマネージャーになる。</p>
<p>グーは在日朝鮮人でありながら日本人とつるんで朝鮮人たちと距離を<br />
置いている。一方で日本人から信頼を得ているわけではない、地元の<br />
不良コミュニティでは中途半端なポジション。ところが、グーは決し<br />
てアイデンティティに悩んだりせず、ただ自ら火種を撒き、拳をふる<br />
い鉄パイプを振り回して立場を悪くしていく。グーを演じる松田翔太<br />
の、触れると切れるギラギラした肉体性は危うさと脆さの両刃の剣、<br />
狂気が正気とも思える感覚を見事に体現していた。</p>
<p>だが、もう少し足元が不安定な若者のヒリヒリする痛みややり場のな<br />
い怒り・不満といった感情を描きこんで何らかの主張をすべきなので<br />
はないか。もしかして、メッセージのなさこそが、人生に希望を見い<br />
だせない現代の閉塞感を象徴していたのかもしれないが。。。 </p>
]]></content:encoded>
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		</item>
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		<title>アーサー・クリスマスの大冒険</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13185.html</link>
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		<pubDate>Tue, 29 Nov 2011 20:17:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

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		<description><![CDATA[戦争映画とスパイアクションを融合したスタイルのプレゼント配布大作戦は、圧倒的なスリルとスピード感で見る者の目を引き付けて離さない。（点数　60点） 夜空を覆い尽くす巨大なステルス機から数百人のレンジャー隊員が街 に降下、窓や煙突から民家に忍びこんでロックを解除して、子供たち が寝静まった部屋にプレゼントを置いて誰にも見つからずに撤収する。 戦争映画とスパイアクションを融合したスタイルのプレゼント配布大 作戦は、圧倒的なスリルとスピード感で見る者の目を引き付けて離さ ない。映画は、クリスマスイブの夜、世界中の子供たちの願いを叶え るサンタクロース一家と妖精たちの奮闘ぶりから、ブランドイメージ を守る大切さを説く。 【ネタバレ注意】 サンタクロースとその長男・スティーブはプレゼントの配達を終える が、一人の少女に渡し忘れてしまう。弟のアーサーはおじいサンタと ともに古いそりとトナカイでプレゼントを届けに行く。 もはやサンタの仕事も効率を競う時代、大胆な機械化とIT化で作業能 率は大幅アップしている。だが、スティーブはただ時間内に業務を終 えることが目的になっている。一方、サンタクロースの一族として何 一つ満足にできないアーサーは子供たちへの思いだけは強く、少女の 夢を壊すのは断固拒否。そんな彼の決意が冒険の旅に駆り立てる。 “CGによってアニメは飛躍的に表現力をつけたが手書きアニメの頃の ぬくもりを伝える魂を忘れたわけではない”。映画製作者自身が、プ レゼントを直接デリバリーするアーサーの活躍を通じて、そう宣言し ているように思えた。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>戦争映画とスパイアクションを融合したスタイルのプレゼント配布大作戦は、圧倒的なスリルとスピード感で見る者の目を引き付けて離さない。（点数　60点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/arthur-christmas.jpg" border="0" />
</p>
<p>夜空を覆い尽くす巨大なステルス機から数百人のレンジャー隊員が街<br />
に降下、窓や煙突から民家に忍びこんでロックを解除して、子供たち<br />
が寝静まった部屋にプレゼントを置いて誰にも見つからずに撤収する。<br />
戦争映画とスパイアクションを融合したスタイルのプレゼント配布大<br />
作戦は、圧倒的なスリルとスピード感で見る者の目を引き付けて離さ<br />
ない。映画は、クリスマスイブの夜、世界中の子供たちの願いを叶え<br />
るサンタクロース一家と妖精たちの奮闘ぶりから、ブランドイメージ<br />
を守る大切さを説く。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13185"></span></p>
<p>サンタクロースとその長男・スティーブはプレゼントの配達を終える<br />
が、一人の少女に渡し忘れてしまう。弟のアーサーはおじいサンタと<br />
ともに古いそりとトナカイでプレゼントを届けに行く。</p>
<p>もはやサンタの仕事も効率を競う時代、大胆な機械化とIT化で作業能<br />
率は大幅アップしている。だが、スティーブはただ時間内に業務を終<br />
えることが目的になっている。一方、サンタクロースの一族として何<br />
一つ満足にできないアーサーは子供たちへの思いだけは強く、少女の<br />
夢を壊すのは断固拒否。そんな彼の決意が冒険の旅に駆り立てる。</p>
<p>“CGによってアニメは飛躍的に表現力をつけたが手書きアニメの頃の<br />
ぬくもりを伝える魂を忘れたわけではない”。映画製作者自身が、プ<br />
レゼントを直接デリバリーするアーサーの活躍を通じて、そう宣言し<br />
ているように思えた。 </p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13180.html</link>
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		<pubDate>Thu, 24 Nov 2011 02:35:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13180</guid>
		<description><![CDATA[日々の出来事にはすべて人の思いがこもっていることを思い出させてくれる作品だった。（点数　60点） (C)2011「RAILWAYS2」製作委員会 妻を労ってやるのが思いやりと考えている夫、しかし妻が求めていた のは優しさなどではなく夫の理解。家族のために頑張ってきたと信じ ている彼と、これからは自分のために時間を使いたい彼女は、それぞ れが転機を迎えて決断を下す。峻嶮な山脈が町に迫り、単線を2両電車 が走る田園、そして人々の小さな日常。平凡な人生にもひとつひとつ にドラマがあり、日々の出来事にはすべて人の思いがこもっているこ とを思い出させてくれる作品だった。 【ネタバレ注意】 定年まであと1カ月になった運転士の滝島は、妻の佐和子から「看護師 として働きたい」といわれる。頭ごなしに反対すると佐和子は家出、 結婚指輪と共に離婚届を残していく。 30年以上も無事故無違反を続けた滝島は、新人の指導担当になっても 無駄口ひとつきかない。まじめそのものの実直さは運転士の資質に必 要なものなのだろう。だが、秩序や正確さを優先する性格は、家庭で は退屈で融通の利かない夫・父と妻子の目に映っている。そんな滝島 の胸に、夫婦円満の秘訣はけんかした時はまず己に原因がないか省み るという同僚の言葉が突き刺さる。 一方で、三行半を突き付けた佐和子もどこかで滝島が折れるのを期待 している。愛はもう冷めた、でもなんか使い慣れた道具のような愛着 をお互いに持っている。ふたりの微妙にすれ違う感情をカメラは丁寧 に掬い取り、年齢を重ねた者だけに許された味わい深い共感を呼ぶ。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>日々の出来事にはすべて人の思いがこもっていることを思い出させてくれる作品だった。（点数　60点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/railways.jpg" border="0" /><br />
(C)2011「RAILWAYS2」製作委員会
</p>
<p>妻を労ってやるのが思いやりと考えている夫、しかし妻が求めていた<br />
のは優しさなどではなく夫の理解。家族のために頑張ってきたと信じ<br />
ている彼と、これからは自分のために時間を使いたい彼女は、それぞ<br />
れが転機を迎えて決断を下す。峻嶮な山脈が町に迫り、単線を2両電車<br />
が走る田園、そして人々の小さな日常。平凡な人生にもひとつひとつ<br />
にドラマがあり、日々の出来事にはすべて人の思いがこもっているこ<br />
とを思い出させてくれる作品だった。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13180"></span></p>
<p>定年まであと1カ月になった運転士の滝島は、妻の佐和子から「看護師<br />
として働きたい」といわれる。頭ごなしに反対すると佐和子は家出、<br />
結婚指輪と共に離婚届を残していく。</p>
<p>30年以上も無事故無違反を続けた滝島は、新人の指導担当になっても<br />
無駄口ひとつきかない。まじめそのものの実直さは運転士の資質に必<br />
要なものなのだろう。だが、秩序や正確さを優先する性格は、家庭で<br />
は退屈で融通の利かない夫・父と妻子の目に映っている。そんな滝島<br />
の胸に、夫婦円満の秘訣はけんかした時はまず己に原因がないか省み<br />
るという同僚の言葉が突き刺さる。</p>
<p>一方で、三行半を突き付けた佐和子もどこかで滝島が折れるのを期待<br />
している。愛はもう冷めた、でもなんか使い慣れた道具のような愛着<br />
をお互いに持っている。ふたりの微妙にすれ違う感情をカメラは丁寧<br />
に掬い取り、年齢を重ねた者だけに許された味わい深い共感を呼ぶ。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ラブ・アゲイン</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13179.html</link>
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		<pubDate>Thu, 24 Nov 2011 02:29:24 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13179</guid>
		<description><![CDATA[コミカルな演出とエスプリのきいたセリフで最後までテンポよく楽しませてくれる作品だった。 （点数　60点） (C)2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. テーブルの下で足を絡ませ、磨き上げた靴のつま先で囁きあう男と女。 ディナーの後の愉しみを先取りするかのようなエロティックなショッ トの直後、冴えないスニーカーを履いた男の足が映される。もちろん 会話は弾まず女は退屈している。そんな、男の魅力磨きを怠った夫を 見限った妻の苛立ちを足元のみで表現する導入部はセクシーなほど洗 練され、たちまち物語の中に引き込んでくれる。 【ネタバレ注意】 妻のエミリーに離婚を切り出されたキャルがバーで飲んだくれている と、ナンパ師のジェイコブに声をかけられる。キャルはイケてるオヤ ジを目指すべくジェイコブの指南を受け、センスを改造してもらう。 変身したキャルは次々と女を口説き一人暮らしの寂しさを埋めようと するが、エミリーへの未練は絶ち難く胸の空白は満たされない。一方 でジェイコブは司法研修生のハンナに直感を覚える。さらに息子のロ ビーがベビーシッターのジェシカに熱を上げるが、なぜかジェシカは キャルに憧れている。 キャルを取り巻く人間関係は複雑に絡み合うが、みなフリーセックス を謳歌しながらも魂のレベルで惹きつけ合う異性を探し求めている。 人生における幸福とは物質的な豊かさではない、愛情と信頼で結ばれ た相手を見つけることだという手垢のついたテーマながら、巧みな伏 線と先の読めない展開、コミカルな演出とエスプリのきいたセリフで 最後までテンポよく楽しませてくれる作品だった。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>コミカルな演出とエスプリのきいたセリフで最後までテンポよく楽しませてくれる作品だった。 （点数　60点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/love.jpg" border="0" /><br />
(C)2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
</p>
<p>テーブルの下で足を絡ませ、磨き上げた靴のつま先で囁きあう男と女。<br />
ディナーの後の愉しみを先取りするかのようなエロティックなショッ<br />
トの直後、冴えないスニーカーを履いた男の足が映される。もちろん<br />
会話は弾まず女は退屈している。そんな、男の魅力磨きを怠った夫を<br />
見限った妻の苛立ちを足元のみで表現する導入部はセクシーなほど洗<br />
練され、たちまち物語の中に引き込んでくれる。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13179"></span></p>
<p>妻のエミリーに離婚を切り出されたキャルがバーで飲んだくれている<br />
と、ナンパ師のジェイコブに声をかけられる。キャルはイケてるオヤ<br />
ジを目指すべくジェイコブの指南を受け、センスを改造してもらう。</p>
<p>変身したキャルは次々と女を口説き一人暮らしの寂しさを埋めようと<br />
するが、エミリーへの未練は絶ち難く胸の空白は満たされない。一方<br />
でジェイコブは司法研修生のハンナに直感を覚える。さらに息子のロ<br />
ビーがベビーシッターのジェシカに熱を上げるが、なぜかジェシカは<br />
キャルに憧れている。</p>
<p>キャルを取り巻く人間関係は複雑に絡み合うが、みなフリーセックス<br />
を謳歌しながらも魂のレベルで惹きつけ合う異性を探し求めている。<br />
人生における幸福とは物質的な豊かさではない、愛情と信頼で結ばれ<br />
た相手を見つけることだという手垢のついたテーマながら、巧みな伏<br />
線と先の読めない展開、コミカルな演出とエスプリのきいたセリフで<br />
最後までテンポよく楽しませてくれる作品だった。 </p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>アントキノイノチ</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13175.html</link>
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		<pubDate>Mon, 21 Nov 2011 21:27:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

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		<description><![CDATA[絶望と死の影に押しつぶされそうなゆっくりとしたテンポの映像からは、繊細な主人公の喪失感が重くのしかかってくるようだ。（点数　70点） (C)2011「アントキノイノチ」製作委員会 遺品に焼き付けられた故人の思い、それは残された者に思い出となっ て直接語りかけてくる。愛した記憶、愛された記憶、忘れていた場面 が脳裏によみがえる時、人は命のつながりを感じるのだ。一方で、無 念をいだたまま死んだ人、過去を共有する血縁者のいない人もいる。 それでも、他人に覚えていてもらうことで、確かに存在したという証 を残す。物語は、心が壊れた青年が遺品整理の現場で働くうちに、す べての人間は誰かと繋がっていると気づいていく過程を描く。絶望と 死の影に押しつぶされそうなゆっくりとしたテンポの映像からは、繊 細な主人公の喪失感が重くのしかかってくるようだ。 【ネタバレ注意】 高校時代、親友の自殺で精神のバランスを失った杏平は遺品整理業者 で働き始める。ハエやゴキブリがわき、ごみが散乱する孤独死のアパ ートを片付けるうちに、生きるとは何かを考え始める。 誰にも看取られずに逝った人々は、何らかの理由で家族と音信不通に なった人ばかり。だが、遺族に憎まれ遺産すら引き取りを拒否される 人でも、本当は家族に会いたい気持ちを引きずっていた事実がモノを 通じて語られる。杏平はそういった経験を積むうちに、己の人生もま た両親や友人と確実に影響し合っているのを学んでいく。 特に老人ホームで息を引き取った女性の夫が留守電のテープを繰り返 し聞いて妻の願いを知るシーンは、人は死んでも苦楽を共にした人の 胸の内で輝き続けることを思い出させてくれる。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>絶望と死の影に押しつぶされそうなゆっくりとしたテンポの映像からは、繊細な主人公の喪失感が重くのしかかってくるようだ。（点数　70点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/antoki.jpg" border="0" /><br />
