◆邦画で1番面白いんじゃないか?(70点)
笑いすぎ。笑い疲れる。88分と短いが、あと15分短くしてくれ!といいたくなる。
◆ベッカムもワンシーンだけ出る(55点)
インド系のパーミンダ・ナーグラ主演の青春映画。いきなりだが、ひどい邦題だと思う。まあ、確かに主人公の女の子の憧れの人はベッカムだが、別に彼に恋しているってわけじゃないと思うのだが。実際別の男との恋愛沙汰もあるわけで。
◆ガチンコの歌と踊りが見所だ(70点)
アカデミー6部門を受賞した超話題作。でも実は、1度も全米興行チャート1位になってないという、不思議な作品。有名なブロードウェイ・ミュージカルの映画化である。
◆GacktとHYDEファン以外が観る理由は無い(15点)
ジャパンポップ界のアイドルGacktとHYDEが主演のSF映画。ガクトは、脚本などにも相当アイデアを出したという。
◆キングの小説世界を忠実に再現したホラー大作(55点)
スティーブン・キングが原作の、オカルトホラー。といっても、予告編だけではジャンルすら特定できないと思った人は多かっただろう。テレビ版の予告ではそうでもないが、劇場版の予告は本当に意味不明だった。
◆真の意味で大人と子供の両方が楽しめる傑作(85点)
『きれいな涙 SPIRIT』は王道のストーリーを持つアニメーション作品で、いかにもアメリカらしい一本。ディズニーの『トレジャープラネット』に対抗するドリームワークスの作品だが、どちらも実によく出来ている。フルアニメーションらしいエレガントな動きとCGの融合は、違和感を感じる部分がだいぶ減り、そろそろ完成の域に達したという感じがする。
◆見所は動くサトエリの開脚!それがすべてだ(15点)
佐藤江梨子をはじめとしたグラビアアイドル出演で送る、かつてのテレビシリーズの劇場版リメイク。ほとんどVシネマなみの安っぽさで、テキトーなストーリーと低予算バレバレのセット、見ていて笑いが止まらないほど下手っぴな演技が味わえる。
◆独特の味がある、フィリピン製感動ドラマ(60点)
『anak』という、日本でも加藤登紀子がカバーしたフィリピンの名曲を原作とした映画。世界中に出稼ぎに行く、フィリピン人メイドを描く。
◆映像はいいが、展開がうそ臭くてのめりこめない(40点)
竹内結子と吉沢悠という人気タレントが主演のラブロマンス。香港のアカデミー賞3部門を受賞した「星願(セイガン)」という作品のリメイクで、日本風にアレンジしたと言うのは製作会社の弁。
◆最初のアクションシーンはいい、あとはおバカ映画(20点)
上映期間3週間を目指す(……。)という、倉田保昭主演のカンフー映画。倉田保昭という俳優は、日本ではGメン75で知られ、香港その他のアジアでは和製ドラゴンとして知られるアクションスターである。最近ではスーチー主演の『クローサー』にも、クライマックスの敵役で出ていた。
◆日本語版の出来の悪さを何とかしてほしい(30点)
シネコンで、聴覚障害者と健常者が同時に鑑賞出来るという、日本発のバリアフリー上映が行われると話題の映画。原作は、ドイツの超有名な古典。この作者はミステリも書いていて、一部に根強いファンがいる。
◆盲目世界をどう表現しているかが見所(65点)
『スパイダーマン』が世界中で大ヒットして、乗りに乗ってるマーヴェル社が今回出してきたのが、スパイダーマンのオトモダチという設定のデアデビル。アメコミでは、こんな風に各作品同士の背景世界はつながっているのが普通だ。
◆単なるビックリ映画としてみるのが正しい(80点)
日本の『リング』がハリウッドでリメイクされてからというもの、似たような東洋的ホラーが相次いで公開されているが、これもその流行の一つとされている。