◆婚約したが男友達がいない!ベストマンを求め急いで男とデート!(50点)
男は男同士で遊んでいる時が楽しい、男性ならば誰でも感じた事があるだろう。その事に対し理解を示してくれる女性もいるが、それはやはり男性にしか理解出来ないことなのかもしれない。コメディ映画『40男のバージンロード』は今まで男の友人と遊ぶという事を知らないまま生きてきた30代の男の物語で、男達を主人公にした痛快なコメディを作るジャド・アパトウ映画を彷彿とさせるユーモアを散りばめたバディムービーだ。
◆婚約したが男友達がいない!ベストマンを求め急いで男とデート!(50点)
男は男同士で遊んでいる時が楽しい、男性ならば誰でも感じた事があるだろう。その事に対し理解を示してくれる女性もいるが、それはやはり男性にしか理解出来ないことなのかもしれない。コメディ映画『40男のバージンロード』は今まで男の友人と遊ぶという事を知らないまま生きてきた30代の男の物語で、男達を主人公にした痛快なコメディを作るジャド・アパトウ映画を彷彿とさせるユーモアを散りばめたバディムービーだ。
◆ハリウッドの2大スター共演のスパイ映画(75点)
新製品開発。例えば、アップル社がアイフォーンを発表した時の様に、それは会社にとって世界を揺るがしかねない一大事、またライバル社にとっては存亡の危機にも繋がる事。そんな新製品を巡って『デュプリシティ/スパイは、スパイに嘘をつく(原題:DUPLICITY)』では、ライバル同士の2つ会社がそれぞれ腕利きのスパイを雇い、対立する。『フィクサー』でアカデミー賞にノミネートされたトニー・ギルロイ監督2作目である本作は、なんとなくお決まりのスパイ映画の雰囲気を漂わせているのだが、実は一味も二味も違う新感覚スパイ映画なのだ。
◆70年代の子供向け映画をザ・ロック主演でリメイク(40点)
エイリアンというというとやはり目が異様に大きく、毛がなく、手足の長い人型の生命体を想像するだろう(もしくはタコ型)。しかし、ディズニー映画『ウィッチマウンテン/地図から消された山』に登場するエイリアンは違う。地球に住む人類と全く同じ姿をしているのだ。ただ我々と違うのは彼らにはテレビドラマ『HEROES』の様に人間には不可能な様々な特殊能力がある事だ。なかなか納得し難い設定である…。
◆W・クレイヴンの『鮮血の美学』をリメイク(65点)
もし愛する我が子が何者かに襲われ酷い目に遭わされ、その我が子を襲った犯人が今あなたの家にいるとしたら? そんな疑問を投げかけるウェス・クレイヴンの映画監督処女作『鮮血の美学』が2009年『THE LAST HOUSE ON THE LEFT』としてリメイクされた。今年の公開のリメイクホラーがことごとく不評を買う中、本作は意外にも見応えある作品となっている。
◆美人姉妹が犯罪現場掃除のビジネスをはじめる異色作(60点)
記憶に新しいコメディドラマ『リトル・ミス・サンシャイン』。アリゾナに住む問題だらけの家族が末娘のために家族6人でミニバスに乗り込みミスコン会場を目指すこのドタバタ劇はアメリカでは口コミで大ヒットし、2006年度のアカデミー賞作品賞にノミネートされた。2009年公開の映画『サンシャイン・クリーニング』は前者と同じくタイトルに「サンシャイン」が付いており、問題だらけの家族のコメディドラマで、子供もおり、アラン・アーキンも出演しているため、「この映画観た事あるぞ」と思わされるが、この映画はなんとスプラッター映画なのだ。
◆巨匠ヤン・トロエル監督が描くある実在した女性の人生(60点)
人生の中で誰にでも運命の出会いや人生を変える出来事があるだろう。宝くじも人生を変えてくれるものの1つに数えられるかもしれない。今年のゴールデン・グローブ賞外国語映画賞にノミネートされたスウェーデン映画『EVERLASTING MOMENTS』は、宝くじで大金ではなく、1つのカメラを手に入れ人生が大きく変わってしまった実在したある女性の半生を描く。
◆映画化不可能と言われたグラフィックノベルを『300』の監督が映画化(65点)
冷戦下、世界は常に核の脅威に晒されていた。1985年のアメリカを舞台に展開するスーパーヒーロー映画『ウォッチメン(原題:WATCHMEN)』の中でもその事実が軸にあるのだが、アメリカとソ連間の緊張を感じられない今、時代設定を現代にせず、敢えてアラン・ムーアとデイヴ・ギボンズ作グラフィックノベルに忠実に映画化した本作からは「ありえなさそうだが、妙にリアル」な感覚を味わう事が少々難しい。
◆ハリソン・フォードが初めてメジャー作品以外に出演した社会派ドラマ(60点)
