3人監督が1つの作品を制作、ジョージ・A・ロメロを彷彿とさせるカルト映画(80点)
この映画はすごい。『地球最後の男達』と呼ばれるそのインディペンデントホラー映画はカルト映画の要素をふんだんに盛り込り、かつ現代のホラーの筋を保つというユニークな作品なのだ。そう、まさにジョージ・A・ロメロのそれの様な映画だ。
3人監督が1つの作品を制作、ジョージ・A・ロメロを彷彿とさせるカルト映画(80点)
この映画はすごい。『地球最後の男達』と呼ばれるそのインディペンデントホラー映画はカルト映画の要素をふんだんに盛り込り、かつ現代のホラーの筋を保つというユニークな作品なのだ。そう、まさにジョージ・A・ロメロのそれの様な映画だ。
本年度米アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞受賞作品。言葉も出ないくらい強烈!(85点)
9/11以降、アメリカ合衆国は激変した。またジョージ・W・ブッシュという人物はアメリカ、いや世界に大きな傷跡を残した。そのブッシュ政権が終わろうとしている今、9/11テロ対策として米国が行ったアフガニスタンでの非人道的行為がドキュメンタリー映画というかたちで世間の目に触れる事になった。その映画というのはアレックス・ギブニー監督による『「闇」へ(原題:TAXI TO THE DARK SIDE)』だ。この作品は第80回米アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を獲得した事でも話題になっている。
ガス・ヴァン・サント監督最新作のティーンエイジャーの痛烈な物語(85点)
2003年『エレファント』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールと監督賞を史上初めて同時受賞、コロンバイン高校銃乱射事件をテーマにした内容が観る者を震撼させた。そして2005年『ラスト・デイズ』ではカート・コバーンの最期の2日間を基にしたストーリーが話題に。常に新しい世界感を表現し続けるインディペンデント映画監督ガス・ヴァン・サント。2008年、彼は傑作との呼び声も高い新しい作品を発表した。それはブレイク・ネルソンによる同名小説『パラノイドパーク(原題:PARANOID PARK)』という作品で、作風は『エレファント』や『ラスト・デイズ』の流れを汲みつつ、素晴らしい映像と音楽が1つになった斬新な作品に仕上がっている。
映像の魔術師ミシェル・ゴンドリー監督による素敵なコメディ映画(75点)
フランス人映像作家ミシェル・ゴンドリー。アカデミー脚本賞を受賞した『エターナル・サンシャイン』が世界中で大ヒットし、映画監督としても認知されるようになった。他にも『ヒューマン・ネイチュア』『ブロックパーティー』『恋愛睡眠のすすめ』と興味深い作品を作り続ける彼が2008年の今年また新しい作品を発表した。『僕らのミライへ逆回転』というその作品は、主演にジャック・ブラックを起用し、エキセントリックなコメディ映画に仕上げている。
8人の視点で米大統領暗殺事件を描くスーパークドいアクション映画(25点)
昨年の夏頃から映画館で予告編が流れていた『バンテージ・ポイント』という映画がある。豪華な出演陣と8人の登場人物による8つの視点で1つの出来事が描かれ、ある秘密が明らかになるという事を文句に大々的に宣伝していたのだが、これがまた悪い意味でとんでもない映画だったのである。
『チャーリーとチョコレート工場』のフレディ・ハイモア主演最新作(60点)
今日、『ハリー・ポッター』をはじめとする多くの児童文学が映画化されている。同じ様な類いがあまりにも多いため、正直、映画化されてもあまり興味が湧かなくなってきている。そこへ来て、またある児童文学作品が映画化された。ホリー・ブラックとトニー・ディテルリッジ原作の『スパーダーウィックの謎(原題:THE SPIDERWICK CHRONICLES)』だ。80年代に大量生産されたアドベンチャー映画の様に、子供が主人公のアドベンチャー映画の基本に返った様な作品だ。
ナチスのベルンハルト作戦の裏を描く本年度アカデミー外国語映画賞受賞作!(80点)
第57回ベルリン国際映画祭映画祭で話題になったオーストリア発の映画『ヒトラーの贋札(英題:THE COUNTERFEITERS)』。第80回米アカデミー賞外国語映画部門にノミネートされたことでも話題になっていた本作だが、脚本家のストで開催が危ぶまれたそのアカデミー賞で見事外国語部門賞を獲得し、現在さらなる注目を集めている。
『ブリジット・ジョーンズの日記』のクリエーター達が贈る新作(70点)
