◆ケレン味あふれる映像表現は興奮度100%!(90点)
アクション映画の中には「予告編で見たシーン以外には見せ場がありませんでした」と言いたくなるようなズッコケ作品も少なくないが、この『ウォンテッド』は明らかに本物! オープニングの超人的な襲撃&反撃シーンで観客を引きこむと、休む間もなくスタイリッシュな銃撃戦に、ケレン味いっぱいのカーチェイス。アンジー姐さんは登場するなり、眉間にしわを寄せて銃を乱射し、疾走する車のボンネット上でイナバウアーだ。ここまでの20分間だけで早くも映画料金の元は取れると断言できるが、ジェームズ・マカヴォイ演じる主人公が能動的にストーリーに関わってくるのは実はそこからだ。
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◆ヒーロー作品・・長年気になり続けたこと♪(70点)
ヒーローで嫌われ者!?なりうることではありませんかっ!?
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◆サスペンス・ホラーに相応しい斬新な映像(75点)
VFX界の巨匠と称され、数々の名作の特殊メイクを担当してきたスタン・ウィンストンの最後のプロデュース作品である本作は、毎日殺される青年の姿を描いた不条理なサスペンス・ホラーである。
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◆ドイツ映画界の地雷を踏むシニカルな人間喜劇(70点)
日本にはコメディのウケにくい土壌があるだけに、本作の配給元が人間ドラマを前面に打ち出した宣伝戦略を採るのは致し方のないことだとは思う。とはいうものの、そのためにコメディファンが本作を見逃すようなことがあるならあまりにも惜しい。そう、本作はコメディ、それも上質のコメディだ。
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◆“映像の魔術師”が見せる希望と救済の童話(70点)
ミュージックビデオやCMの撮影で名高いターセムが手がけた長編映画第2作。前作の『ザ・セル』(00)は超とんがったビジュアルにストーリーテリングの技が追いついていない印象だったが、自ら脚本にも参加した本作では、その差がかなり縮まった。
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◆見せ場が満載の完全なB級ホラーアクション(75点)
ジョージ・A・ロメロ監督の“リビング・デッド”シリーズ三部作の完結編『死霊のえじき』(85)のリメイク。
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◆ショーン・ペン監督の鮮烈な“オフ”ロードムービー(80点)
エミール・ハーシュが「童顔のウルバリン」といった風貌で登場するオープニングを見た時には正直言って失笑を漏らしてしまったのだが、物語が進むうちに「この男はそうバカにしたもんじゃないぞ」と思えてきた。つまりはこの映画自体もだ。
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◆クルド人とトルコ人の関係を追求していくドキュメンタリー(70点)
日本映画学校に通っていた野本大監督はある日、在日クルド人難民のカザキラン一家に出会う。この出会いをきっかけに難民、クルド人とトルコ人の関係を追求していくドキュメンタリー作品。
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◆キレ味抜群で見応えのあるアクション(90点)
犯罪事件が発生すればすぐさま空を飛んで現場に現れ、事件をあっという間に解決させる超人的な男ハンコック(ウィル・スミス)。だが、彼は超人パワーで道路や建物を破壊しまくる上に酒浸り、口が悪い、だらしないということで世間からは相当嫌われている。そんな彼がたまたま列車事故に遭遇しかけた PR会社の社員レイ(ジェイソン・ベイトマン)を救出。レイが恩返しとしてハンコックを皆から好かれる理想のヒーローにさせようとするのだが・・・・・・。
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◆この夏イチ押しのスーパーヒーロー映画が登場(70点)
子供の頃に「ウルトラマンが壊したビルは誰が弁償するんだろう?」なんて思いながらテレビを見ていた方もけっこういると思うが、『ハンコック』はそんな疑問から企画をスタートさせたかのような作品だ。
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◆名曲の力が感動を生む傑作ミュージカル映画(90点)
「ビートルズを特別視しているのは日本人だけで、英米では単なる“解散したバンドの1つ”としか見られていない」と言われることがあるけれど、やっぱりそれは俗説だ。ツェッペリンやクイーンの曲をどうつないだってミュージカルは作れまい。いや、作れば作れるかもしれないが、少なくとも一般公開できる映画にはなるまい。
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◆わけがわからない程の超ど迫力っ!!(90点)
数年前、いえ数十年前ですか?一世を風靡したこうもり男、バットマン。個人的にはあまり好きではなく、おもしろい!!っと思ったこともほとんど無かったので、今作品に対しても興味が非常に薄かったのですが・・(バットマンビギンズも観てません 汗;)
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◆細かいことを考えずに頭を空っぽにして漠然として観れる(70点)
浮浪者スミス(クライヴ・オーウェン)がギャングに追われている妊婦を助けるや、すぐさまギャング団のボスであるハーツ(ポール・ジアマッティ)の手下たちが続々と現れ、凄まじい銃撃戦を繰り広げる。妊婦はその場で産気づいて出産するが、流れ弾を喰らって死亡する。スミスは赤ん坊を抱いて追ってくる敵たちから逃げて、知り合いの娼婦ドンナ(モニカ・ベルッチ)の居場所にたどり着く。ハーツは赤ん坊の命を狙って多くの手下を従えてスミスを追跡するが……。
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◆ロック音楽と下ネタまみれの過激なギャグが満載(70点)
ジャック・ブラックが役者として売れる前に、カイル・ガスとロック好きが高じて結成したバンド“テネイシャスD”を題材にしたおバカ系音楽コメディー作品。
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◆アクション描写がセールスポイント(85点)
マーベル・コミックの人気キャラクター「ハルク」を実写化した作品。「ハルク」は2003年に初めて実写映画化され、今回が二度目となる。だが本作は2003年版の続編ではなく、キャスト、ストーリー、作風等を一新したまったくの別物である。
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