(C)2011「アントキノイノチ」製作委員会
</p>
<p>遺品に焼き付けられた故人の思い、それは残された者に思い出となっ<br />
て直接語りかけてくる。愛した記憶、愛された記憶、忘れていた場面<br />
が脳裏によみがえる時、人は命のつながりを感じるのだ。一方で、無<br />
念をいだたまま死んだ人、過去を共有する血縁者のいない人もいる。<br />
それでも、他人に覚えていてもらうことで、確かに存在したという証<br />
を残す。物語は、心が壊れた青年が遺品整理の現場で働くうちに、す<br />
べての人間は誰かと繋がっていると気づいていく過程を描く。絶望と<br />
死の影に押しつぶされそうなゆっくりとしたテンポの映像からは、繊<br />
細な主人公の喪失感が重くのしかかってくるようだ。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13175"></span></p>
<p>高校時代、親友の自殺で精神のバランスを失った杏平は遺品整理業者<br />
で働き始める。ハエやゴキブリがわき、ごみが散乱する孤独死のアパ<br />
ートを片付けるうちに、生きるとは何かを考え始める。</p>
<p>誰にも看取られずに逝った人々は、何らかの理由で家族と音信不通に<br />
なった人ばかり。だが、遺族に憎まれ遺産すら引き取りを拒否される<br />
人でも、本当は家族に会いたい気持ちを引きずっていた事実がモノを<br />
通じて語られる。杏平はそういった経験を積むうちに、己の人生もま<br />
た両親や友人と確実に影響し合っているのを学んでいく。</p>
<p>特に老人ホームで息を引き取った女性の夫が留守電のテープを繰り返<br />
し聞いて妻の願いを知るシーンは、人は死んでも苦楽を共にした人の<br />
胸の内で輝き続けることを思い出させてくれる。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>新少林寺</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13174.html</link>
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		<pubDate>Mon, 21 Nov 2011 21:23:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13174</guid>
		<description><![CDATA[頭を丸めて煩悩を払おうとする候杰の決意は、人は何歳になってもやり直せることを教えてくれる。（点数　60点） (C)2011 Emperor Classic Films Company Limited All Rights Reserved 拳銃や小銃を持った兵士に対しても手にする武器は棍棒や剣。武術鍛 錬を通じて己を高めようとする僧たちは、圧倒的な不利にもかかわら ず敵に背中を見せない。それは西洋の物質文明には屈しない、科学力 では劣っていても4000年の歴史を持つ文化の力では決して負けていな いという中国人の矜持。革命と内戦・欧米の介入、時代の荒波は外界 とは隔絶した寺院の中で修業を積む僧たちにも襲い掛かり、容赦なく 戦乱に巻き込んでいく。 【ネタバレ注意】 辛亥革命直後、軍閥の指揮官・候杰は少林寺に逃げ込んだ敵将を殺害 する。その後、義兄でもある将軍を暗殺しようとするが、腹心の部下 ・曹蛮の裏切りにあい、重傷の娘を抱えて少林寺に助けを求める。 かつて土足で蹂躙した少林寺の僧たちに救われて、候杰は過去を見つ めなおす。権力のみを目的に生きていた人生が、自分を信頼してくれ ていた将軍の寝首をかくつもりが信頼していた部下に足元をすくわれ る結果に終わった皮肉。一方で僧たちは慈善事業に励み、武術を学ん でもそれを自己の欲望を満たすために使わず、魂の高みを目指してい る。そんな彼らの生き方に触れ、頭を丸めて煩悩を払おうとする候杰 の決意は、人は何歳になってもやり直せることを教えてくれる。 人が作ったものはいつか壊される、しかし、人が伝え守ってきた少林 寺の精神は途絶えはしない、雪の降る中修練に励む少年僧たちの姿は 1500年受け継がれてきた少林寺の思想と次世代への希望を象徴する。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>頭を丸めて煩悩を払おうとする候杰の決意は、人は何歳になってもやり直せることを教えてくれる。（点数　60点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/shin.jpg" border="0" /><br />
(C)2011 Emperor Classic Films Company Limited All Rights Reserved
</p>
<p>拳銃や小銃を持った兵士に対しても手にする武器は棍棒や剣。武術鍛<br />
錬を通じて己を高めようとする僧たちは、圧倒的な不利にもかかわら<br />
ず敵に背中を見せない。それは西洋の物質文明には屈しない、科学力<br />
では劣っていても4000年の歴史を持つ文化の力では決して負けていな<br />
いという中国人の矜持。革命と内戦・欧米の介入、時代の荒波は外界<br />
とは隔絶した寺院の中で修業を積む僧たちにも襲い掛かり、容赦なく<br />
戦乱に巻き込んでいく。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13174"></span></p>
<p>辛亥革命直後、軍閥の指揮官・候杰は少林寺に逃げ込んだ敵将を殺害<br />
する。その後、義兄でもある将軍を暗殺しようとするが、腹心の部下<br />
・曹蛮の裏切りにあい、重傷の娘を抱えて少林寺に助けを求める。</p>
<p>かつて土足で蹂躙した少林寺の僧たちに救われて、候杰は過去を見つ<br />
めなおす。権力のみを目的に生きていた人生が、自分を信頼してくれ<br />
ていた将軍の寝首をかくつもりが信頼していた部下に足元をすくわれ<br />
る結果に終わった皮肉。一方で僧たちは慈善事業に励み、武術を学ん<br />
でもそれを自己の欲望を満たすために使わず、魂の高みを目指してい<br />
る。そんな彼らの生き方に触れ、頭を丸めて煩悩を払おうとする候杰<br />
の決意は、人は何歳になってもやり直せることを教えてくれる。</p>
<p>人が作ったものはいつか壊される、しかし、人が伝え守ってきた少林<br />
寺の精神は途絶えはしない、雪の降る中修練に励む少年僧たちの姿は<br />
1500年受け継がれてきた少林寺の思想と次世代への希望を象徴する。 </p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>指輪をはめたい</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13173.html</link>
		<comments>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13173.html#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 21 Nov 2011 21:18:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13173</guid>
		<description><![CDATA[結婚を目の前にした男の、「この女でいいのか」の気持ちがリアルだ。（点数　50点） (C)2011 Kino Films. All Rights Reserved. 気がつくと3人の女が婚約者になっている。美しく頭脳も明晰な完璧な 同僚、セクシーでさばさばした性格の風俗嬢、古風で尽くすタイプだ がずれている人形劇師。それぞれに魅力を感じつつも、誰が本物の婚 約者か見当がつかない。映画はそんな主人公の幸せな災難をコミカル に描く。なくした記憶を取り戻すために彼女たちと愛を確認していく 姿は、まさに彼自身の自分探し。その過程で、1人を選べない心の弱さ が露呈していく。決められないのは逃げているだけ、結婚を目の前に した男の、「この女でいいのか」の気持ちがリアルだ。 【ネタバレ注意】 営業先で頭を打った輝彦は、恋人のデータをすっぽり忘れてしまう。 さらにかばんから婚約指輪が見つかり、我こそ婚約者と名乗る女が3人 現れる。わけのわからない輝彦は、謎の少女・エミに相談する。 3人の女はある意味、男の理想像ともいえる存在。ただ、その中から1 人に絞るとなるとみなどこか物足りず、踏ん切りがつかない。3人との 日替わりデートは楽しいはずなのに、結婚という現実が重くのしかか ってくると途端に憂欝なものになっていく。 それでも結論をズルズル先延ばしにする輝彦には、もはやモテモテの うらやましさより、悲壮感を覚える。あり得ない設定ながら、非常に ファンタジックな映像が独特の世界観を作り上げ、輝彦の逡巡を明る い苦悩に変えている。この物語に登場する女たちは、輝彦にもてあそ ばれた被害者なのに、皆輝彦に優しい。それは彼の人徳なのだろうか。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>結婚を目の前にした男の、「この女でいいのか」の気持ちがリアルだ。（点数　50点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/yubiwa.jpg" border="0" /><br />
(C)2011 Kino Films. All Rights Reserved.
</p>
<p>気がつくと3人の女が婚約者になっている。美しく頭脳も明晰な完璧な<br />
同僚、セクシーでさばさばした性格の風俗嬢、古風で尽くすタイプだ<br />
がずれている人形劇師。それぞれに魅力を感じつつも、誰が本物の婚<br />
約者か見当がつかない。映画はそんな主人公の幸せな災難をコミカル<br />
に描く。なくした記憶を取り戻すために彼女たちと愛を確認していく<br />
姿は、まさに彼自身の自分探し。その過程で、1人を選べない心の弱さ<br />
が露呈していく。決められないのは逃げているだけ、結婚を目の前に<br />
した男の、「この女でいいのか」の気持ちがリアルだ。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13173"></span></p>
<p>営業先で頭を打った輝彦は、恋人のデータをすっぽり忘れてしまう。<br />
さらにかばんから婚約指輪が見つかり、我こそ婚約者と名乗る女が3人<br />
現れる。わけのわからない輝彦は、謎の少女・エミに相談する。</p>
<p>3人の女はある意味、男の理想像ともいえる存在。ただ、その中から1<br />
人に絞るとなるとみなどこか物足りず、踏ん切りがつかない。3人との<br />
日替わりデートは楽しいはずなのに、結婚という現実が重くのしかか<br />
ってくると途端に憂欝なものになっていく。</p>
<p>それでも結論をズルズル先延ばしにする輝彦には、もはやモテモテの<br />
うらやましさより、悲壮感を覚える。あり得ない設定ながら、非常に<br />
ファンタジックな映像が独特の世界観を作り上げ、輝彦の逡巡を明る<br />
い苦悩に変えている。この物語に登場する女たちは、輝彦にもてあそ<br />
ばれた被害者なのに、皆輝彦に優しい。それは彼の人徳なのだろうか。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>家族の庭</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13172.html</link>
		<comments>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13172.html#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 21 Nov 2011 21:13:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13172</guid>
		<description><![CDATA[少し己を客観視できず感情を抑制できないおばさんをレスリー・マンヴィルが好演。（点数　70点） (C)2010 UNTITLED 09 LIMITED, UK FILM COUNCIL AND CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION まるで沈黙を恐れるかのように絶え間なくしゃべり続ける中年女。寂 しさを隠そうとしている反面、孤独な心を理解してもらいたいと強く 願っているようでもある。夢はあった、そして叶った、しかし現実と いう嵐の前で徐々に色あせ、ついには無残に壊れてしまった。映画は そんな彼女の心境を赤いクルマで象徴する。きっといい人なのだろう、 ただ少し己を客観視できず感情を抑制できないおばさんをレスリー・ マンヴィルが好演。まだまだチャーミングだと思い込んで頑張ってい るけれど、どこかズレている女心のイタさと哀しさを見事に表現して いた。 【ネタバレ注意】 トムとジェリーの老夫婦と息子のジョーは良好な親子関係を築いてい る。ある日、ジェリーの同僚・メアリーを家に招くが、メアリーは男 運の悪さを嘆き中古車を買う予定を語った後、泥酔して眠りこける。 バーでちょっとセクシーな男に秋波を送ったり、独身のジョーに必死 でアプローチするメアリー。おそらく50歳は越えている、なのに恋の 現役にしがみつこうとする。その後もジョーの恋人・ケイティに対し て露骨な不快感と対抗心をむき出しにするシーンは滑稽で、女として の勝負は明白なのにそれでも「非」と「負け」に納得できずすねる姿 はむしろ憐れみすら誘うほどだった。 食卓ではふたりの弾む会話に口をはさめないメアリーの所在なさげな 表情が印象的だった。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>少し己を客観視できず感情を抑制できないおばさんをレスリー・マンヴィルが好演。（点数　70点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/kazoku.jpg" border="0" /><br />
(C)2010 UNTITLED 09 LIMITED, UK FILM COUNCIL AND CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
</p>
<p>まるで沈黙を恐れるかのように絶え間なくしゃべり続ける中年女。寂<br />
しさを隠そうとしている反面、孤独な心を理解してもらいたいと強く<br />
願っているようでもある。夢はあった、そして叶った、しかし現実と<br />
いう嵐の前で徐々に色あせ、ついには無残に壊れてしまった。映画は<br />
そんな彼女の心境を赤いクルマで象徴する。きっといい人なのだろう、<br />
ただ少し己を客観視できず感情を抑制できないおばさんをレスリー・<br />
マンヴィルが好演。まだまだチャーミングだと思い込んで頑張ってい<br />
るけれど、どこかズレている女心のイタさと哀しさを見事に表現して<br />
いた。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13172"></span></p>
<p>トムとジェリーの老夫婦と息子のジョーは良好な親子関係を築いてい<br />
る。ある日、ジェリーの同僚・メアリーを家に招くが、メアリーは男<br />
運の悪さを嘆き中古車を買う予定を語った後、泥酔して眠りこける。</p>
