The Beatlesの楽曲によるミュージカル映画(75点)
ザ・ビートルズ。イギリスはリヴァプール出身で世界で最も有名なロックバンドである。1962年にレコードデビューし、1970年に解散した。彼らが活動した約9年間に残した功績は計り知れない。そして彼らの楽曲の多くは普遍で、現在もなお、ファンを増やし続けている。わたしは約1年程前の2006年秋に、ある映画の予告編を観た。それはザ・ビートルズの楽曲を使用したミュージカル映画であった。そのタイトルはザ・ビートルズの曲の中にもある『ACROSS THE UNIVERSE(邦題:アクロス・ザ・ユニバース)』。この映画がやっと今秋公開になった。
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デヴィッド・クローネンバーグ最新作(85点)
© 2007 Focus Features LLC. All Rights Reserved.
この映画はかなりの衝撃だった。観終わった後の満足感は8月に観た『ボーン・アルティメイタム』に匹敵する程。もう1度映画館で観たいと思わせる様な映画はわたしにとってそんなにないのだが、この映画はまさにもう1度観たい映画だ。2007年のトロント国際映画祭で最高賞を受賞した、デヴィッド・クローネンバーグ最新作『イースタン・プロミス』。これがその映画である。
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ポール・ハギス監督最新作(75点)
© 2006 Elah Finance V.O.F.
プレボーイ誌に以前掲載された「Death and Dishonor」というある捜査についての記事がある。それを基に制作された映画がポール・ハギスが脚本監督を務める『告発のとき』である。
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No.1ウエスタンムービー。ラッセル・クロウ、クリスチャン・ベール主演(70点)
© 2007 Yuma, Inc. All Rights Reserved.
全米で週末の興行収入No.1を記録したウエスタンムービーがある。『3時10分、決断のとき』がそのタイトルだ。ウエスタンムービーは格好いいけれど、いまいち好きではなかった上に、前からあまり好きではなかった俳優ラッセル・クロウが主演という事で、期待はしていなかったのだが、わたしの大好きなクリスチャン・ベールがダブル主演ということでチェックがてらに観に行った。
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リチャード・ギア主演:ボスニア紛争のある悪名高き戦犯を追う(65点)
© 2007 IM Filmproduktions GmbH All Rights Reserved
「The most ridiculous parts of this story are true(直訳:この物語の中で最も馬鹿馬鹿しい所は真実である)」という文句から始まる『THE HUNTING PARTY』という実話を基にした映画が公開された。戦後のボスニアを舞台にしたジャーナリスト達の物語である。
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ライアン・レイノルズ主演の新感覚ムービー(70点)
3つのストーリーがリンクし合い1つの物語を作り出す『THE NINES』という映画。新感覚で、観る者にパラノイアを引き起こさせるようなものであった。
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『ソウ』の監督の最新作、ケビン・ベーコン主演(20点)
© 2007 HPE Rights, Inc.
『ソウ』というサスペンス・ホラー映画といえば、もはや知らない人がいない程有名になってしまったが、もともとはインディペンデント映画の登竜門的存在のサンダンス映画祭で話題になった作品だった。アメリカ公開時も口コミで評判が広がり、公開の規模がどんどん広がっていった。続編も毎年の様に制作され、残忍なゲームを仕掛けるジグソウが登場するこのシリーズは今年4作目の公開を控えている。
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記録映画(80点)
80年代初頭に流行った「パックマン」等と同じ種類のアーケードゲームでお馴染みの「ドンキーコング」。これはスーパーマリオシリーズのマリオが登場した初めてのゲームとしても知られている。プレイヤーはマリオを操り、ドンキーコングにより投げられる樽や火の粉などを避けながら、レディーを助けるという1 面完結のゲーム。シンプルではあるものの、発明された歴代ビデオゲームの中で一番難しいとされている。
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レオナルド・ディカプリオ プロデュースのドキュメンタリー映画(65点)
今年の夏、日本は異常に暑かったようだが、わたしの住んでいるニューヨークも暑い日が続いた。異常気象を身を以て感じる今日この頃である。そんな中、地球温暖化問題について人々に注意を促す長編ドキュメンタリー映画がレオナルド・ディカプリオを共同プロデューサーに迎え制作された。そして「土壇場」という意味のある『The 11th Hour』というタイトルがつけられたこのドキュメンタリー映画を先日観に行った。
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ジャド・アパトウ製作の大ヒットコメディ(75点)
ジャド・アパトウ。この脚本家兼監督がコメディ映画界を席巻している。差し詰め日本でいうなら宮藤勘九郎といったところだろうか。とにかく『40歳の童貞男』以降とどまる所を知らない。今年も彼の監督作『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』が6月に公開され大ヒット、そして彼が製作に回った『スーパーバッド 童貞ウォーズ』という作品がまたまた大ヒットを飛ばしているのである。
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ヨーダの声優フランク・オズの監督作品(75点)
© 2006 Sidney Kimmel Entertainment,LLC.All Rights Reserved.
予告で観て、これは絶対に観ようと決めていた『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式(原題:Death at a Funeral)』というイギリス映画を観た。まずタイトルに惹かれた。『Death at a Funeral』を直訳すると、『葬式での死』。既に死んでいる人の為の葬式なのに、一体どういうことなのだろうかと気になるタイトルだ。タイトルでだけの印象だと、サスペンスか何かと思ってしまうが、この映画はある葬式での出来事を中心としたブラックコメディである。
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ニコール・キッドマン主演、SF小説「盗まれた街」4度目の映画化(50点)
インベーダー系映画で『ボディ・スナッチャー』と聞けば、観た事ある人もいると思う。ジャック・フィニー原作の『盗まれた街』というSF小説を基に作られた映画は過去に3度映画化された。わたしは93年公開の『ボディ・スナッチャーズ』しか観た事ないが、卵から人間が孵ったりなんだか不思議な映画だった。前々から少々話題にはなっていたのだが、『盗まれた街』を基にした4度目の映画が誕生した。題名は『インベージョン』という。
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豪華キャスト出演ファンタジー映画(60点)
今夏のファンタジー映画の代表作といえば、やはり『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』だが、豪華キャスト出演によるもう1つのファンタジー映画が先日公開された。イギリス人SF作家ニール・ゲイマン原作の『スターダスト』だ。
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フランス人女優ジュリー・デルピー監督作品(45点)
恋人達がパリで過ごす映画はそれこそいくつもある。『パリの2日間』という映画を観たがそれもパリ、恋人達というキーワードに当てはまる映画だ。この映画は主演も兼ねてフランス人女優のジュリー・デルピーは脚本監督も務めているという意欲作。カナダ人女優サラ・ポーリーが脚本監督した『Away From Her』も今年公開されたが、このジュリー・デルピー監督作品『パリの2日間』はいかなるものか。
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ダルフールでの民族浄化の悲惨さを伝える(採点なし)
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