90年代半ばあたりまでの時代、横浜界隈に出かけたことがあるならば、顔を真っ白に塗り、薄汚れたドレスに身を包み、荷物を持って歩いていた老婆を見た事のある人は少なくないはずだ。かくいう私も、何度か見かけたことがあり、「あの人は何なんだろう」と不思議に思っていた。
ヨコハマメリー - 映画批評なら映画ジャッジ!
リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 - 映画批評なら映画ジャッジ!
アルマーニ - 映画批評なら映画ジャッジ!
モーターサイクル・ダイアリーズ - 映画批評なら映画ジャッジ!
フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白 - 映画批評なら映画ジャッジ!
ケネディ及びジョンソン政権下で国防長官をつとめたロバート・S・マクナマラのロングインタビューを中心に構成されたドキュメンタリー。ほとんど彼の一人語りで、インタビュアーが口を挟むことはあまりない。よって肝心のドス黒い部分はソフトになっているし、驚愕の暴露!といったレベルの内容もない。
華氏911 - 映画批評なら映画ジャッジ!
“戦うジャーナリスト”ことマイケル・ムーア監督によるブッシュ批判のドキュメンタリー映画。あの権威あるカンヌ映画祭にてパルムドール(最高賞)を受賞し、ドキュメンタリーとしては史上初めて全米興行成績第一位を記録した超話題作。
ライフ・オブ・デビッド・ゲイル - 映画批評なら映画ジャッジ!
製作にニコラス・ケイジが参加した、死刑制度問題を題材にした社会派サスペンス。……とはいっても、難しい話や堅苦しい雰囲気はまったくない。1級の娯楽作品として成立している、万人向けの今週のイチオシ映画である。131分の長い上映時間をまったく感じさせず、すべてのシーンが面白い。気合のはいった力作であり、私は強くオススメする。
東京原発 - 映画批評なら映画ジャッジ!
原子力発電所の抱える問題を痛烈に批判した社会派エンタテイメント。広瀬隆著「東京に原発を」を映画化したような内容だ。社会問題に真っ向から挑み、それを見事な娯楽作品に仕上げたこのような作品は、最近の邦画では見たことがなく、高く評価したい。
ザ・コーポレーション - 映画批評なら映画ジャッジ!
現在、資本主義……というより、アメリカ式のグローバリズム、自由経済の弊害が、世界中で非難を浴びるようになってきた。そうした問題を扱ったドキュメンタリー、それがこの『ザ・コーポレーション』だ。
ホテル・ルワンダ - 映画批評なら映画ジャッジ!
『ホテル・ルワンダ』は、奇妙な経緯をたどった映画作品だ。もともと作品の評価は高かったが、オスカーレースに絡んだため買い付け価格が上昇、日本における人気スターなど皆無の地味な社会派作品だったため、採算が取れないと判断され、日本公開はこれまで実現しなかった。