◆音楽の使い方にはもう少し工夫がほしかった(65点)
LAタイムスの人気コラムニストのロペス(ロバート・ダウニーJr)は、ある日、ベートーヴェンの銅像が建つ公園で、路上で暮らす音楽家ナサニエル(ジェイミー・フォックス)と出会う。ナサニエルは、その昔、名門「ジュリアード音楽院」に通っていたが、病のために中退を余儀なくなれたという。ナサニエルの人生に興味を抱いたロペスは、彼についてのコラムを書く決意をする……。
◆音楽の使い方にはもう少し工夫がほしかった(65点)
LAタイムスの人気コラムニストのロペス(ロバート・ダウニーJr)は、ある日、ベートーヴェンの銅像が建つ公園で、路上で暮らす音楽家ナサニエル(ジェイミー・フォックス)と出会う。ナサニエルは、その昔、名門「ジュリアード音楽院」に通っていたが、病のために中退を余儀なくなれたという。ナサニエルの人生に興味を抱いたロペスは、彼についてのコラムを書く決意をする……。
◆社会派ネタが好きな方にオススメ(75点)
高潔なイメージの国会議員スティーヴン・コリンズ(ベン・アフレック)のもとで働く美人職員が、出勤途中に駅のホームで謎の死を遂げた。地元新聞紙の敏腕記者カル(ラッセル・クロウ)は、その前夜に起きた黒人少年殺害事件の取材をしていたが、死亡した少年の携帯電話を調べたところ、ある驚くべき事実が発覚した。果たしてふたつの事件から浮かび上がってくる真実とは……!?
◆殺し屋としてのポリシーや威厳、美学がまったく感じられない(30点)
舞台はタイのバンコック。自分に課したルールを遵守しながら、暗殺者としてこれまで完璧に仕事をこなしてきたジョー(ニコラス・ケイジ)だったが、暗殺者としての能力が低下する前に引退しようと、ある組織から最後の仕事となる4件の暗殺依頼を受ける。ジョーは地元のチンピラのコン(シャクリット・ヤムナーム)を手下に雇うが……。
◆どこか物足りなさを感じる(55点)
ゆくえが分からなくなった恋人シュシュ(シュー・ジンレイ)を探すために、日本へ密入国した中国人の鉄頭(ジャッキー・チェン)は、新宿歌舞伎町で同じく不法滞在する同胞たちと一緒にアジト暮らしを始める。不法滞在者ゆえに精神的にも経済的にも苦しい状況を強いらるが、ある日、ヤクザの江口(加藤雅也)の横にいた美女に目を奪われる。なんと、その美女は鉄頭が探していたシュシュだった……。
◆観客の人生観をゆさぶるに十分なインパクトを備えた映画(97点)
かつて朝鮮戦争を戦った元軍人のウォルト(クリント・イーストウッド)は、家族や周囲の人たちから"扱いにくい老人"として疎まれていた。そんな彼の隣家に住む少年タオ(ビー・バン)のファミリーは、モン族というアジア系の移民。ある事件をきっかけに交流を始めたウォルトとタオだったが、タオと地元の不良少年たちとのあいだでトラブルが起き……。
◆男女ふたりのスパイの運命をユーモアたっぷりに描いた(60点)
バーケット・ランドル(B&R社)社とエクイクロム社は、お互い存在や動向が気になって仕方がない同業者。B&R社が新製品を開発したという情報を得たエクイクロム社のCEOディック(ポール・ジアマッテ)は、スパイのエキスパート集団を雇って、B&R社に諜報員を潜入させる。そんなスパイ集団に新しく加わったのは、元MI6の諜報員レイ(クライヴ・オーエン)と元CIAの諜報員クレア(ジュリア・ロバーツ)。実はレイとクレアとは、今から5年前にドバイで出会っていた……。
◆思わせぶりなミステリーに主役を奪われた(45点)
一流企業を辞めたジニョク(チュ・ジフン)は、小さな洋菓子店「アンティーク」を開く。そこに、男性関係のトラブルで店を転々としてきた一流パティシエにして"魔性のゲイ"の異名を取るソヌ(キム・ジェウク)を含めた3人のスタッフが加わり、アンティークは評判の店となる。そんなある日、街で連続誘拐事件が発生し……。