<p>バーでちょっとセクシーな男に秋波を送ったり、独身のジョーに必死<br />
でアプローチするメアリー。おそらく50歳は越えている、なのに恋の<br />
現役にしがみつこうとする。その後もジョーの恋人・ケイティに対し<br />
て露骨な不快感と対抗心をむき出しにするシーンは滑稽で、女として<br />
の勝負は明白なのにそれでも「非」と「負け」に納得できずすねる姿<br />
はむしろ憐れみすら誘うほどだった。</p>
<p>食卓ではふたりの弾む会話に口をはさめないメアリーの所在なさげな<br />
表情が印象的だった。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>孔子の教え</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13169.html</link>
		<comments>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13169.html#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 15 Nov 2011 20:23:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13169</guid>
		<description><![CDATA[当時の中国の文化・文明の洗練度の高さを再現する作業は難しかったに違いない。 （点数　60点） (C)2009 DADI CENTURY(BEIJING)LIMITED ALL RIGHTS RESERVED 学識と武術を兼ね備えた中国思想家の太祖、彼の目はすべてを見通す 一方で、あらゆるものを包み込む懐の深さも併せ持つ。物語は、そん な主人公が政に参加し、広く自身の思想を敷衍ようになった中年以降 にスポットを当て、人と人・人と社会の関わり合いの基本となる道徳 はいかにして生まれ流布されたかを描く。経世済民とは見識の高い者 が一般庶民をより幸福へ導く道。少数のエリートが国家を統治する中 国の伝統は2500年も前に確立されていたと思うと、衆愚政治に陥って いる今の日本の“民主主義”に疑問を持たずにはいられない。 【ネタバレ注意】 魯公に登用された孔子は、国の実権を握る3人の有力者から妨害を受けながらも奴隷殉葬を廃止するなど改革を実行していく。そして隣国・斉との同盟を結び、先代の失地を無血で取り戻す。 魯公に罷免された孔子は諸国漫遊の旅に出る。ひとり荒野をさまよう 孔子を弟子の顔回が待ち受け、後に多くの弟子が合流する。その際、 願回が馬車いっぱいの木簡を持参し、氷水に落ちた時も自らを犠牲に して木簡を拾い集めようとする。まだ紙も印刷術もなかった時代、学 問を志す者にとって書物は命だった事を象徴するエピソードだ。 他にも、箸を使わずに食事をしたり、椅子ではなく床に直接座ったり と、今までに語られたことのない中国の様式が珍しく、人々の暮らし もまだ質素。現存する史料が少ない中、当時の中国の文化・文明の洗 練度の高さを再現する作業は難しかったに違いない。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>当時の中国の文化・文明の洗練度の高さを再現する作業は難しかったに違いない。 （点数　60点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/kousi.jpg" border="0" /><br />
(C)2009 DADI CENTURY(BEIJING)LIMITED ALL RIGHTS RESERVED
</p>
<p>学識と武術を兼ね備えた中国思想家の太祖、彼の目はすべてを見通す<br />
一方で、あらゆるものを包み込む懐の深さも併せ持つ。物語は、そん<br />
な主人公が政に参加し、広く自身の思想を敷衍ようになった中年以降<br />
にスポットを当て、人と人・人と社会の関わり合いの基本となる道徳<br />
はいかにして生まれ流布されたかを描く。経世済民とは見識の高い者<br />
が一般庶民をより幸福へ導く道。少数のエリートが国家を統治する中<br />
国の伝統は2500年も前に確立されていたと思うと、衆愚政治に陥って<br />
いる今の日本の“民主主義”に疑問を持たずにはいられない。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13169"></span></p>
<p>魯公に登用された孔子は、国の実権を握る3人の有力者から妨害を受けながらも奴隷殉葬を廃止するなど改革を実行していく。そして隣国・斉との同盟を結び、先代の失地を無血で取り戻す。</p>
<p>魯公に罷免された孔子は諸国漫遊の旅に出る。ひとり荒野をさまよう<br />
孔子を弟子の顔回が待ち受け、後に多くの弟子が合流する。その際、<br />
願回が馬車いっぱいの木簡を持参し、氷水に落ちた時も自らを犠牲に<br />
して木簡を拾い集めようとする。まだ紙も印刷術もなかった時代、学<br />
問を志す者にとって書物は命だった事を象徴するエピソードだ。</p>
<p>他にも、箸を使わずに食事をしたり、椅子ではなく床に直接座ったり<br />
と、今までに語られたことのない中国の様式が珍しく、人々の暮らし<br />
もまだ質素。現存する史料が少ない中、当時の中国の文化・文明の洗<br />
練度の高さを再現する作業は難しかったに違いない。 </p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>マネーボール</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13167.html</link>
		<comments>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13167.html#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 15 Nov 2011 20:14:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13167</guid>
		<description><![CDATA[現代のプロ野球界がいかにマネタリズムに蝕まれているかがよくわかる作品だった。（点数　60点） (C)Columbia TriStar Marketing Group, Inc. All rights reserved. ファンのノスタルジアを刺激する野球の魅力とは一線を画し、過去の データだけを頼りに選手起用を決断する主人公。少ない予算で才能の ある選手を集め結果を導こうとする手法は、チームを強くする情熱に はあふれていても、野球に対する愛情は感じられない。それは若き日 に大志を抱いてプロ入りしたにもかかわらず選手としては大成しなか った者だから到達できた、“ビジネス”の感覚から生まれたものだ。 【ネタバレ注意】 アスレチックスのGM・ビリーは統計の専門家・ピーターをスタッフに 加えてチームの再建を図る。死四球を含めた出塁率で選手の能力を測 り、他球団から安い年俸で引き抜いた選手を積極的に試合に出す。 バント・盗塁はダメではスピードが失われる上、守備軽視は緻密さに 欠けるし、チームワークという概念を無視した方法論は点は入っても プレー水準を引き下げるもの。もはやベースボールは選手やファンの ものではなく、カネ儲けの手段すなわちマネーボールに堕ちてしまう。 野球経験もなくでっぷりと太ったメガネの数式おたく・ピーターこそ その象徴、選手は商品でしかなく成績とギャラで価値が決められる。 こんな野球、張本勲が見たら絶対に「喝！」と言うはずだ。 「夢」が動機の成功譚は胸を打つが「カネ」が動機では共感は呼ばな い。それをわかったうえであえて感動的なシーンを省いた演出が非常 にクールで、端正な映像とマッチしていた。現代のプロ野球界がいか にマネタリズムに蝕まれているかがよくわかる作品だった。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>現代のプロ野球界がいかにマネタリズムに蝕まれているかがよくわかる作品だった。（点数　60点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/money.jpg" border="0" /><br />
(C)Columbia TriStar Marketing Group, Inc. All rights reserved.
</p>
<p>ファンのノスタルジアを刺激する野球の魅力とは一線を画し、過去の<br />
データだけを頼りに選手起用を決断する主人公。少ない予算で才能の<br />
ある選手を集め結果を導こうとする手法は、チームを強くする情熱に<br />
はあふれていても、野球に対する愛情は感じられない。それは若き日<br />
に大志を抱いてプロ入りしたにもかかわらず選手としては大成しなか<br />
った者だから到達できた、“ビジネス”の感覚から生まれたものだ。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13167"></span></p>
<p>アスレチックスのGM・ビリーは統計の専門家・ピーターをスタッフに<br />
加えてチームの再建を図る。死四球を含めた出塁率で選手の能力を測<br />
り、他球団から安い年俸で引き抜いた選手を積極的に試合に出す。</p>
<p>バント・盗塁はダメではスピードが失われる上、守備軽視は緻密さに<br />
欠けるし、チームワークという概念を無視した方法論は点は入っても<br />
プレー水準を引き下げるもの。もはやベースボールは選手やファンの<br />
ものではなく、カネ儲けの手段すなわちマネーボールに堕ちてしまう。<br />
野球経験もなくでっぷりと太ったメガネの数式おたく・ピーターこそ<br />
その象徴、選手は商品でしかなく成績とギャラで価値が決められる。<br />
こんな野球、張本勲が見たら絶対に「喝！」と言うはずだ。</p>
<p>「夢」が動機の成功譚は胸を打つが「カネ」が動機では共感は呼ばな<br />
い。それをわかったうえであえて感動的なシーンを省いた演出が非常<br />
にクールで、端正な映像とマッチしていた。現代のプロ野球界がいか<br />
にマネタリズムに蝕まれているかがよくわかる作品だった。 </p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13167.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>第7鉱区</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13166.html</link>
		<comments>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13166.html#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 15 Nov 2011 20:08:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[-低得点映画]]></category>
		<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13166</guid>
		<description><![CDATA[追い詰められた人間が次第に本性を露わにしていく様子がスリリングだ。（点数　40点） (C)2011 CJ E&#038;M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED 逃げ場のない施設で作業員たちが謎の怪物に次々と襲われる。外部と の通信は途絶え、協力し合わなければならないはずの仲間に秘密を隠 している者がいる。未知の生物からの攻撃とクルーの間に芽生えた疑 心暗鬼、物語は2つの恐怖と戦う人々のサバイバルを通じて、勇気や責 任感といったリーダーの資質を問うていく。命の危険を顧みない者、 足手まといになる者、身勝手な者、極限状態に追い詰められた人間が 次第に本性を露わにしていく様子がスリリングだ。 【ネタバレ注意】 チェジュ島沖の海上プラントの開発リーダー・ヘジョンはベテラン技 術者・ジョンマンの助力で試掘を続けらていたが、ある日、この海域 に生息する深海生物のサンプルが水槽から逃げる。 ホタルイカのような可愛らしい発光生物が、長い牙が生えた口と鞭の ように伸びる舌を持つヌメヌメとした怪物にいつのまにか変身してい る。グロテスクな外見と敏捷な動き、人間を追いかけ、何度も食指を 伸ばす執念はある種の知性すら感じさせる一方で、正体が燃料になる 生命体という以外は由来は明かされない。 怪物がいきなり3メートル近い巨体で姿を現すのはいかにも唐突だ。そ のあたり「エイリアン」と差別化しようとしているが、ただスケール が小さくなっただけの感はまぬかれない。せっかく“純韓国産CG”を 売り文句にしているのだから、もっと大胆な作り込みをして「ハリウ ッド越え」を目指すべきだろう。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>追い詰められた人間が次第に本性を露わにしていく様子がスリリングだ。（点数　40点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/dainana.jpg" border="0" /><br />
(C)2011 CJ E&#038;M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED
</p>
<p>逃げ場のない施設で作業員たちが謎の怪物に次々と襲われる。外部と<br />
の通信は途絶え、協力し合わなければならないはずの仲間に秘密を隠<br />
している者がいる。未知の生物からの攻撃とクルーの間に芽生えた疑<br />
心暗鬼、物語は2つの恐怖と戦う人々のサバイバルを通じて、勇気や責<br />
任感といったリーダーの資質を問うていく。命の危険を顧みない者、<br />
足手まといになる者、身勝手な者、極限状態に追い詰められた人間が<br />
次第に本性を露わにしていく様子がスリリングだ。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13166"></span></p>
<p>チェジュ島沖の海上プラントの開発リーダー・ヘジョンはベテラン技<br />
術者・ジョンマンの助力で試掘を続けらていたが、ある日、この海域<br />
に生息する深海生物のサンプルが水槽から逃げる。</p>
<p>ホタルイカのような可愛らしい発光生物が、長い牙が生えた口と鞭の<br />
ように伸びる舌を持つヌメヌメとした怪物にいつのまにか変身してい<br />
る。グロテスクな外見と敏捷な動き、人間を追いかけ、何度も食指を<br />
伸ばす執念はある種の知性すら感じさせる一方で、正体が燃料になる<br />
生命体という以外は由来は明かされない。</p>
<p>怪物がいきなり3メートル近い巨体で姿を現すのはいかにも唐突だ。そ<br />
のあたり「エイリアン」と差別化しようとしているが、ただスケール<br />
が小さくなっただけの感はまぬかれない。せっかく“純韓国産CG”を<br />
売り文句にしているのだから、もっと大胆な作り込みをして「ハリウ<br />
ッド越え」を目指すべきだろう。</p>
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		<title>シェアハウス</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13165.html</link>
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		<pubDate>Tue, 15 Nov 2011 20:03:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[-低得点映画]]></category>
		<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