『フォー・ウェディング』『ノッティングヒルの恋人』『ブリジット・ジョーンズの日記』『ラブ・アクチュアリー』、とヒュー・グラントが出演するイギリスが舞台のロマンティック・コメディ映画がある。どれも多くの賞にノミネートされ人気の高い作品達だ。そしてそのクリエーター達による新しい映画が先日公開になった。『definitely, maybe』という作品なのだが、今回の舞台はなんとニューヨーク。恋愛だけにはとどまらないなかなか素敵な作品だ。
ベルリン国際映画祭コンペティション部門選出、サンパウロの人々の温もりが心に染みるブラジル映画(70点)
昨年のベルリン国際映画祭のコンペティション部門に選出されたブラジル映画がある。『THE YEAR MY PARENTS WENT ON VACATION(原題:O Ano em Que Meus Pais Sai’ram de Fe’rias』というそのタイトルから連想される通り、両親がある日突然いなくなった年を少年の目を通して描く物語だ。
大ヒットダンス映画『ステップ・アップ』の続編登場!(40点)
先月『幸せになるための27のドレス』という映画が全米で封切られた。その監督を務めたアン・フレッチャーが2006年に発表した『ステップ・アップ』というダンス映画がある。それはクラシカルなダンスとストリートダンスを融合させた新しいダンス映画を提案し、主演にチャニング・テイタムを迎え大ヒットした作品だ。そして2008年の今年、そのダンス映画の第2弾が『STEP UP 2 THE STREETS』として公開を迎えた。前回と同じアートスクールが舞台だが、今回はタイトル通りストリートダンスが中心の映画だ。
ダグ・リーマン監督、ヘイデン・クリステンセン主演の超話題映画がついに公開!!(50点)
昨年に予告編がリリースされるやいなや、話題を呼んでいた『ボーン・アイデンティティ』や『Mr. & Mrs. スミス』のダグ・リーマンが監督を務めるある映画がある。主演のヘイデン・クリステンセンがまるでアメコミのキャラの様にテレポートし、スフィンクスの上で日光浴を楽しむ映像は衝撃的だ。この映画のタイトルは『ジャンパー(原題:JUMPER)』。もちろんテレポートする人物だけが出て来ても映画にはならないので、そのテレポートできる主人公を追う者も存在するという謎に包まれた作品だ。この作品は現在、週間興行収入で1位に輝いている。
全米No.1獲得のケイト・ハドソン&マシュー・マコノヒー主演映画(35点)
2003年2月全米公開され大ヒットしたあるロマンティック・コメディ映画がある。『10日間で男を上手にフル方法』というその作品には、ケイト・ハドソンとマシュー・マコノヒーが主演し、ニューヨークを舞台に仕事の為に10日以内で男と付き合いフラれなくてはいけない女と、大事な契約の為に10日以内に女を落とさなくてはいけなくなった男がバトルの様な駆け引きを繰り広げるというストーリーが人々に受け入れられた作品だった。
今年のサンダンス映画祭でオープニングを飾ったコリン・ファレル主演の話題作品(65点)
ブルージュ。ベルギーの北西部に位置する世界遺産にも指定された古都として知られている。また中世の面影を残すその町並みは多くの観光客を集めている。この古都ブルージュを舞台にある映画が製作された。その映画は今年のサンダンス映画祭でもオープニングを飾り注目を浴びた。タイトルは『イン・ブルージュ』。コリン・ファレル主演によるコメディ・ドラマである。
『ランド・オブ・ザ・デッド』に次ぐジョージ・A・ロメロ監督の「デッド・シリーズ」最新作!(85点)
2007年のトロント映画祭でプレミア上映され、人々を驚愕させたあるゾンビ映画がある。そのタイトルは『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』。もちろんジョージ・A・ロメロが監督を務める作品で、この作品は2005年に公開された『ランド・オブ・ザ・デッド』等と並び、「デッド・シリーズ」と称されているシリーズの最新作である。
『プラダを着た悪魔』の脚本家が手掛けた新作ロマンティックコメディ(55点)
2006年夏に全米公開された『プラダを着た悪魔』というコメディ映画がある。恋に仕事に頑張る女性の共感を得て大ヒットした。またメリル・ストリープが最悪の上司を演じ、アカデミー賞他数々の賞にノミネートされたことでも話題になった作品だ。この作品の脚本を担当したアライン・ブロッシュ・マッケンナが新しいコメディ作品の脚本に挑んだ。それはダンス映画『ステップ・アップ』のアン・フレッチャーが監督する『幸せになるための27のドレス(原題:27 DRESSES)』だ。