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◆ベガスで遊んでも、ベガスに遊ばれるな!(70点)
アメリカ映画を観ると、結婚前夜に新郎の男友達が集まってストリッパーを呼んで騒いでいる光景が時々ある。これはバチェラーパーティと言い、男性にとって独身最後のパーティで、羽目を外す事が許される。タイトルに「二日酔い」の意味を持つ映画『ハングオーバー 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(原題:THE HANGOVER)』でも30代の3人の男達が友人の為にバチェラーパーティを行う。バチェラーパーティに命を賭ける彼らは遊びの聖地ラスベガスを目指すが、これがなんと花婿失踪という大問題に発展してしまう。
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◆人間の少年とヴァンパイアの少女の美しい恋物語(80点)
こんなに美しいヴァンパイア映画が今まであっただろうか。スウェーデンから生まれた『ぼくのエリ 200歳の少女(原題:LET THE RIGHT ONE IN)』という映画はヴァンパイア映画の常識を覆す。ヴァンパイア映画というと近年では『ブレイド』や『アンダーワールド』が挙げられるだろうか。いずれにしてもヴァンパイア映画=アクション映画という印象があるが、スウェーデン人映画監督トーマス・アルフレッドソンのヴァンパイア映画は1味も2味も違う、人間の少年とヴァンパイアの少女の優しいラブストーリーだ。
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