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		<description><![CDATA[高齢化社会の理想像を示したいのならば、せめて空の青さや芝生の緑、木のぬくもりが感じられる鮮やかな映像で見せてほしかった。（点数　40点） (C)2011「シェアハウス」製作委員会 広々とした吹き抜け、会話が弾む楽しい食卓、パーティに息抜きにた びたび利用される見晴らしのいいバルコニー、そして何よりお互いを 思いやる友情以上愛情未満・男子禁制の心地よい他人との距離感。寡 婦、離婚、恋愛下手、挫折など様々な理由でひとりっきりになった女 たちが、孤独を癒すために一つ屋根の下で同居を始める。干渉しすぎ ないようにしているつもりでもいつしか家族のように心配になってい く、その気持ちの変化が温かい。 【ネタバレ注意】 古い木造家屋で一人住む老婆・有希子は友人の死をきっかけにカフェ 仲間の麗子・英恵、東京から来たまひると一緒に暮らすことを決意、 シェアハウスを完成させる。 有希子以外の3人も事情があって男と縁がないが、女4人力を合わせて 生きていこうとする。それぞれが新しい人生をスタートする過程で、 己の中に新しい可能性を発見していく。だが、彼女たちの大人のまま ごとは本来充足感や安心感に満ちているはずなのに、その素晴らしさ は伝わってこず、かといってハウスシェアにおける実用的な情報もな い。そもそも土地や建物の資金はどこから捻出したのか、日常の生活 費や労働の分担などの細かいルール決めはどうやったのか。もっと掘 り下げてリアリティを持たせなければ、絵に描いた餅にしか見えない。 高齢化社会の理想像を示したいのならば、せめて空の青さや芝生の緑、 木のぬくもりが感じられる鮮やかな映像で見せてほしかった。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>高齢化社会の理想像を示したいのならば、せめて空の青さや芝生の緑、木のぬくもりが感じられる鮮やかな映像で見せてほしかった。（点数　40点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/house.jpg" border="0" /><br />
(C)2011「シェアハウス」製作委員会
</p>
<p>広々とした吹き抜け、会話が弾む楽しい食卓、パーティに息抜きにた<br />
びたび利用される見晴らしのいいバルコニー、そして何よりお互いを<br />
思いやる友情以上愛情未満・男子禁制の心地よい他人との距離感。寡<br />
婦、離婚、恋愛下手、挫折など様々な理由でひとりっきりになった女<br />
たちが、孤独を癒すために一つ屋根の下で同居を始める。干渉しすぎ<br />
ないようにしているつもりでもいつしか家族のように心配になってい<br />
く、その気持ちの変化が温かい。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13165"></span></p>
<p>古い木造家屋で一人住む老婆・有希子は友人の死をきっかけにカフェ<br />
仲間の麗子・英恵、東京から来たまひると一緒に暮らすことを決意、<br />
シェアハウスを完成させる。</p>
<p>有希子以外の3人も事情があって男と縁がないが、女4人力を合わせて<br />
生きていこうとする。それぞれが新しい人生をスタートする過程で、<br />
己の中に新しい可能性を発見していく。だが、彼女たちの大人のまま<br />
ごとは本来充足感や安心感に満ちているはずなのに、その素晴らしさ<br />
は伝わってこず、かといってハウスシェアにおける実用的な情報もな<br />
い。そもそも土地や建物の資金はどこから捻出したのか、日常の生活<br />
費や労働の分担などの細かいルール決めはどうやったのか。もっと掘<br />
り下げてリアリティを持たせなければ、絵に描いた餅にしか見えない。</p>
<p>高齢化社会の理想像を示したいのならば、せめて空の青さや芝生の緑、<br />
木のぬくもりが感じられる鮮やかな映像で見せてほしかった。</p>
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		<title>恋の罪</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13163.html</link>
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		<pubDate>Fri, 11 Nov 2011 20:31:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13163</guid>
		<description><![CDATA[性と生の地獄を見た主婦が体験する禁断の解放感と心の闇を通じて、人間の本質に迫る。（点数　70点） (C)2011「恋の罪」製作委員会 たとえ性欲でしかなかったとしても、他人から求められ必要とされる 快感に目覚め、期待に応えようとするヒロイン。異様なまでに潔癖な 夫との上品な生活、その一方で生きている実感には乏しい。そんな主 婦が落ちた陥穽は底なしの深さで彼女の本性を解き放つ。映画は、昼 間は大学助教授・夜は売春婦の顔を持つ女に、性と生の地獄を見た主 婦が体験する禁断の解放感と心の闇を通じて、人間の本質に迫る。 【ネタバレ注意】 貞淑な妻・いずみはモデルにスカウトされる。撮影に呼ばれたスタジ オで無理矢理AVに出演させられた彼女は抑えていた気持ちに火をつけ、刺激 を求めて円山町をさまよううちに美津子という立ちんぼ女と出会う。 「本物の言葉はひとつひとつ体を持っている」。そういって美津子は セックスといういずみの内なる欲望に、売春行為で実体を与えていく。 美津子が口にする言葉は、ある意味答えを求めるほど真理から遠ざか る禅問答のよう。だが、いずみにとって男に抱かれている間だけは命 の充実を感じられる瞬間でもある。 円山町の廃アパートで起きたバラバラ殺人事件に端を発した物語は思 いもよらぬ方向に寄り道しながら、時に押しつけがましいほどの禍々 しさで女たちの満たされぬ魂の彷徨を描く。どこに向かっているのか、 いつまで続くのか、それは本人たちにもわからない。さまざまなメタ ファーに満ちたエピソードの数々は、結局、愛に真実などないことを 証明したかったのだろうか。。。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>性と生の地獄を見た主婦が体験する禁断の解放感と心の闇を通じて、人間の本質に迫る。（点数　70点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/koi.jpg" border="0" /><br />
(C)2011「恋の罪」製作委員会
</p>
<p>たとえ性欲でしかなかったとしても、他人から求められ必要とされる<br />
快感に目覚め、期待に応えようとするヒロイン。異様なまでに潔癖な<br />
夫との上品な生活、その一方で生きている実感には乏しい。そんな主<br />
婦が落ちた陥穽は底なしの深さで彼女の本性を解き放つ。映画は、昼<br />
間は大学助教授・夜は売春婦の顔を持つ女に、性と生の地獄を見た主<br />
婦が体験する禁断の解放感と心の闇を通じて、人間の本質に迫る。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13163"></span></p>
<p>貞淑な妻・いずみはモデルにスカウトされる。撮影に呼ばれたスタジ<br />
オで無理矢理AVに出演させられた彼女は抑えていた気持ちに火をつけ、刺激<br />
を求めて円山町をさまよううちに美津子という立ちんぼ女と出会う。</p>
<p>「本物の言葉はひとつひとつ体を持っている」。そういって美津子は<br />
セックスといういずみの内なる欲望に、売春行為で実体を与えていく。<br />
美津子が口にする言葉は、ある意味答えを求めるほど真理から遠ざか<br />
る禅問答のよう。だが、いずみにとって男に抱かれている間だけは命<br />
の充実を感じられる瞬間でもある。</p>
<p>円山町の廃アパートで起きたバラバラ殺人事件に端を発した物語は思<br />
いもよらぬ方向に寄り道しながら、時に押しつけがましいほどの禍々<br />
しさで女たちの満たされぬ魂の彷徨を描く。どこに向かっているのか、<br />
いつまで続くのか、それは本人たちにもわからない。さまざまなメタ<br />
ファーに満ちたエピソードの数々は、結局、愛に真実などないことを<br />
証明したかったのだろうか。。。 </p>
]]></content:encoded>
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		</item>
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		<title>コンテイジョン</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13162.html</link>
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		<pubDate>Fri, 11 Nov 2011 20:24:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

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		<description><![CDATA[善意や好意が必ずしも「正しい行い」と受け取られるわけではなく、物語はそれらの人々の「良心の質」を問う。（点数　70点） (C)2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. 世界の崩壊が迫っているとき、人は何をなすべきか。科学者としての 責任感から対処法を見つけようとする者、現場に出て指揮を執る者、 自らの信念に基づいて治療法を公開する者。ほとんどの人々は良識を 持ってこの危機を乗り越えようとするが、一方で知人を助けると他者 を犠牲にしなければならない。善意や好意が必ずしも「正しい行い」 と受け取られるわけではなく、物語はそれらの人々の「良心の質」を 問う。ウイルスの幾何級数的な広がりの速さと死の恐怖が伝播する様 子が緊迫感あふれる映像で描かれる。 【ネタバレ注意】 香港出張からミネアポリスの自宅に帰ったベスは、突然痙攣・発熱し 急死する。アジアや欧州でも同じ症状の患者が急増、米当局とWHOが対 策本部を設置、感染源の究明とワクチンの開発を急ぐ。 いち早く感染症を見抜いたWEB記者のアランは独自に特効薬を見つけブ ログにアップ、ネット上で話題になり、ウイルスよりも早く巷間に流 布していく。さらに彼のもとには情報が集まり、当局の対応のまずさ を批判し身内を優遇した責任者を糾弾する。アランは決してジャーナ リストの正義感だけで活動しているのではないが、危険に飛び込む勇 気は功名心だけではないだろう。 他人に働きかければ少なくとも現状に何らかの変化が起こるはず、映 画はエモーショナルを排して彼らの姿を描写することで、己の価値観 に従って行動する覚悟を見る者に突きつけているのだ。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>善意や好意が必ずしも「正しい行い」と受け取られるわけではなく、物語はそれらの人々の「良心の質」を問う。（点数　70点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/contagion.jpg" border="0" /><br />
(C)2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
</p>
<p>世界の崩壊が迫っているとき、人は何をなすべきか。科学者としての<br />
責任感から対処法を見つけようとする者、現場に出て指揮を執る者、<br />
自らの信念に基づいて治療法を公開する者。ほとんどの人々は良識を<br />
持ってこの危機を乗り越えようとするが、一方で知人を助けると他者<br />
を犠牲にしなければならない。善意や好意が必ずしも「正しい行い」<br />
と受け取られるわけではなく、物語はそれらの人々の「良心の質」を<br />
問う。ウイルスの幾何級数的な広がりの速さと死の恐怖が伝播する様<br />
子が緊迫感あふれる映像で描かれる。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13162"></span></p>
<p>香港出張からミネアポリスの自宅に帰ったベスは、突然痙攣・発熱し<br />
急死する。アジアや欧州でも同じ症状の患者が急増、米当局とWHOが対<br />
策本部を設置、感染源の究明とワクチンの開発を急ぐ。</p>
<p>いち早く感染症を見抜いたWEB記者のアランは独自に特効薬を見つけブ<br />
ログにアップ、ネット上で話題になり、ウイルスよりも早く巷間に流<br />
布していく。さらに彼のもとには情報が集まり、当局の対応のまずさ<br />
を批判し身内を優遇した責任者を糾弾する。アランは決してジャーナ<br />
リストの正義感だけで活動しているのではないが、危険に飛び込む勇<br />
気は功名心だけではないだろう。</p>
<p>他人に働きかければ少なくとも現状に何らかの変化が起こるはず、映<br />
画はエモーショナルを排して彼らの姿を描写することで、己の価値観<br />
に従って行動する覚悟を見る者に突きつけているのだ。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>アンダー・コントロール</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13161.html</link>
		<comments>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13161.html#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 11 Nov 2011 20:18:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13161</guid>
		<description><![CDATA[フクシマ以降、上端から吐き出される白い煙は毒を含んだ悪魔の吐息にしか見えない。（点数　60点） (C)Stefanescu/Sattel/Credofilm レンガ造りの古い街並みの近く、たくさんの自動車が走る生活道路の そば、通勤電車の線路脇etc　人里離れた海岸線にポツンと佇む日本と は違い、ドイツの原発は人々の暮らしに隣接している。カップを伏せ た形の巨大な冷却塔は、CO2を出さないクリーンエネルギーとしてかつ ては人類の叡智と科学の勝利を象徴していたはずだ。しかし、フクシ マ以降、上端から吐き出される白い煙は毒を含んだ悪魔の吐息にしか 見えない。カメラは、原発施設の内部に入り込み、神殿のごとき原子 炉から廃棄物が保管される地底深くのトンネルまでレンズを向ける。 【ネタバレ注意】 1970年代、積極的に建設を進めていたドイツの原発は四半世紀以上を 経ても最新設備を誇っている。4重のチェックするシステムなど事故の 可能性が限りなくゼロに近いデータを強調する。 映画のトーンはどちらかというと、原発関係者が主張する安全性に対 し一歩引いたところからシニカルな視線を送っている感じ。相手に批 判もせずコメントも付けないことで「原発関係者の言い分は聞くが、 信じているわけではない」姿勢を貫く。 世界中が原発安全神話の嘘を知ってしまったいま、それは声高に反原 発を唱えるよりも強烈な効果を上げている。冷却塔内に作られた遠心 ブランコで子供たちが嬌声を上げる姿は、未来を明るいものにしよう として作られたはずの原発が子供たちの未来を奪いかねない危険なも のだったという皮肉としか思えなかった。。。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>フクシマ以降、上端から吐き出される白い煙は毒を含んだ悪魔の吐息にしか見えない。（点数　60点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/under.jpg" border="0" /><br />
(C)Stefanescu/Sattel/Credofilm
</p>
<p>レンガ造りの古い街並みの近く、たくさんの自動車が走る生活道路の<br />
そば、通勤電車の線路脇etc　人里離れた海岸線にポツンと佇む日本と<br />
は違い、ドイツの原発は人々の暮らしに隣接している。カップを伏せ<br />
た形の巨大な冷却塔は、CO2を出さないクリーンエネルギーとしてかつ<br />
ては人類の叡智と科学の勝利を象徴していたはずだ。しかし、フクシ<br />
マ以降、上端から吐き出される白い煙は毒を含んだ悪魔の吐息にしか<br />
