下ネタで笑いまくろう(70点)
近年、比較的高年齢な男性の童貞率が話題になっている。週刊誌などで見たところによると、40歳の約10%が童貞なのだそうだ。カトリックのような厳しい戒律がある宗教とはほとんど縁のない日本では、とくに童貞という事実は重荷となって男性の背中にのしかかる。そこで公開されるのが『40歳の童貞男』。秀逸な邦題が話題の、アメリカ製コメディ映画だ。
下ネタで笑いまくろう(70点)
近年、比較的高年齢な男性の童貞率が話題になっている。週刊誌などで見たところによると、40歳の約10%が童貞なのだそうだ。カトリックのような厳しい戒律がある宗教とはほとんど縁のない日本では、とくに童貞という事実は重荷となって男性の背中にのしかかる。そこで公開されるのが『40歳の童貞男』。秀逸な邦題が話題の、アメリカ製コメディ映画だ。
アメリカではコメディジャンルが人気があると、ここでは何度も書いている。人気があるということは、そのぶん金をかけられるということ。だからあの国では、『ゲット スマート』のようなお笑い映画一本に、なんと80億円以上もつぎ込むという無茶な現象がよく見受けられる。
◆下ネタ満載のスタンダップパフォーマンスシーンが魅力(55点)
ハリウッドの映画監督、プロデューサーであるジャド・アパトウ。大ヒットコメディ映画『40歳の童貞男』『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』を監督し、その才能を世界に知らしめた。彼の強みは安定したストーリーテリングと下ネタ。だから例え、卑猥な表現を使ったとしても、安っぽい物語にはならない。アパトウ氏の監督第3弾映画『FUNNY POEPLE』はいつもの様に下ネタ満載でアパトウファンの心を掴むが、本作はジャンル的にはコメディドラマ。前2作に比べシリアスで今までのジャド・アパトウ作品と同じ様なものを想像していると、全く違う雰囲気の本作に驚かされてしまう。アパトウ氏は確実に変化し始めている。
80億円以上の予算をかけたコメディ(95点)
アメリカではコメディジャンルが人気があると、ここでは何度も書いている。人気があるということは、そのぶん金をかけられるということ。だからあの国では、『ゲット スマート』のようなお笑い映画一本に、なんと80億円以上もつぎ込むという無茶な現象がよく見受けられる。
ジャド・アパトウが放つ唖然とする”珍”ロマンティックコメディ。(75点)
現在アメリカのコメディ映画界はジャド・アパトウ・ファミリーが席巻しているのだが、この春、新しいジャド・アパトウ製作による映画が誕生した。『寝取られ男のラブ♂バカンス(原題:FORGETTING SARAH MARSHALL)』というその新作はアパトウ氏が監督した大ヒット作『40歳の童貞男』や『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』の様なロマンティックコメディに仕上がっている。2007年にアパトウ氏は『スーパーバッド 童貞ウォーズ』という男性器の落書きが登場するおバカ童貞映画をプロデュースしたが、今回の『寝取られ男のラブ♂バカンス』はそれをある意味上回るチン映画なのである。
ジム・キャリーが声優を務めるアニメーション映画(60点)
氷河期を舞台に物語が繰り広げられるアニメーション映画『アイス・エイジ』。そのクリエーターであるジミー・ヘイワードとスティーヴ・マーティノが『グリンチ』『ハットしてキャット』の原作者ドクター・スースの作品を映画化した。『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ(原題:DR. SEUSS: HORTON HEARS A WHO)』という非常にユニークな作品だ。
『ブリジット・ジョーンズの日記』のクリエーター達が贈る新作(70点)
『フォー・ウェディング』『ノッティングヒルの恋人』『ブリジット・ジョーンズの日記』『ラブ・アクチュアリー』、とヒュー・グラントが出演するイギリスが舞台のロマンティック・コメディ映画がある。どれも多くの賞にノミネートされ人気の高い作品達だ。そしてそのクリエーター達による新しい映画が先日公開になった。『definitely, maybe』という作品なのだが、今回の舞台はなんとニューヨーク。恋愛だけにはとどまらないなかなか素敵な作品だ。
ジャド・アパトウ製作の大ヒットコメディ(75点)
ジャド・アパトウ。この脚本家兼監督がコメディ映画界を席巻している。差し詰め日本でいうなら宮藤勘九郎といったところだろうか。とにかく『40歳の童貞男』以降とどまる所を知らない。今年も彼の監督作『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』が6月に公開され大ヒット、そして彼が製作に回った『スーパーバッド 童貞ウォーズ』という作品がまたまた大ヒットを飛ばしているのである。
『40歳の童貞男』の監督最新作、大ヒットコメディ映画(60点)
スティーブ・カレル主演で2005年夏に公開されアメリカで大ヒットした『40歳の童貞男』というコメディ映画がある。この映画を監督したジャド・アパトウの新作『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』が今夏アメリカで公開された。公開前から話題を呼んでいた作品で、週間興行収入1位になることはなかったが、確実にファンを獲得し、『40歳の童貞男』を上回る興行収入、約1億5000万ドルを稼ぎ出している(2007年7月末時点)。
全米No.1コメディ:スティーブ・カレル主演(30点)
2003年にジム・キャリー(Jim Carrey)主演で『Bruce ALMIGHTY(邦題:ブルース・オールマイティ)』というコメディ映画が全米で大ヒットした。モーガン・フリーマン(Morgan Freeman)扮する神が、ジム・キャリー扮するアメリカはニューヨーク州バッファローのローカルテレビ局でレポーターとして働くブルースに神の力を与え、そのブルースが大騒動を繰り広げるというストーリーだった。わたしはなんとなくこの作品を映画館で観たのだが、妙な笑いにはまってしまい好きになった。スティーブ・カレル(Steve Carell)扮するブルースのライバル、エヴァン・バクスターの原稿読みのシーンはいつ観ても堪えきれず笑ってしまう。