1408号室 - 山口拓朗

◆ハラハラドキドキさせられっぱなし(75点)

 心霊スポットに出向いてはルポを執筆するオカルト作家のエンズリン(ジョン・キューザック)。彼のもとにある日、ニューヨークのドルフィンホテルのはがきが届く。そこには「絶対に1408号室に入ってはいけない」とだけ書かれていた。好奇心を煽られたエンズリンは、さっそくドルフィンホテルに向かう……。

この映画の批評を読む »

バンク・ジョブ - 山口拓朗

◆金よりも大切な"秘密"を盗まれた人々の動揺(60点)

 中古車販売店を営むテリー(ジェイソン・ステイサム)を中心とした一味が、ロンドンのベイカー街にある銀行の貸し金庫破りを実行する。計画はまんまと成功するが、盗んだもののなかに、思わぬブツが含まれていた……。政界や王室、マフィアをも揺るがした犯行のゆくえはいかに!?

この映画の批評を読む »

GSワンダーランド - 山口拓朗

◆ブームと大人社会に翻弄される若者たちの物語(55点)

 小さな音楽プロダクションを営む梶井(武田真治)に、マサオ(石田卓也)たちのバンドはスカウトされる。ところが、レコード会社が用意していたのは、オルガンを必要とする楽曲だったため、梶井は、けん盤が弾ける歌手志望のミク(栗山千明)を男装させて、メンバーに加える。こうして「ザ・ダイアモンズ」改め「ザ・タイツメン」のデビューが決まったが……。

この映画の批評を読む »

ダイアリー・オブ・ザ・デッド - 山口拓朗

◆タイミングが心憎く、スプラッター描写の巧さが光る(80点)

 山中で自主制作映画のロケをしていた大学生たちの耳に、街で死人が蘇っているというニュースが飛び込む。ロケを中止して下山した彼らは、次々と遭遇するゾンビたちを手元のカメラに収めながら、生き残る術を探すが……。

この映画の批評を読む »

天国はまだ遠く - 山口拓朗

◆都会人にとっては一服の清涼剤(65点)

 京都府宮津の山奥にある「民宿たむら」にやってきたのは、都会の生活に疲れ果てたOLの千鶴(加藤ローサ)。その夜、千鶴は睡眠薬を大量に飲んで自殺を図るが、未遂におわる。千鶴は、民宿をひとりで切り盛りする青年、田村(徳井義実)のさり気ない優しさにふれ、少しずつ元気を取り戻していくが……。

この映画の批評を読む »

レッドクリフ PartI - 山口拓朗

◆『三国志』ビギナーでも十分鑑賞に耐えうる(65点)

 曹操(チャン・フォンイー)率いる大軍との戦いの末に逃げのびた劉備の軍師、孔明(金城武)。彼は、同じように曹操軍の存在を脅威に感じている孫権(チャン・チェン)と同盟を結ぶことを進言する。やがて孔明は孫権軍の司令官、周瑜(トニー・レオン)と対面。お互いに惹かれるものを感じ、少しずつ信頼関係を築いていくが……。

この映画の批評を読む »

その日のまえに - 山口拓朗

◆全編を叙情的なムードに染め上げた(55点)

 イラストレーターとして活躍する健大(南原清隆)の妻とし子(永作博美)は、ある日、病院で突然の余命宣告を受ける。一時退院したとし子は、健大と一緒に、結婚当初に住んでいた街を訪れる。懐かしい街を思い出に寄りそうように歩くふたり。時を同じくして、治る見込みのない病に侵された俊治(筧利夫)もこの町にやって来て……。

この映画の批評を読む »

アイズ - 山口拓朗

◆主人公の人間味あふれるキャラクターが、スクリーンに強い印象を残す(65点)

 盲目のバイオリニスト、シドニー(ジェシカ・アルバ)は、角膜移植手術を受けて、その目に光を取り戻すが、視力が回復するにつれ、"自分にしか見えないモノがある"ことに気づく。シドニーにしか見えないモノの正体とは一体何なのか? シドニーは角膜提供者の身元を調べ始める……。

この映画の批評を読む »

バイオハザード ディジェネレーション - 山口拓朗

◆展開や演出の切れ味がおしなべて鈍い(50点)

 バイオテロや薬害の被害者を救うべくNGOに所属するクレア。ある日、空港にいた彼女の目の前にゾンビが出現。空港内がパニックになったその瞬間、こんどは1台の飛行機が空港の建物に突入。機内からもゾンビ化した乗員や乗客が降りてきて……。

この映画の批評を読む »

P.S.アイラヴユー - 山口拓朗

◆設定はユニークだが、その設定をリアルな物語へと昇華しきれなかった(55点)

 最愛の夫ジェリー(ジェラルド・バトラー)が病死してから3週間後、失意のどん底に沈む妻ホリー(ヒラリー・スワンク)のもとに、亡きジェリーから贈り物が届く。それ以来、定期的にジェリーから手紙が届くようになり、ホリーは少しずつ元気を取り戻すが……。

この映画の批評を読む »

僕らのミライへ逆回転 - 山口拓朗

◆"映画愛"をたっぷりと浸潤させた秀作(75点)

 とある街の一角にある、ちょっぴり時代遅れのレンタルビデオ店(DVDは置いてない)。ある日、常連のジェリー(ジャック・ブラック)が大量の電磁波をあびたまま店に入ってきたことにより、陳列していたビデオの中身がすべて消えるトラブルが発生。事態を重くみた店員のマイク(モス・デフ)はジェリーと共に自主制作映画を撮り、そのビデオを客に貸し出すことにした……。

この映画の批評を読む »

宮廷画家ゴヤは見た - 山口拓朗

◆ミロス・フォアマン監督が紡ぎ上げた絵作りの華麗さはサスガの一言(60点)

 舞台は18世紀末のスペイン。宮廷画家のゴヤ(ステラン・スカルスガルド)がかつて肖像画を描いたことのある少女イネス(ナタリー・ポートマン)が、ユダヤ教だと疑われてカトリック教会の異端審問所に囚われてしまう。イネスの父は、イネスを救おうと神父ロレンソ(ハビエル・バルデム)を自宅のディナーに招待するが……。

この映画の批評を読む »

おくりびと - 山口拓朗

◆着眼点がすばらしい(85点)

 所属していた楽団が解散することになり、妻と故郷の山形に戻ったチェロ弾きの大悟(本木雅弘)。旅行代理店かと思って面接に足を運んだ会社に採用されるも、実際の仕事は、遺体を棺に納めるというものだった。しかも初仕事が、腐敗が進んだ老人の遺体だったため……。

この映画の批評を読む »