移民国家であるアメリカの抱える問題の1つに違法移民問題がある。元々違法に入国した者、ビザを持って入国したが滞在中にビザが切れてしまった者、違法移民にも様々な形があるのだが、そんな彼らに共通して言える事は、皆アメリカでチャンスを掴みたいという事。しかし、彼らの事情はどうあれアメリカは国を守るという立場を優先しなくてはならない。特に9/11後は対テロのため移民管理がより厳しくなり、違法移民は随分と居心地の悪い思いをさせられている。映画『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官(原題:CROSSING OVER)』はそういったアメリカの違法移民問題を浮きぼりにするシリアスな社会はドラマだ。
◆ヴィゴ・モーテンセンが善きナチス将校を演じる最新作(65点)
第二次世界大戦下のドイツではオスカー・シンドラーという英雄が生まれた。しかし彼に限らずごく普通のドイツ人達はユダヤ人と友人であった人も多いはずで、彼らの命を救いたかった人もいた。ヴィゴ・モーテンセン扮する『GOOD』の主人公ジョン・ハールダーはナチス党員として生きる自分とモラルとの狭間で葛藤する。
◆あのお馴染みの人気キャラが主人公!(40点)
幼い時に失踪を遂げた父の行方を追う女性ファイター春麗(チュンリー)。自慢の脚技を活かし戦う彼女の姿は多くのゲームファンを魅了した。カプコンの対戦ゲーム「ストリートファイター」誕生から22年、ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演の映画『ストリートファイターザ・ムービー』から14年、春麗のスピン・オフ映画が誕生した。その名も『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー(原題:STREET FIGHTER: THE LEGEND OF CHUN-LI)』だ。
◆オリヴァー・ストーン監督が描くジョージ・W・ブッシュの人生(60点)
アメリカに深い闇を落とした男ジョージ・W・ブッシュ元大統領。オバマ氏が大統領になった事で、アメリカには再び希望の光りが差し始めた感があるが、ブッシュがアメリカに作った傷はとてつもなく深く、オバマ大統領はまずその傷を癒す事から始めなくてはいけない。映画『ブッシュ』は大統領という座を手にしては堕ちたブッシュの人生を描く伝記映画だ。
◆実際にあったBCCI・スキャンダルを基にしたクライム・スリラー(50点)
銀行、それは信用第一の金融機関。その1つで1972年から1991年までルクセンブルグを拠点に営業していた国際商業信用銀行(通称BCCI)がある。彼らは約20年の営業期間の中で世界各国に支店を有していたのだが、91年にイギリス・アメリカの金融当局により営業停止が命じられ金融破綻してしまい、数々のスキャンダルが明らかになったのだ。映画『ザ・バンク 堕ちた巨像(原題:THE INTERNATIONAL)』はそのBCCI・スキャンダルにインスパイアされてエリック・ワレン・シンガーの書いたオリジナル脚本を基に作られた作品だ。
◆カンヌ映画祭グランプリ受賞、イタリア新興マフィア・カモーラの実態を暴く衝撃作!(80点)
マフィア映画と聞くと、フランシス・フォード・コッポラ監督作『ゴッドファザー』の様な身なりの基調は黒でおしゃれなイメージがあり、格好いいとさえ感じさせられるだろう。しかし、イタリア映画『ゴモラ(英題:GOMORRAH)(原題:GOMORRA)』は違う。この映画に登場するイタリア新興マフィア「カモーラ」の連中は皆カジュアルな服を着ており、マナーもない。彼らにはドラッグや武器、金のためなら何でもするという野蛮な日常があるだけだ。
◆これは今年の『SATC』だ!(40点)
デートの際、女性は男性にそっけない態度を取られるとこう考える、「彼のあの態度には何かのメッセージが込められてるのかも」。そのメッセージとはもちろん自分に好意があるという事。しかしながら、デートの後待てど待てど電話は掛かって来ない。「どうして?」。その答えは簡単だ。男はそんな複雑な生き物じゃない、彼らはただ単に興味がないだけだ。
◆あのホッケーマスクの伝説の殺人鬼が再びスクリーンで蘇る(40点)
ジェイソンが蘇った。『トランスフォーマー』のマイケル・ベイが製作を手掛ける『13日の金曜日(原題:FRIDAY THE 13TH)』は今やホラークラシックのオリジナルから30周年を記念して作られており、ホッケーマスクを付けたサイコキラーが今まで作られたシリーズからの要素を取り入れながら新しい殺人鬼として描かれる。