◆地球環境に全く影響を与えない暮らし方とは?(75点)
エコロジー。それは、地球環境に配慮するという考え方。近年それは環境の悪化により、世界規模で盛んに叫ばれており、特に地球温暖化が進んでいるせいで、リサイクルがより行われる様になった。もっと豊かに暮らすために、地球の事を考えて生きたいと思っている人も多い事だろう。しかし、果たしてどれだけの事がわたしたちに出来るのだろうか?
◆地球環境に全く影響を与えない暮らし方とは?(75点)
エコロジー。それは、地球環境に配慮するという考え方。近年それは環境の悪化により、世界規模で盛んに叫ばれており、特に地球温暖化が進んでいるせいで、リサイクルがより行われる様になった。もっと豊かに暮らすために、地球の事を考えて生きたいと思っている人も多い事だろう。しかし、果たしてどれだけの事がわたしたちに出来るのだろうか?
◆日本初のデジタル3D実写長編映画は、清水崇監督のスリラー。富士急ハイランドのアトラクション「戦慄迷宮」の映画化だが、3Dによる心理描写など意欲的な試みが評価出来る(74点)
今年(2009年)は、日本でデジタル3Dが飛躍的に普及した年として、後年記録されるだろう。
夏休みには「ボルト」「モンスターVSエイリアン」「アイスエイジ3」と3本の3Dアニメが集客を競い、12月にはいよいよジェームズ・キャメロンの3D大作「アバター」が公開される。そして、日本初のデジタル3D実写長編映画も完成した。それが本作だ。
◆下品、エロ、残酷、暴力、スピードと全てが過剰なバカ映画。「トランスポーター」シリーズよりこっちの方が面白い(74点)
前作で「アドレナリンを出し続けないと死ぬ」毒薬を注入された殺し屋が、今度は充電し続けないと止まってしまう人工心臓を移植されてしまう。
◆アスペルガー症候群を「お洒落」に描いた秀作。障害を扱って、これほど気持ちのいい映画は滅多にない(83点)
自閉症の一つのタイプ、アスペルガー症候群という障害の話だが、日本映画には珍しく泣かせようとはしない。深刻ぶらず、変にドラマチックにもせず、「お洒落」に描き切っているのが素晴らしい。上映時間は1時間ちょっとと短いが、その中で、数十年間に渡る家族の歴史が凝縮して描かれた秀作だ。
◆緻密な脚本とムダのない描写を評価したい(75点)
移民・関税執行局(I.C.E.)に所属するベテラン捜査官マックス(ハリソン・フォード)の任務は、不法滞在者の取り締まり。しかしながら彼は、取り締まりの対象である不法滞在者の立場に同情的であった。ある日、一斉取り締まりで縫製工場に踏み込んだ際に逮捕した不法滞在者の女性から、「幼い息子を人に預けているの。住所を書くから助けて」と懇願され……。
◆© 2009 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED(71点)
超能力者を扱った映画は、ジョン・トラボルタの「フェノミナン」(1996)のような例外はあるものの、「X-メン」シリーズや「ジャンパー」(2008)のようなアクション映画か、「キャリー」(1976)「フューリー」(1978)「スキャナーズ」(1981)のようなホラーか、どちらかになるのが普通だろう。超能力者はヒーローかモンスター。いずれにしても人間ではない部分が強調されるのである。
◆忍者アクションとしてのレベルの高さに驚かされた。松山ケンイチをはじめ、役者たちの身のこなしが実に見事。しかし、ドラマとしてはまとまりがなく、カムイがどんな人物なのかすら、よく分からない(73点)
余りの評判の悪さに、ほとんど期待せずに見たのだが、忍者アクションとしてのレベルの高さに驚いた。カムイ役の松山ケンイチを始め、役者たちの動きが実にいい。ワイヤーワークも素晴らしい。日本映画では余り例がない凄いアクションではないか。
◆ファンタジック・ラブストーリーと宣伝されているが、これはモンスター映画の一種だろう。空気人形の存在が、町を「孤独の集積」として浮かび上がらせていくのが感動的だ(85点)
「誰も知らない」「歩いても 歩いても」の是枝裕和監督が、業田良家のマンガを映画化し、主演に韓国の女優ペ・ドゥナを迎えた。ペ・ドゥナが演じる空気人形が「心」を持って、恋をする話と聞けば、誰もが感傷的なファンタジーを想像するだろう。実際、「ファンタジック・ラブストーリー」として宣伝もされている。それも間違ってはいないが、さすがに是枝監督。ただのファンタジーにはなっていない。
◆ヒュー・ジャックマンに酔いしれられるかどうかで点数が変わると思います(70点)
MARVEL社の人気コミック原作の大ヒットシリーズ『X-MEN』突然変異により様々な特殊能力を持って生まれたミュータントと人間との闘いを描いた人気シリーズです☆
◆ジム・ジャームッシュというアーティストの才能に触れる(70点)
スペインに来たコードネーム"孤独な男"(イザック・ド・バンコレ)に与えられた任務は、「自分こそ偉大だと思う男を墓場に送れ」という言葉だけであった。スペイン中を旅する彼の前に現れるのは、「スペイン語は話さないのか?」という合い言葉を口にする同じくコードネームを持つ人たち。彼らはそれぞれの情報を暗号化してマッチ箱に忍ばせている。"孤独な男"は、ついにある場所にたどり着き……。
◆不法移民の問題に一石を投じる良質の社会派ドラマ(70点)
リーマンショックで威信に陰りが見えたとはいえ、世界標準に照らせば米国はまだまだ富とチャンスの国。よりよい暮らしを求めて世界中から貧しい人々がなだれ込む。本作はそんな不法移民の諸事情を、彼らを取り締まる捜査官マックス(ハリソン・フォード)の苦渋を軸に描いた群像劇だ。舞台はポール・ハギス監督の『クラッシュ』(04)と同様、人種のるつぼのロサンゼルス。ただし、『クラッシュ』が人種間の対立に問題意識を置いていたのに対し、こちらは米国市民権の有無という切り口でアプローチを取っている点が目新しい。
◆イメージの連鎖を散りばめたジャームッシュの“遊び”が楽しい(70点)
殺しの依頼を受けた(ように思われる)殺し屋(らしき男)が、スペインに渡り、連絡者からの情報を待つ。極言すれば『リミッツ・オブ・コントロール』の4分の3はそれだけで過ぎてしまうのだが、どっこい本作は退屈とは無縁。なぜならこの作品の魅力は、ジム・ジャームッシュ監督が積み重ねるユニークなディテールにこそあるからだ。
◆命の大切さを笑いと涙にくるんだロブ・ライナーの最高傑作(90点)
死は突然にやって来る。だから多くの人々は何の準備もしないまま、思いを残して旅立っていく。が、中には自分の死期を事前に知らされ、十分な準備の時間を与えられる“不幸な”人々もいる。
◆挫折に絶望するな、というメッセージ(80点)
大学生の五十嵐良一(佐藤隆太)は、憧れのプロレス研究会に入部するが、学生プロレスにおいて一番大事な"段取り"を覚えられずにいた。商店街で行われたデビュー戦で、良一は段取りを忘れてガチンコ(真剣勝負)の試合をしてしまうが、それが観客にウケて一躍人気レスラーとなる……。
◆観る価値は大いにあり(70点)
生身の肉体だけで障害物をスピーディーに乗り越えていくフランス発のスタント・パフォーマンス“パルクール”に、格闘技要素を加えて魅せつけた新感覚アクション『アルティメット』の続編。監督はパトリック・アレサンドランが担当。