見えない。カメラは、原発施設の内部に入り込み、神殿のごとき原子<br />
炉から廃棄物が保管される地底深くのトンネルまでレンズを向ける。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13161"></span></p>
<p>1970年代、積極的に建設を進めていたドイツの原発は四半世紀以上を<br />
経ても最新設備を誇っている。4重のチェックするシステムなど事故の<br />
可能性が限りなくゼロに近いデータを強調する。</p>
<p>映画のトーンはどちらかというと、原発関係者が主張する安全性に対<br />
し一歩引いたところからシニカルな視線を送っている感じ。相手に批<br />
判もせずコメントも付けないことで「原発関係者の言い分は聞くが、<br />
信じているわけではない」姿勢を貫く。</p>
<p>世界中が原発安全神話の嘘を知ってしまったいま、それは声高に反原<br />
発を唱えるよりも強烈な効果を上げている。冷却塔内に作られた遠心<br />
ブランコで子供たちが嬌声を上げる姿は、未来を明るいものにしよう<br />
として作られたはずの原発が子供たちの未来を奪いかねない危険なも<br />
のだったという皮肉としか思えなかった。。。 </p>
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		<item>
		<title>インモータルズ -神々の戦い-</title>
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		<pubDate>Fri, 11 Nov 2011 20:09:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

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		<description><![CDATA[戦闘シーンですら格調高いシンフォニーのようだ。（点数　50点） (C)2010 War of the Gods, LLC. All Rights Reserved. 天空に浮かぶ大理石の神殿から人間界の営みを観察する神々、強大な 武力と残忍さで世界を支配しようとする邪悪な王、鍛錬された武芸と 不屈の精神で祖国を守ろうとする若者。男たちは力強くしなやか、女 たちは豊満で優美、登場人物はみなギリシア彫刻のような肉体を誇示 し、リアリティよりもイマジネーションを優先させた感覚的なヴィジ ュアルは巨大津波や肉弾相撃つ戦闘シーンですら格調高いシンフォニ ーのようだ。 【ネタバレ注意】 ギリシアに侵入したハイペリオン王の軍隊がテセウスの村を襲う。目 の前で母を殺されたテセウスは奴隷にされるが、テセウスは伝説の弓 のありかを知る巫女・パイドラに助けられ、数人の仲間と脱走する。 神々がまとう黄金、巫女の真紅のドレス、ギリシア軍のいぶし銀の鎧、 ハイペリオンのカニばさみのような兜。古代ギリシアという時代設定 のもと、自由な発想でデザインされた衣装の数々が登場人物の性格を 表現していて印象的。さらにハイペリオンの大軍やギリシアの城壁な ど画面の隅々まで神経の行き届いたディテールと、一瞬で数人敵を倒 すテセウスの洗練された格闘術が目を楽しませてくれた。 ギリシアの民が窮地に陥った時には、禁じられているにもかかわらず 神々は何らかの形で干渉し、結局は救いの手を差し伸べてくれる。も しかしてこの映画は、国家破綻の危機にある現在のギリシアも救国の 英雄やオリンポスの神々が守ってくれると言いたかったのだろうか。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>戦闘シーンですら格調高いシンフォニーのようだ。（点数　50点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/immortals.jpg" border="0" /><br />
(C)2010 War of the Gods, LLC. All Rights Reserved.
</p>
<p>天空に浮かぶ大理石の神殿から人間界の営みを観察する神々、強大な<br />
武力と残忍さで世界を支配しようとする邪悪な王、鍛錬された武芸と<br />
不屈の精神で祖国を守ろうとする若者。男たちは力強くしなやか、女<br />
たちは豊満で優美、登場人物はみなギリシア彫刻のような肉体を誇示<br />
し、リアリティよりもイマジネーションを優先させた感覚的なヴィジ<br />
ュアルは巨大津波や肉弾相撃つ戦闘シーンですら格調高いシンフォニ<br />
ーのようだ。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13160"></span></p>
<p>ギリシアに侵入したハイペリオン王の軍隊がテセウスの村を襲う。目<br />
の前で母を殺されたテセウスは奴隷にされるが、テセウスは伝説の弓<br />
のありかを知る巫女・パイドラに助けられ、数人の仲間と脱走する。</p>
<p>神々がまとう黄金、巫女の真紅のドレス、ギリシア軍のいぶし銀の鎧、<br />
ハイペリオンのカニばさみのような兜。古代ギリシアという時代設定<br />
のもと、自由な発想でデザインされた衣装の数々が登場人物の性格を<br />
表現していて印象的。さらにハイペリオンの大軍やギリシアの城壁な<br />
ど画面の隅々まで神経の行き届いたディテールと、一瞬で数人敵を倒<br />
すテセウスの洗練された格闘術が目を楽しませてくれた。</p>
<p>ギリシアの民が窮地に陥った時には、禁じられているにもかかわらず<br />
神々は何らかの形で干渉し、結局は救いの手を差し伸べてくれる。も<br />
しかしてこの映画は、国家破綻の危機にある現在のギリシアも救国の<br />
英雄やオリンポスの神々が守ってくれると言いたかったのだろうか。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>スクリーム4</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13159.html</link>
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		<pubDate>Thu, 10 Nov 2011 20:22:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[-低得点映画]]></category>
		<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13159</guid>
		<description><![CDATA[恐怖を味あわせるより観客の虚を衝いて驚かせる安易なもの。（点数　40点） (C)2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved. 突然の大音響をバックにゴーストフェイスが飛び出してくる。刃渡り 30センチほどの大きなナイフを振りかざし、逃げ遅れた若者は凶刃に 突き刺され絶叫と共に息絶えていく。そんな中、ホラー映画のカルト クイズで映画ファンのトリビアを刺激しつつ、過去の映画のセオリー を次々と崩していく設定が新鮮だ。ところがその過程は、鳥肌が立つ 不気味さや目を背けたくなるおどろおどろしさ、背筋が凍る怖さとは 無縁で、恐怖を味あわせるより観客の虚を衝いて驚かせる安易なもの。 【ネタバレ注意】 世間を騒がせた連続殺人事件の生き残り・シドニーは、体験を元にし た小説で売れっ子作家となっていた。彼女が本屋でサイン会をしてい るころ、小説の状況を彷彿させる女子高生惨殺事件が発生する。 2人の少女がダベっている部屋に何度も怪しげな電話がかかり、彼女た ちが脅えた末に血しぶきをあげるプロローグをしつこく繰り返すこと で、どういう展開が待ち受けているのか期待させる。だが本編に入る と、電話での殺人予告の後にゴーストフェイスが現れるお決まりのパ ターン。さらに数人の犠牲者が出て、犯人像がますます絞りきれなく なる。 この手の作品にディテールの矛盾を指摘するのは野暮。それでも唐突 に訪れる「謎解き」シーンにはあいた口がふさがらない。主要な登場 人物が一堂に会したところでゴーストフェイスが正体を見せるのだが、 予想外というよりあまりの強引さに言葉を失った。。。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>恐怖を味あわせるより観客の虚を衝いて驚かせる安易なもの。（点数　40点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/scream.jpg" border="0" /><br />
(C)2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.
</p>
<p>突然の大音響をバックにゴーストフェイスが飛び出してくる。刃渡り<br />
30センチほどの大きなナイフを振りかざし、逃げ遅れた若者は凶刃に<br />
突き刺され絶叫と共に息絶えていく。そんな中、ホラー映画のカルト<br />
クイズで映画ファンのトリビアを刺激しつつ、過去の映画のセオリー<br />
を次々と崩していく設定が新鮮だ。ところがその過程は、鳥肌が立つ<br />
不気味さや目を背けたくなるおどろおどろしさ、背筋が凍る怖さとは<br />
無縁で、恐怖を味あわせるより観客の虚を衝いて驚かせる安易なもの。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13159"></span></p>
<p>世間を騒がせた連続殺人事件の生き残り・シドニーは、体験を元にし<br />
た小説で売れっ子作家となっていた。彼女が本屋でサイン会をしてい<br />
るころ、小説の状況を彷彿させる女子高生惨殺事件が発生する。</p>
<p>2人の少女がダベっている部屋に何度も怪しげな電話がかかり、彼女た<br />
ちが脅えた末に血しぶきをあげるプロローグをしつこく繰り返すこと<br />
で、どういう展開が待ち受けているのか期待させる。だが本編に入る<br />
と、電話での殺人予告の後にゴーストフェイスが現れるお決まりのパ<br />
ターン。さらに数人の犠牲者が出て、犯人像がますます絞りきれなく<br />
なる。</p>
<p>この手の作品にディテールの矛盾を指摘するのは野暮。それでも唐突<br />
に訪れる「謎解き」シーンにはあいた口がふさがらない。主要な登場<br />
人物が一堂に会したところでゴーストフェイスが正体を見せるのだが、<br />
予想外というよりあまりの強引さに言葉を失った。。。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ハラがコレなんで</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13158.html</link>
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		<pubDate>Thu, 10 Nov 2011 20:13:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[-低得点映画]]></category>
		<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

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		<description><![CDATA[恐ろしくユニークなヒロインを仲里依紗がしかめっ面で熱演する。（点数　40点） (C)2011「ハラがコレなんで」製作委員会 「OK、私が面倒を見る」。出産間近なのに夫も住むところもない、に もかかわらずカネに困っている人には全財産を譲り、客のいない食堂 を手伝おうとする。切羽詰まると昼寝をして“風”の流れが変わるの を待つ。決して笑顔を振りまいたりはしないが、異常とも思えるポジ ティブシンキングは周囲の人々を巻き込んで人と人の絆を取り戻させ、 “粋”な生き方とは何かを問いかける。そんな恐ろしくユニークなヒ ロインを仲里依紗がしかめっ面で熱演する。 【ネタバレ注意】 所持金も底を尽きた光子は臨月のおなかを抱えて少女時代に一時過ご した貧乏長屋に転がり込む。大家のばあさん・清は寝たきりになって いたが、次郎と陽一の食堂の父子はまだそこで暮らしていた。 プライバシーはまったくないが、住人同士の関係が濃い長屋は一種の 理想郷。次郎と陽一は交代で清の介護をしている。人助けこそ究極の “粋”と考える光子も、長屋で産む代わりに清の世話をすると言い出 す。さらに食堂に客を呼び、客の悩みを聞いてやる。 彼女はまさに掃き溜めのマドンナという設定だが、むしろ思い込みが 激しすぎる性格は有難迷惑ですらある。本来、彼女の善意の空転ぶり が面白いはずなのだが、切れ味の悪い映像はユーモアにまで至らず、 いつまでたっても笑いが弾けないのには閉口した。もっと光子自身の 葛藤や苦悩といったものを前面に出し、その中で彼女が成長していく 姿が見たかった。。。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>恐ろしくユニークなヒロインを仲里依紗がしかめっ面で熱演する。（点数　40点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/hara.jpg" border="0" /><br />
(C)2011「ハラがコレなんで」製作委員会
</p>
<p>「OK、私が面倒を見る」。出産間近なのに夫も住むところもない、に<br />
もかかわらずカネに困っている人には全財産を譲り、客のいない食堂<br />
を手伝おうとする。切羽詰まると昼寝をして“風”の流れが変わるの<br />
を待つ。決して笑顔を振りまいたりはしないが、異常とも思えるポジ<br />
ティブシンキングは周囲の人々を巻き込んで人と人の絆を取り戻させ、<br />
“粋”な生き方とは何かを問いかける。そんな恐ろしくユニークなヒ<br />
ロインを仲里依紗がしかめっ面で熱演する。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13158"></span></p>
<p>所持金も底を尽きた光子は臨月のおなかを抱えて少女時代に一時過ご<br />
した貧乏長屋に転がり込む。大家のばあさん・清は寝たきりになって<br />
いたが、次郎と陽一の食堂の父子はまだそこで暮らしていた。</p>
<p>プライバシーはまったくないが、住人同士の関係が濃い長屋は一種の<br />
理想郷。次郎と陽一は交代で清の介護をしている。人助けこそ究極の<br />
“粋”と考える光子も、長屋で産む代わりに清の世話をすると言い出<br />
す。さらに食堂に客を呼び、客の悩みを聞いてやる。</p>
<p>彼女はまさに掃き溜めのマドンナという設定だが、むしろ思い込みが<br />
激しすぎる性格は有難迷惑ですらある。本来、彼女の善意の空転ぶり<br />
が面白いはずなのだが、切れ味の悪い映像はユーモアにまで至らず、<br />
いつまでたっても笑いが弾けないのには閉口した。もっと光子自身の<br />
葛藤や苦悩といったものを前面に出し、その中で彼女が成長していく<br />
姿が見たかった。。。 </p>
]]></content:encoded>
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		<title>ステキな金縛り</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13154.html</link>
		<comments>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13154.html#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 06 Nov 2011 08:04:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13154</guid>
