007/慰めの報酬 - スタッフ古庄

◆男は、無口な方がモテる?(85点)

 永遠のおじ様ヒーロー♪ジェームズ・ボンド!

 6代目を継承したのは、ダニエル・グレイク♪

 もう、40歳になるという。

 いやぁ。

 かっこいいっ♪

 渋すぎですよ!!

 私としましては、ボンドと言えば、ピアース・ブロスナン!というイメージが強く・・・(ピアース世代でございまして・・)

 前作、『カジノロワイヤル』を観たときには、「あれれ??ボンドが、あんまり笑わない。。イカした(?)ジョークもほとんど言わないぞ??」っと、007っぽくない雰囲気に、冒頭少し戸惑い、残念に思った覚えがあるのですが・・

 観終わってからは大満足でした♪

 ボンドの雰囲気は変えておかなければならない理由があったのですねぇ。

 『カジノロワイアル』で、あのボンドが生涯でただ一人、心から愛した女性、ヴェスパーを失うことになるからだったのです。。

 そんなシリアス極まりない場面を、ピアーズのあの雰囲気、あのイメージのままで演じられても・・ちょっと・・・(汗;)

 『007』シリーズは、歴代のボンドによって、観る側の好みによって、感想が左右されているようですが、『カジノロワイアル』では、ダニエル・クレイグに雰囲気もろとも世代交代して頂いて私は正解だったと思います。

 そんな『カジノロワイアル』から“1時間後”という、もろに続編の今作品『007/慰めの報酬』☆

 こちらもよかったです!!

 強い男だからこそ、物言わぬ男だからこそ、その“哀愁”がたまらなかった!

 いかなるときもポーカーフェイス、己の思いを口に出すこともない、どこまでもクールな男、ジェームズ・ボンド。その内に秘められた思い。愛する女性を失った深い悲しみと、その復讐に燃え滾ぎる心をダニエル・クレイグがしっかりと演じていた!

 任務のためには、生け捕りにしなくてはならない敵も、復讐に燃える心を抑えきれず、片っ端から抹殺してしまう。

 そうは言っても相手もプロ。簡単にはいかない。お互い無言のままに(プロは無言なの?)凄まじい肉体戦を繰り広げた末、【殺】!!

 その後は何事もなかったかのように、サッと身なりを整え、颯爽と次の仕事(殺し)へ向かう。

 愛する女性を殺された男は、ちょっと陽気なスパイから超クールで寡黙な殺し屋になった。。そんな感じです。

 これが!これが!これが!かっこいいっ!!んですけどね♪面白い男もいいですが、寡黙な男には男の色気すら感じちゃいます!(照)ウットリ。

 しかし、そんなボンドの行動は、M(諜報員上司)との信頼関係に影を落としてしまう・・・。復讐と任務・・その葛藤に苦しむボンド。

 そんな激しい表面とは裏腹に、ヴェスパーとの思い出のカクテルを煽り、一人眠れぬ夜を過ごす姿には、グッとくるものがあります。切なすぎですよ。。胸がキュっとなりました。。

 この二つの極面を、表情も台詞もほとんどなしに表現したダニエル!すごいです!!

 今回の『007』は、ボンドのシリアスな内面と、無駄な動きが全くない、洗練されたアクションがまさにみどころ♪どちらもすばらしかった!

 従来のボンドとはいろんなところが大きく異なり、お決まりのシーンもなくなっていたりと、従来の『007』ファンには、残念な部分もあるかと思いますが、私は、今作、ダニエル演じるスーパークールなボンドも大好きですね♪

 ただ、“前作の『カジノロワイアル』から1時間後”が、いきなり始まるので、しっかりと復習した後に観なければ、のっけから置いてけぼりを食らちゃいます。(汗;)

 特に、横文字の名前に、誰だっけ・・・???と、まず、ぽかーん、でしょう(笑;)

 果たして、深い悲しみ、心に傷をおった6代目ジェームズボンドは、ダブルオーとしての自覚を取り戻し、任務を遂行できるのか!?

 前作の復習をDVDで、迫力の映像を映画館で☆お勧めでございます♪

スタッフ古庄

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