◆どんどんおもしろさが加速していく(70点)
大学の親友であるイアンとカートは、自分たちの食生活に対する見識を深めようと、国内最大のトウモロコシ生産地アイオワで農業を始める。収穫したトウモロコシのゆくえを追跡しようというのだ。ふたりは補助金制度や化学肥料、遺伝子組み換えなどの問題を通じて、アメリカの現代農業の実情を目の当たりにする……。
◆痛くて笑える人間劇場(75点)
舞台はワシントン。とあるフィットネスセンターの更衣室で見つかったCDの落とし物。従業員のチャド(ブラッド・ピット)が、パソコンでCDの中身をチェックすると、そこにはCIAの機密情報が書き込まれていた。チャドはこのCDの持ち主をゆすってお金を手に入れようと、同僚のリンダ(フランシス・マクドーマン)を誘ってある計画に乗り出すが……。
◆人生と社会の核に迫ろうとした傑作(90点)
舞台はインド。スラム街出身の少年ジャマール(デーヴ・パテル)は、解答するごとに賞金がつり上がっていくTVのクイズ番組「クイズ$ミリオネア」に出場した。彼は司会者(アニル・カプール)の読みとは裏腹に正解を重ねていき、全問正解まであと一歩のところまでこぎつけるが、不正解答を疑われて警察に拘束されてしまう。ジャマールは警察の取り調べに対して、自身の生い立ちを語り始める……。
◆人と違うことを隠さないこと(75点)
同性愛者のハーヴィー・ミルク(ショーン・ペン)は、1977年、4度目の選挙で念願のサンフランシスコ市政執行委員に選出された。同性愛者であることを公表して公職についた初めての人間だった。彼は同性愛者の代弁者として時代の寵児となり、同性愛者はもとより、有色人種、高齢者、ヒッピーなど、さまざまなマイノリティ(少数派)を支援する政治活動を行った。ところが、公職についてわずか11ヵ月後、ミルクは敵対する同僚の市政執行委員ダン・ホワイト(ジョシュ・ブローリン)に射殺されてしまう……。
◆愛憎入り乱れる家族の素顔に迫った作品(80点)
薬物治療の施設からキム(アン・ハサウェイ)が戻ってきたが、家のなかは、2日後に迫ったキムの姉レイチェル(ローズマリー・デウィット)の結婚式の準備で大わらわ。キムはなんとなく居心地の悪さを感じる。夜、家族や友人を集めて行われたディナーパーティの席では、出席者による祝福のスピーチが始まる。いよいよキムにも順番が回ってきたが……。
◆大作戦記映画と呼ぶにふさわしいスケール感(75点)
西暦208年、魏、呉、蜀が争う中国・三国時代。曹操(チャン・フォンイー)率いる80万の魏軍に対抗するため、蜀を治める劉備(ユウ・ヨン)の軍師・孔明(金城武)は、知将・周瑜(トニー・レオン)を擁する呉と同盟を結ぶ。一度は蜀と呉の連合軍が優勢に立つも、巻き返しを図る曹操は、疫病で死んだ兵士の遺体を船に乗せて対岸へ送りつける。連合軍にも疫病が蔓延し、劉備は仕方なく自軍の兵を引き上げてしまう……。
◆意外性に富んでいておもしろい(60点)
17歳のチャーリー(アントン・イェルチャン)は、成績優秀にもかかわらず、有名私立高校の退学歴が何度もある問題児。チャーリーは頭のよさを活かして、校内でつい違法ビジネスをやってしまうのだ。いよいよ地元の公立高校に行かざるを得ないはめになるが、そこでもあるビジネスを思いつき……。
◆「実話に基づく究極の恐怖」という惹句がむなしく響く(40点)
クリスティン(リヴ・タイラー)とジェームズ(スコット・スピードマン)のカップルは、真夜中に別荘に到着した。甘いムードになりかけたとき、何者かが玄関のドアをノックする。それを皮切りに不可解な出来事が次々と起き、ついに別荘はストレンジャーズ(訪問者)に包囲されてしまう……。