		<description><![CDATA[髪を振り乱して周囲の人々を動かすコミカルかつエネルギッシュなヒロインを深津絵理が熱演、スクリーンから強烈な吸引力を放っていた。（点数　60点） (C)2011 フジテレビ 東宝 一応、裏切り者の誹りを受けて首を刎ねられた無念を晴らしたいとい った名目はある。ところが、なぜ眠っている人の上に馬乗りになって 金縛りにあわせるのかと法廷で問われると、“幽霊とはそんなものじ ゃ”と法律家を納得させる答えを持たない。被告の疑いを晴らすため に召喚された幽霊、姿は見えなくても意志があれば証人とみなされる 場面に死者もまた人間という思想が凝縮されている。映画は殺人事件 を担当する弁護士が落武者の幽霊と心を通じ合わせていくうちに、亡 くした父への感情と仕事に対する自信を取り戻していくまでを描く。 【ネタバレ注意】 スランプ真っただ中の弁護士・エミは妻殺しの容疑で逮捕された男の 弁護を引き受ける。男は犯行当夜は金縛りにあっていたと主張、立証 するために落武者・六兵衛の幽霊に証言台に立ってほしいと頼み込む。 その過程で、エミが関わる人々が他人に言えなかった気持ちを吐き出 していく。それは叶わなかった願いや解けなかった誤解、実現しなか った夢。人はさまざまな悩みや後悔、つらさを抱えても生きていかな ければならないことを学び、エミは成長していく。彼女の、いじらし いほどの一途さはつい応援したくなるほど。そしてなんとか検察側と 裁判長に六兵衛の尋問を認めさせ、前代未聞の裁判として世間の耳目 を集めていく。 髪を振り乱して周囲の人々を動かすコミカルかつエネルギッシュなヒ ロインを深津絵理が熱演、スクリーンから強烈な吸引力を放っていた。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>髪を振り乱して周囲の人々を動かすコミカルかつエネルギッシュなヒロインを深津絵理が熱演、スクリーンから強烈な吸引力を放っていた。（点数　60点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/suteki.jpg" border="0" /><br />
(C)2011 フジテレビ 東宝
</p>
<p>一応、裏切り者の誹りを受けて首を刎ねられた無念を晴らしたいとい<br />
った名目はある。ところが、なぜ眠っている人の上に馬乗りになって<br />
金縛りにあわせるのかと法廷で問われると、“幽霊とはそんなものじ<br />
ゃ”と法律家を納得させる答えを持たない。被告の疑いを晴らすため<br />
に召喚された幽霊、姿は見えなくても意志があれば証人とみなされる<br />
場面に死者もまた人間という思想が凝縮されている。映画は殺人事件<br />
を担当する弁護士が落武者の幽霊と心を通じ合わせていくうちに、亡<br />
くした父への感情と仕事に対する自信を取り戻していくまでを描く。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13154"></span></p>
<p>スランプ真っただ中の弁護士・エミは妻殺しの容疑で逮捕された男の<br />
弁護を引き受ける。男は犯行当夜は金縛りにあっていたと主張、立証<br />
するために落武者・六兵衛の幽霊に証言台に立ってほしいと頼み込む。</p>
<p>その過程で、エミが関わる人々が他人に言えなかった気持ちを吐き出<br />
していく。それは叶わなかった願いや解けなかった誤解、実現しなか<br />
った夢。人はさまざまな悩みや後悔、つらさを抱えても生きていかな<br />
ければならないことを学び、エミは成長していく。彼女の、いじらし<br />
いほどの一途さはつい応援したくなるほど。そしてなんとか検察側と<br />
裁判長に六兵衛の尋問を認めさせ、前代未聞の裁判として世間の耳目<br />
を集めていく。</p>
<p>髪を振り乱して周囲の人々を動かすコミカルかつエネルギッシュなヒ<br />
ロインを深津絵理が熱演、スクリーンから強烈な吸引力を放っていた。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ラビット・ホール</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13153.html</link>
		<comments>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13153.html#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 06 Nov 2011 07:58:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13153</guid>
		<description><![CDATA[繊細なヒロインの心情を、ニコール・キッドマンは時に感情を爆発させてリアルに演じきる。（点数　60点） (C)2010 OP EVE 2, LLC. All rights reserved. 身近な人々の気配りが癪に障り、慰めの言葉が非難に聞こえる。己を 責めぬいた揚句、もうこれ以上傷つきたくないと防衛本能が他人の些 細な言動に過剰反応し、つい彼女を攻撃的にしてしまう。自分の胸中 を分かってほしい、でも誰にも理解できるはずがない。そんな繊細な ヒロインの心情を、ニコール・キッドマンは時に感情を爆発させてリ アルに演じきる。世界中の悲しみをひとりで背負っていると思い込ん でいて、確かに同情の余地はあるのだが、むしろイヤな女を演じて現 実から逃避しようとする姿が痛々しい。 【ネタバレ注意】 ひとり息子・ダニーの死から立ち直れないベッカは、妹の妊娠を喜べ ず、夫のハウイーと共にグループセラピーを受けても馴染めない。あ る日、町でダニーを死なせた少年を見かけ、密かに後をつける。 なんとか過去と折り合いをつけようとするハウイーや実母、家族の言 葉尻をいちいち上げつらい、議論を吹っ掛けるベッカ。その、回りを 不愉快にする負のオーラは、なぜか少年の前では抑制されている。何 度も尾行し声をかけようとするが、何を話したらよいかわからない。 ところがいざ対面すると、少年こそが不幸の原因なのに、彼女は恨み や怒りをぶつけるどころか、彼の謝罪に対して心を開いてしまうのだ。 そして、少年もまたダニーの命を奪ったことで深く傷つき我が身を責 めている。ベッカが初めて同じ思いを共有できた相手が加害者だった 皮肉が、ままならない人生を象徴している。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>繊細なヒロインの心情を、ニコール・キッドマンは時に感情を爆発させてリアルに演じきる。（点数　60点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/rabbit.jpg" border="0" /><br />
(C)2010 OP EVE 2, LLC. All rights reserved.
</p>
<p>身近な人々の気配りが癪に障り、慰めの言葉が非難に聞こえる。己を<br />
責めぬいた揚句、もうこれ以上傷つきたくないと防衛本能が他人の些<br />
細な言動に過剰反応し、つい彼女を攻撃的にしてしまう。自分の胸中<br />
を分かってほしい、でも誰にも理解できるはずがない。そんな繊細な<br />
ヒロインの心情を、ニコール・キッドマンは時に感情を爆発させてリ<br />
アルに演じきる。世界中の悲しみをひとりで背負っていると思い込ん<br />
でいて、確かに同情の余地はあるのだが、むしろイヤな女を演じて現<br />
実から逃避しようとする姿が痛々しい。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13153"></span></p>
<p>ひとり息子・ダニーの死から立ち直れないベッカは、妹の妊娠を喜べ<br />
ず、夫のハウイーと共にグループセラピーを受けても馴染めない。あ<br />
る日、町でダニーを死なせた少年を見かけ、密かに後をつける。</p>
<p>なんとか過去と折り合いをつけようとするハウイーや実母、家族の言<br />
葉尻をいちいち上げつらい、議論を吹っ掛けるベッカ。その、回りを<br />
不愉快にする負のオーラは、なぜか少年の前では抑制されている。何<br />
度も尾行し声をかけようとするが、何を話したらよいかわからない。<br />
ところがいざ対面すると、少年こそが不幸の原因なのに、彼女は恨み<br />
や怒りをぶつけるどころか、彼の謝罪に対して心を開いてしまうのだ。</p>
<p>そして、少年もまたダニーの命を奪ったことで深く傷つき我が身を責<br />
めている。ベッカが初めて同じ思いを共有できた相手が加害者だった<br />
皮肉が、ままならない人生を象徴している。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>1911</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13152.html</link>
		<comments>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13152.html#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 06 Nov 2011 07:52:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13152</guid>
		<description><![CDATA[革命の偉大な成果は、数え切れないほどの無名の兵士や市民の犠牲の上に成り立っていることをあらためて考えさせる作品だった。 （点数　60点） (C)2011 JACKIE CHAN INTERNATIONAL CINEMA CULTURAL HOLDINGS LIMITED JACKIE &#038; JJ PRODUCTIONS LIMITED All Rights Reserved. 破たん寸前の封建主義、外国による植民地化。朝廷は軍閥に頼り、列 強は既得権益の甘い汁を手放そうとはしない。革命の父・孫文はそん な二重苦から同時に中国を解放しようとする。彼の壮大な夢は言葉と して語られるうちに輪郭を持ち始め、同士の血によって形になってい く。映画は辛亥革命の端緒となった武昌蜂起を軸に、孫文の大統領就 任、ラストエンペラーの退位、袁世凱の暗躍までを描く。 【ネタバレ注意】 米国で華僑相手に孫文が革命資金を募る一方、盟友・黄興は革命軍を 率いて広州総督府を襲撃するが反撃に会う。黄興らは態勢を立て直し 武昌蜂起を成功させるが、朝廷は袁世凱を鎮圧に差し向ける。 孫文はロンドンに飛んで欧米各国に清朝に未来はないと訴え援助を控 えさせる。袁世凱も朝廷からの支援なしにはこれ以上の軍事行動を拒 否し、革命は複数勢力による駆け引きに変貌する。もちろん武力衝突 があった地域では多くの若者が命を落とすが、むしろ孫文対袁世凱の 頭脳戦心理戦といった様相を呈してくる。このあたり、現実を分析し 朝廷や日米欧のパワーバランスをうまく利用し立ち回りつつ己の野心 を実現していく袁世凱の狡猾さが際立っていた。 物語は時代の大きなうねりに呑み込まれた人々の濃厚なドラマにする ために、戦場を駆け巡った黄興にスポットを当てる。革命の偉大な成 果は、数え切れないほどの無名の兵士や市民の犠牲の上に成り立って いることをあらためて考えさせる作品だった。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>革命の偉大な成果は、数え切れないほどの無名の兵士や市民の犠牲の上に成り立っていることをあらためて考えさせる作品だった。 （点数　60点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/1911.jpg" border="0" /><br />
(C)2011 JACKIE CHAN INTERNATIONAL CINEMA CULTURAL HOLDINGS LIMITED JACKIE &#038; JJ PRODUCTIONS LIMITED All Rights Reserved.
</p>
<p>破たん寸前の封建主義、外国による植民地化。朝廷は軍閥に頼り、列<br />
強は既得権益の甘い汁を手放そうとはしない。革命の父・孫文はそん<br />
な二重苦から同時に中国を解放しようとする。彼の壮大な夢は言葉と<br />
して語られるうちに輪郭を持ち始め、同士の血によって形になってい<br />
く。映画は辛亥革命の端緒となった武昌蜂起を軸に、孫文の大統領就<br />
任、ラストエンペラーの退位、袁世凱の暗躍までを描く。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13152"></span></p>
<p>米国で華僑相手に孫文が革命資金を募る一方、盟友・黄興は革命軍を<br />
率いて広州総督府を襲撃するが反撃に会う。黄興らは態勢を立て直し<br />
武昌蜂起を成功させるが、朝廷は袁世凱を鎮圧に差し向ける。</p>
<p>孫文はロンドンに飛んで欧米各国に清朝に未来はないと訴え援助を控<br />
えさせる。袁世凱も朝廷からの支援なしにはこれ以上の軍事行動を拒<br />
否し、革命は複数勢力による駆け引きに変貌する。もちろん武力衝突<br />
があった地域では多くの若者が命を落とすが、むしろ孫文対袁世凱の<br />
頭脳戦心理戦といった様相を呈してくる。このあたり、現実を分析し<br />
朝廷や日米欧のパワーバランスをうまく利用し立ち回りつつ己の野心<br />
を実現していく袁世凱の狡猾さが際立っていた。</p>
<p>物語は時代の大きなうねりに呑み込まれた人々の濃厚なドラマにする<br />
ために、戦場を駆け巡った黄興にスポットを当てる。革命の偉大な成<br />
果は、数え切れないほどの無名の兵士や市民の犠牲の上に成り立って<br />
いることをあらためて考えさせる作品だった。 </p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13151.html</link>
		<comments>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13151.html#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 04 Nov 2011 19:46:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13151</guid>
		<description><![CDATA[見どころたっぷりの21世紀の三銃士は、3Dで新たな命を吹き込まれていた。（点数　70点） (C)2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S., and New Legacy Film Ltd. All rights reserved. 運河の水中に潜み、高い橋の上からジャンプし、壁に繋がれた鎖を引 きちぎる。そして地下に隠された通路で待ち受ける罠。アイデア満載 の仕掛けと小道具がCGと見事に融合した視覚効果は大いに目を楽しま せてくれる。物語はヒーローに憧れる若者が、かつてヒーローだった 男たちの心に再び火を付け、壮大な陰謀に立ち向かう旅を描く。特に、 4人対40人の大殺陣は、日本のTV時代劇のように大勢の悪党の手下をバッサバッサ斬り捨てる痛快感にあふれ、広場にある小物や建物を利用して立体的に動きを見せる場面は息をのむアクションの連続。久しぶりに血沸き肉躍る“本格冒険大活劇“を見た気になった。 【ネタバレ注意】 元銃士たちは飛行船設計図を英国のバッキンガム公爵に奪われ落ちぶ れている。そんな彼らに銃士が夢のダルタニアンが合流、女スパイ・ ミレディに盗まれた王妃の首飾りを奪還するためにロンドンに向かう。 荘厳なフランス王の宮殿、シンプルだが野心を隠さないリシュリュー の執務室、ミレディや王妃・侍女がまとうゴージャスなドレスなど、 あらゆるディテールに血が通っている上、巨大な気球で吊りあげた軍 用飛行船同士の空中戦に至っては、大砲の弾が飛び交う重量級の戦闘 シーンに仕上がっている。しかも荒唐無稽の中にも人間の思いが複雑 に交錯するドラマとしても見ごたえがあった。 サービス満点の展開、恋も友情も闘いもちりばめられた見どころたっ ぷりの21世紀の三銃士は、3Dで新たな命を吹き込まれていた。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>見どころたっぷりの21世紀の三銃士は、3Dで新たな命を吹き込まれていた。（点数　70点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/sanjushi.jpg" border="0" /><br />
(C)2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S., and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.
