4.3.2.1 - 佐々木貴之

スタイリッシュな映像と4人の女性の魅力が素晴らしい英国製クライム・サスペンス。(点数 70点)


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イギリスで役者ともして活躍中のノエル・クラークが監督・脚本・製作・出演の4役をこなした意欲作。

ジョー(エマ・ロバーツ)、カサンドラ(タムシン・エガートン)、シャノン(オフィリア・ラヴィボンド)、ケリー(ジャニカ・ウォーレン=マークランド)の4人は親友同士。
そんな彼女たちが高額なダイヤモンド盗難事件に巻き込まれてしまう。
そう、シャノンが偶然にも盗まれたダイヤを入手してしまい、窃盗団から追われる身になったのだ。シャノンを救出するべくロンドンとニューヨークを股にかけて窃盗団との対決する週末の3日間を描く。

4人の女たちは3日間をそれぞれ別々に過ごすが、4人の3日間の行動を個別に描き、その時間軸が複雑に絡み合ってクラマックスに突入する。
個性的な4人の行動をじっくりと描くことによって、確立されたキャラクターが活かされ、彼女らの個性もしっかりと浮き彫りにされ、観る者を惹きつける。
4人ともテイーンエイジャーであるため、それ相応の悩み事も等身大に描かれ、同世代の女性の共感を誘うことに成功している。
なおかつカサンドラやケリーのセクシーな魅力と男を痛めつける強い女のカッコ良さも描かれているため、男性ウケも間違いなし。
中でも、エロティックな見せ場(もちろんカサンドラとケリーが担当)は男性には相応しいセクシーサービスではあるものの、性行為シーンが描かれても胸部を露にするというように抑え気味な点は物足りないという方もいらっしゃると思うが、これぐらいが丁度良いと思える。

また、女性ラッパーのイヴ、ケヴィン・スミス監督がチョイ役ながらも素晴らしい活躍ぶりで印象深いため、注目して頂きたい。

スタイリッシュな映像と4人の女性の魅力が素晴らしい英国製クライム・サスペンス。
男性はもちろんのこと、若い女性に大いにオススメしたい。

佐々木貴之

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