◆パロディ織り交ぜ笑わせるディズニー実写コメディ(65点)
ハリウッドのエンターテイメント映画は、長年の積み重ねにより必勝の方程式ともいえる雛形を多数手に入れた。ワンパターンといわれようが、この雛形に毎年面白い映画を生み出す力があるのは確か。だが、そのフォーマットも、誰が装飾をほどこすかで面白さは大きく変わってくる。
◆パロディ織り交ぜ笑わせるディズニー実写コメディ(65点)
ハリウッドのエンターテイメント映画は、長年の積み重ねにより必勝の方程式ともいえる雛形を多数手に入れた。ワンパターンといわれようが、この雛形に毎年面白い映画を生み出す力があるのは確か。だが、そのフォーマットも、誰が装飾をほどこすかで面白さは大きく変わってくる。
◆ジェリー・ブラッカイマー映画らしく、お話はとんとん拍子に進み、派手なVFXの連打だが、随所にユーモラスな魔法が盛り込まれているところが楽しい(50点)
ド派手なCGをふんだんに使ったマジカル・ファンタジーだが、選ばれし者である青年が、およそヒーローとはほど遠いオタク・キャラだというところ
が本作の個性だ。現代のNYで800年にわたって繰り広げられてきた魔法戦争が勃発。今は亡き魔法使いの最高指導者の後継者を探し続けていたバルサザール
は、その運命を持つ若者デイヴを見出して、自分の弟子にする。しかしデイヴは気弱な上に初恋の相手ベッキーに再会して気もそぞろ。いっこうに魔法の技が習
得できない。一方で、史上最強の魔女モルガナが復活しつつあった…。