</p>
<p>運河の水中に潜み、高い橋の上からジャンプし、壁に繋がれた鎖を引<br />
きちぎる。そして地下に隠された通路で待ち受ける罠。アイデア満載<br />
の仕掛けと小道具がCGと見事に融合した視覚効果は大いに目を楽しま<br />
せてくれる。物語はヒーローに憧れる若者が、かつてヒーローだった<br />
男たちの心に再び火を付け、壮大な陰謀に立ち向かう旅を描く。特に、<br />
4人対40人の大殺陣は、日本のTV時代劇のように大勢の悪党の手下をバッサバッサ斬り捨てる痛快感にあふれ、広場にある小物や建物を利用して立体的に動きを見せる場面は息をのむアクションの連続。久しぶりに血沸き肉躍る“本格冒険大活劇“を見た気になった。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13151"></span></p>
<p>元銃士たちは飛行船設計図を英国のバッキンガム公爵に奪われ落ちぶ<br />
れている。そんな彼らに銃士が夢のダルタニアンが合流、女スパイ・<br />
ミレディに盗まれた王妃の首飾りを奪還するためにロンドンに向かう。</p>
<p>荘厳なフランス王の宮殿、シンプルだが野心を隠さないリシュリュー<br />
の執務室、ミレディや王妃・侍女がまとうゴージャスなドレスなど、<br />
あらゆるディテールに血が通っている上、巨大な気球で吊りあげた軍<br />
用飛行船同士の空中戦に至っては、大砲の弾が飛び交う重量級の戦闘<br />
シーンに仕上がっている。しかも荒唐無稽の中にも人間の思いが複雑<br />
に交錯するドラマとしても見ごたえがあった。</p>
<p>サービス満点の展開、恋も友情も闘いもちりばめられた見どころたっ<br />
ぷりの21世紀の三銃士は、3Dで新たな命を吹き込まれていた。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13151.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>ゲーテの恋</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13150.html</link>
		<comments>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13150.html#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 04 Nov 2011 19:39:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

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		<description><![CDATA[愛の素晴らしさが生きる力に変わる瞬間のきらめきにあふれた映像が美しい。（点数　60点） ((C) 2010 Senator Film Produktion GmbH / deutschfilm GmbH /Warner Bros.Entertainment GmbH / SevenPictures Film GmbH / Erfttal Film- und Fernsehproduktions GmbH &#038; Co. KG / Goldkind Filmproduktion GmbH &#038; Co. KG / herb X film Film- und Fernsehproduktion GmbH / Summerstorm Entertainment GmbH / magnolia Filmproduktion GmbH / CC Medienproduktions- und Verwaltungs GmbH) [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>愛の素晴らしさが生きる力に変わる瞬間のきらめきにあふれた映像が美しい。（点数　60点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/goethe.jpg" border="0" /><br />
((C) 2010 Senator Film Produktion GmbH / deutschfilm GmbH /Warner Bros.Entertainment GmbH / SevenPictures Film GmbH / Erfttal Film- und Fernsehproduktions GmbH &#038; Co. KG / Goldkind Filmproduktion GmbH &#038; Co. KG / herb X film Film- und Fernsehproduktion GmbH / Summerstorm Entertainment GmbH / magnolia Filmproduktion GmbH / CC Medienproduktions- und Verwaltungs GmbH)
</p>
<p>絶望は創作の源、苦悩は情熱の証。恋に破れた青年は心の痛みをペン<br />
に託し思いをつづる。死が頭をよぎっても、実際に引き金を絞る勇気<br />
はない。一方で言葉は泉のごとく湧きあがり、いつしか苦く切ない思<br />
い出は不朽の文学作品に昇華されていく。まだ自分の進むべき道を決<br />
めかねていた若き日の文豪、映画は彼が自殺してしまいたいほどのつ<br />
らい経験の末に才能を開花させていくまでを描く。直接顔を合わせる<br />
か手紙だけが気持ちを伝える手段、そんな当時の空気が、舗装されて<br />
いない泥だらけの道やろうそくの炎しかない夜に象徴されていた。</p>
<p>法律を学ぶゲーテは試験に落第、書き上げた戯曲も出版には至らず、<br />
小さな町の裁判所の実習生となる。ある日、ダンスパーティでロッテ<br />
という娘と出会い、ふたりは急速に惹かれあっていく。</p>
<p>意識しているのにどちらも相手が行動を起こすのを待っている。恋の<br />
駆け引きというにはあまりにも未熟な意地を張りながら、我慢できず<br />
につい馬を飛ばしてしまう。すぐには会える距離ではないが、胸の高<br />
鳴りを抑えるには近すぎる。一度は入れ違いになるのに帰り道でお互<br />
いの姿を認めた時の喜びが、草原と森、そして廃屋の中で唇を重ね体<br />
を合わせるシーンに凝縮されていた。愛の素晴らしさが生きる力に変<br />
わる瞬間のきらめきにあふれた映像が美しい。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13150"></span></p>
<p>誰もが体験する青春の蹉跌、だから書かずにはいられない。その衝動<br />
こそが作家にオリジナリティを与えることを彼の背中は饒舌に語る。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ミッション：8ミニッツ</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13148.html</link>
		<comments>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13148.html#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 31 Oct 2011 18:37:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13148</guid>
		<description><![CDATA[スリルの中にも愛に満ちた物語に変貌していく。（点数　50点） (C)2011 Summit Entertainment, LLC. All rights reserved. 気が付くと見覚えのない場所にいて、見知らぬ女と会話を交わし、鏡 の中には赤の他人がいる。自分がいったい誰なのか、どこにいるのか、 何をしているのか全く思いあたらずおろおろする。感覚も思考もクリ アなのに、なぜか目の前の現実が全く把握できない、そんな主人公が 不安のあまりパニックに陥る心情がリアルだ。列車事故犠牲者の生前 の脳内に送り込まれた彼は、はたして歴史を塗り変えられるのか。現 在と過去、映画は時空を超越したプログラムに変換された男が、自ら の手で運命を切り拓く過程で真実の愛に覚醒する姿を描く。 【ネタバレ注意】 列車で目覚めたスティーブンス大尉は同席の女にショーンと呼ばれ戸 惑ううちに、爆弾が爆発、再び目覚めるとカプセルに拘束されている。 彼の意識は事件の直前8分間のショーンの人格と入れ替わっていた。 何度も繰り返される「最期の8分間」。役割を理解したスティーブンス は命令を実行し、爆弾のありかや解除法、犯人の目星までつけるが、 すでに起こった爆発の事実だけは変えられない。一方で、ショーンの 体を借りて、自分自身の経歴も調べていく。二転三転する状況と意外 な展開の連続、そして大切な人に思いを伝えたいという願いが交錯し て、スリルの中にも愛に満ちた物語に変貌していく。 ただ、命がけで世界を救った彼の勇気は素晴らしいが、スティーブン スに肉体を乗っ取られたショーンの立場はどうなるの? タイムトリッ プにつきものの矛盾を抜きにしても、気になって仕方がない。。。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>スリルの中にも愛に満ちた物語に変貌していく。（点数　50点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/8min.jpg" border="0" /><br />
(C)2011 Summit Entertainment, LLC. All rights reserved.
</p>
<p>気が付くと見覚えのない場所にいて、見知らぬ女と会話を交わし、鏡<br />
の中には赤の他人がいる。自分がいったい誰なのか、どこにいるのか、<br />
何をしているのか全く思いあたらずおろおろする。感覚も思考もクリ<br />
アなのに、なぜか目の前の現実が全く把握できない、そんな主人公が<br />
不安のあまりパニックに陥る心情がリアルだ。列車事故犠牲者の生前<br />
の脳内に送り込まれた彼は、はたして歴史を塗り変えられるのか。現<br />
在と過去、映画は時空を超越したプログラムに変換された男が、自ら<br />
の手で運命を切り拓く過程で真実の愛に覚醒する姿を描く。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13148"></span></p>
<p>列車で目覚めたスティーブンス大尉は同席の女にショーンと呼ばれ戸<br />
惑ううちに、爆弾が爆発、再び目覚めるとカプセルに拘束されている。<br />
彼の意識は事件の直前8分間のショーンの人格と入れ替わっていた。</p>
<p>何度も繰り返される「最期の8分間」。役割を理解したスティーブンス<br />
は命令を実行し、爆弾のありかや解除法、犯人の目星までつけるが、<br />
すでに起こった爆発の事実だけは変えられない。一方で、ショーンの<br />
体を借りて、自分自身の経歴も調べていく。二転三転する状況と意外<br />
な展開の連続、そして大切な人に思いを伝えたいという願いが交錯し<br />
て、スリルの中にも愛に満ちた物語に変貌していく。</p>
<p>ただ、命がけで世界を救った彼の勇気は素晴らしいが、スティーブン<br />
スに肉体を乗っ取られたショーンの立場はどうなるの? タイムトリッ<br />
プにつきものの矛盾を抜きにしても、気になって仕方がない。。。 </p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>フェア・ゲーム</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13146.html</link>
		<comments>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13146.html#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 31 Oct 2011 18:30:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13146</guid>
		<description><![CDATA[自分が狙れているという不安に駆られるヒロインの心情が生々しい。（点数　60点） (C)2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. 探してみたけど見つからなかったのではなく、最初からないとわかっ ていた。どうしてもほしい開戦の口実のために、事実を捻じ曲げ上司 が喜ぶ報告をする。そのためには末端の工作員の身を脅かし、まして や外国人の安全など歯牙にもかけない。映画は、国家に尽くしたのに、 政権から裏切られた末に偽善者呼ばわりされた夫婦が真実を求めて戦 う姿を描く。偽装していた身分が暴露された直後から、それまで見慣 れていた街の風景が一変し、自分が狙れているという不安に駆られる ヒロインの心情が生々しい。 【ネタバレ注意】 CIAエージェントのヴァレリーはイラク大量破壊兵器の調査をするが、 どこからも確証は得られない。夫の元大使・ジョーもイラクとニジェ ールのウラン売買を追うがまったくのシロだった。 ヴァレリーをはじめ、担当のCIA局員たちはこぞって「イラクに核兵器 製造は不可能」とリポートしているのに、100%確実ではないとこじつ けて核兵器の存在をでっち上げる副大統領の側近たち。さらに新聞に 投稿したジョーを追い詰めるためにヴァレリーの正体を明かし、見せ しめにするなど、マスコミを利用して世論を煽り刃向うものの抹殺を 図る狡猾かつ巧妙な情報操作が恐ろしいほどリアルだ。 だが、ヴァレリーは己の弱さを嘆く前に、まず犠牲になったイラク人 協力者、いや、おそらくそれ以前にも彼女を信じて命を落とした協力 者たちへの贖罪を果たすべきではなかったか。。。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>自分が狙れているという不安に駆られるヒロインの心情が生々しい。（点数　60点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/fair.jpg" border="0" /><br />
(C)2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
</p>
<p>探してみたけど見つからなかったのではなく、最初からないとわかっ<br />
ていた。どうしてもほしい開戦の口実のために、事実を捻じ曲げ上司<br />
が喜ぶ報告をする。そのためには末端の工作員の身を脅かし、まして<br />
や外国人の安全など歯牙にもかけない。映画は、国家に尽くしたのに、<br />
政権から裏切られた末に偽善者呼ばわりされた夫婦が真実を求めて戦<br />
う姿を描く。偽装していた身分が暴露された直後から、それまで見慣<br />
れていた街の風景が一変し、自分が狙れているという不安に駆られる<br />
ヒロインの心情が生々しい。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13146"></span></p>
<p>CIAエージェントのヴァレリーはイラク大量破壊兵器の調査をするが、<br />
どこからも確証は得られない。夫の元大使・ジョーもイラクとニジェ<br />
ールのウラン売買を追うがまったくのシロだった。</p>
<p>ヴァレリーをはじめ、担当のCIA局員たちはこぞって「イラクに核兵器<br />
製造は不可能」とリポートしているのに、100%確実ではないとこじつ<br />
けて核兵器の存在をでっち上げる副大統領の側近たち。さらに新聞に<br />
投稿したジョーを追い詰めるためにヴァレリーの正体を明かし、見せ<br />
しめにするなど、マスコミを利用して世論を煽り刃向うものの抹殺を<br />
図る狡猾かつ巧妙な情報操作が恐ろしいほどリアルだ。</p>
<p>だが、ヴァレリーは己の弱さを嘆く前に、まず犠牲になったイラク人<br />
協力者、いや、おそらくそれ以前にも彼女を信じて命を落とした協力<br />
者たちへの贖罪を果たすべきではなかったか。。。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>パラノーマル・アクティビティ3</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13145.html</link>
		<comments>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13145.html#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 31 Oct 2011 18:24:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

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		<description><![CDATA[デニスが次第に孤独に苛まれていく過程に共感を覚える。（点数　50点） Copyright (c) 2011 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved. 大人には見えないものも、まだ幼い娘の目ははっきりととらえている。 「それ」はおそらく恐ろしい姿ではないのだろう、彼女とは仲の良い 友人のような関係を築いている。あの悲劇からさかのぼること十数年、 映画は「それ」の犠牲になった姉妹の幼少期にさかのぼり、彼女たち がなぜ事件に巻き込まれたのかを探る。家屋内の監視カメラとハンデ ィカメラの映像をドキュメンタリー風に作り込む手法に新鮮味はない が、さりげない日常が少しずつ歪んでいく違和感自体は健在。 【ネタバレ注意】 デニスとジュリー夫婦、娘のケイティとクリスティは新居に引っ越す が、子供部屋の納戸から何度も異音が聞こえだす。ビデオカメラマン のデニスは寝室と子供部屋、リビングルームに監視カメラを設置する。 変化の乏しい退屈なモノクロ映像が「それ」の気配を発し始めるだけ で、緊張した空気が満ち溢れる。だからこそ、ジュリーのいたずらに は思わずイスから落ちそうになるほど驚いた。その後も、異変にナー バスになるデニスと信じようとしないジュリーの葛藤、子供部屋にい てもケイティとクリスティの「それ」への温度差の違いなど、恐怖の 主体に対してもそれぞれ感じ方が違い、特にデニスが次第に孤独に苛 まれていく過程に共感を覚える。 あくまで超常現象を撮影する立場を貫こうとしたデニスが当事者にな ってしまう瞬間は、感情を交えず冷徹だった映像がデニスの絶望に塗 りつぶされているようだった。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>デニスが次第に孤独に苛まれていく過程に共感を覚える。（点数　50点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/11/para.jpg" border="0" /><br />
Copyright (c) 2011 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.
</p>
<p>大人には見えないものも、まだ幼い娘の目ははっきりととらえている。<br />
「それ」はおそらく恐ろしい姿ではないのだろう、彼女とは仲の良い<br />
友人のような関係を築いている。あの悲劇からさかのぼること十数年、<br />
映画は「それ」の犠牲になった姉妹の幼少期にさかのぼり、彼女たち<br />
がなぜ事件に巻き込まれたのかを探る。家屋内の監視カメラとハンデ<br />
ィカメラの映像をドキュメンタリー風に作り込む手法に新鮮味はない<br />
が、さりげない日常が少しずつ歪んでいく違和感自体は健在。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13145"></span></p>
<p>デニスとジュリー夫婦、娘のケイティとクリスティは新居に引っ越す<br />
が、子供部屋の納戸から何度も異音が聞こえだす。ビデオカメラマン<br />
のデニスは寝室と子供部屋、リビングルームに監視カメラを設置する。</p>
<p>変化の乏しい退屈なモノクロ映像が「それ」の気配を発し始めるだけ<br />
で、緊張した空気が満ち溢れる。だからこそ、ジュリーのいたずらに<br />
は思わずイスから落ちそうになるほど驚いた。その後も、異変にナー<br />
バスになるデニスと信じようとしないジュリーの葛藤、子供部屋にい<br />
てもケイティとクリスティの「それ」への温度差の違いなど、恐怖の<br />
主体に対してもそれぞれ感じ方が違い、特にデニスが次第に孤独に苛<br />
まれていく過程に共感を覚える。</p>
<p>あくまで超常現象を撮影する立場を貫こうとしたデニスが当事者にな<br />
ってしまう瞬間は、感情を交えず冷徹だった映像がデニスの絶望に塗<br />
りつぶされているようだった。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>五日市物語</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13143.html</link>
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		<pubDate>Sun, 30 Oct 2011 06:01:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

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		<description><![CDATA[映画はこの町に関わった調査員の視点を通じて、人と自然が昔から共存する五日市という土地の魅力を探っていく。（点数　50点） (C)2011「五日市物語」製作委員会 緑濃く清流に恵まれ、空気は澄み食べ物はうまい。住民はおおらかで よそ者でもすぐに受け入れてくれる。都会に住む人間から見ると理想 郷に見える町・五日市。もはや農業や林業は廃れ、交通網の発達で交 易地としての役目も終えたが、それでも今なお人々は故郷の歴史に誇 りを持って保存しようとしている。映画はこの町に関わった調査員の 視点を通じて、人と自然が昔から共存する五日市という土地の魅力を 探っていく。 【ネタバレ注意】 下請けリサーチャー・友里は五日市市役所職員・栗原の案内で名所を 回り、名物に舌鼓を打つ。やがて古い旅館・油屋で地元に古くから住 み出来事を見てきた老婆・トシ子から昔話を聞かされる。 すっかり五日市に馴染んだ友里は突然の調査中止命令に辞表を叩きつ け、ルポライターになりたかった夢を実現すべき時と郷土史研究に腰 を据えて取り組む。そしてトシ子の祖父が「五日市憲法」の草起者と 知己を得ていること、一度きりの叶わなかった恋ゆえに結婚しなかっ たことなどを聞きだす。 その過程で、明治期に日本で芽生えた人権思想、昭和期まで残ってい た筏の川下りなどを映像化し、五日市がいかに由緒ある街であるかを 調べていく。一方で山のピザ屋や秋川牛などの名産を紹介するのも忘 れない。そのあたりは友里の好奇心を積極的に押し出し、栗原との間 に芽生えた感情なども挟み込んでバランスをとっている。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>映画はこの町に関わった調査員の視点を通じて、人と自然が昔から共存する五日市という土地の魅力を探っていく。（点数　50点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/10/ituka.jpg" border="0" /><br />
(C)2011「五日市物語」製作委員会
</p>
<p>緑濃く清流に恵まれ、空気は澄み食べ物はうまい。住民はおおらかで<br />
よそ者でもすぐに受け入れてくれる。都会に住む人間から見ると理想<br />
郷に見える町・五日市。もはや農業や林業は廃れ、交通網の発達で交<br />
易地としての役目も終えたが、それでも今なお人々は故郷の歴史に誇<br />
りを持って保存しようとしている。映画はこの町に関わった調査員の<br />
視点を通じて、人と自然が昔から共存する五日市という土地の魅力を<br />
探っていく。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13143"></span></p>
<p>下請けリサーチャー・友里は五日市市役所職員・栗原の案内で名所を<br />
回り、名物に舌鼓を打つ。やがて古い旅館・油屋で地元に古くから住<br />
み出来事を見てきた老婆・トシ子から昔話を聞かされる。</p>
<p>すっかり五日市に馴染んだ友里は突然の調査中止命令に辞表を叩きつ<br />
け、ルポライターになりたかった夢を実現すべき時と郷土史研究に腰<br />
を据えて取り組む。そしてトシ子の祖父が「五日市憲法」の草起者と<br />
知己を得ていること、一度きりの叶わなかった恋ゆえに結婚しなかっ<br />
たことなどを聞きだす。</p>
<p>その過程で、明治期に日本で芽生えた人権思想、昭和期まで残ってい<br />
た筏の川下りなどを映像化し、五日市がいかに由緒ある街であるかを<br />
調べていく。一方で山のピザ屋や秋川牛などの名産を紹介するのも忘<br />
れない。そのあたりは友里の好奇心を積極的に押し出し、栗原との間<br />
に芽生えた感情なども挟み込んでバランスをとっている。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独</title>
		<link>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13141.html</link>
		<comments>http://www.cinemaonline.jp/review/ken/13141.html#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 30 Oct 2011 05:56:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>福本次郎</dc:creator>
				<category><![CDATA[見映画批評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.cinemaonline.jp/?p=13141</guid>
		<description><![CDATA[彼の音楽は時代を越えて人の心に訴える魅力があることは確かだ。。。 （点数　50点） (C)Jock Carroll 芸術家に必要なものはオリジナリティ。だが、世間を驚かせるような 斬新なスタイルの演奏も、大衆に受けいてられ広く認知されるにつれ 陳腐になる。その結果、主人公はさらなる革新を求めてますます自分 の殻にこもり偏執的になっていく。映画は、天才ピアニストが、創作 の過程で他人を遠ざけ、孤独にさいなまれながらも自らの存在をアピ ールしていこうとする姿を描く。多くの謎ゆえに伝説となった人生と は裏腹に、彼の素顔を知る人々の証言が生々しい。 【ネタバレ注意】 モントリオール出身のグレン・グールドは、NYでのデビューリサイタ ルでレコード会社重役の目にとまり早速契約を結ぶ。彼の自然で明快 なバッハはたちまち大評判になり、ソ連公演でも大好評を得る。 キャリアのまさに絶頂期、指揮者のバーンスタインと対立する事態に なる。指揮者と演奏者、どちらが主導権を持つのかという問題はさて おき、グールドの絶対に妥協しない姿勢がうかがえる。ただ、2人の間 にどんな葛藤があったのかは当事者のみが知るところだろうが、この 事件の顛末をもう少し掘り下げてほしかった。 やがてグールドは聴衆の前から消え、レコードのみで新作で発表する。 それは彼にとっての完璧な音楽。そこには計算された美しさがあるの み。作り手は、そのあたりの音楽性よりもむしろ彼の変人神話の裏に ある人間的なエピソードを丁寧に拾い集める。彼の音楽は時代を越え て人の心に訴える魅力があることは確かだ。。。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>彼の音楽は時代を越えて人の心に訴える魅力があることは確かだ。。。 （点数　50点）</b></p>
<p align="center">
<img src="http://www.cinemaonline.jp/image/2011/10/gren.jpg" border="0" /><br />
(C)Jock Carroll
</p>
<p>芸術家に必要なものはオリジナリティ。だが、世間を驚かせるような<br />
斬新なスタイルの演奏も、大衆に受けいてられ広く認知されるにつれ<br />
陳腐になる。その結果、主人公はさらなる革新を求めてますます自分<br />
の殻にこもり偏執的になっていく。映画は、天才ピアニストが、創作<br />
の過程で他人を遠ざけ、孤独にさいなまれながらも自らの存在をアピ<br />
ールしていこうとする姿を描く。多くの謎ゆえに伝説となった人生と<br />
は裏腹に、彼の素顔を知る人々の証言が生々しい。</p>
<p><font color="#ff0000"><b>【ネタバレ注意】</b></font></p>
<p><span id="more-13141"></span></p>
<p>モントリオール出身のグレン・グールドは、NYでのデビューリサイタ<br />
ルでレコード会社重役の目にとまり早速契約を結ぶ。彼の自然で明快<br />
なバッハはたちまち大評判になり、ソ連公演でも大好評を得る。</p>
<p>キャリアのまさに絶頂期、指揮者のバーンスタインと対立する事態に<br />
なる。指揮者と演奏者、どちらが主導権を持つのかという問題はさて<br />
おき、グールドの絶対に妥協しない姿勢がうかがえる。ただ、2人の間<br />
にどんな葛藤があったのかは当事者のみが知るところだろうが、この<br />
事件の顛末をもう少し掘り下げてほしかった。</p>
<p>やがてグールドは聴衆の前から消え、レコードのみで新作で発表する。<br />
それは彼にとっての完璧な音楽。そこには計算された美しさがあるの<br />
み。作り手は、そのあたりの音楽性よりもむしろ彼の変人神話の裏に<br />
ある人間的なエピソードを丁寧に拾い集める。彼の音楽は時代を越え<br />
て人の心に訴える魅力があることは確かだ。。。 </p>
]]></content:encoded>
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