◆人が窮地に立たされた時の行動がリアルに表現されている!(75点)
今回、日頃観ないSFアクションを観たんですが・・・“後悔”・・・(涙;)
心臓の弱い方・純粋な心をお持ちの方には、正直・・・あまりオススメできません。。。(汗;)
最近ピュアな映画ばかりを観ていたこともあって、このギャップにびっくりっ! それに・・・
あまりに映像がリアル過ぎて、加納の心はボロボロです。。。(笑)
ですが! ストーリーは、とっっても面白かったので、「内容が気になるから観たい! ・・けど映像がリアル過ぎて見れない! ・・・だけど気になる~・・・っっ!!」
と加納の中で葛藤の連続でした!
この映画は、同監督の自作短編映画『アライブ・イン・ヨハネスブルグ』を長編化したもので、
主演ヴィカスを演じている、“シャールト・コプリー”さんは監督の高校時代の友人。なんと! 本業が俳優ではなく、プロデューサーをされている方なんです♪
映画主演は今回が初めてなんですよ♪
この情報を映画を観た後に知ったんですが、「えぇ~!嘘~っ!?」とつい言ってしまうほど、信じられませんでした!!
だって だって!!
このシャールト・コプリーさん、すごく演技が上手すぎなんですもん!!
観ている途中、あまりの演技力に“現実”か“演技”か分からなくなっちゃうくらい!!
自分自身に、「これは映画で、演技だから、大丈夫。。。(焦;)」となだめてしまった程なんです・・・!
とくに前半、ヴィカスの部下がホームビデオで仕事風景などを撮影した映像が時折織り込まれているんですが、
その映像がリアルで、まるでドキュメンタリー映画を観ているような感覚に陥りました!
私には、映像を思い出すだけでも、・・・ヤバーイ。。(苦;)状態になるのですが、ストーリーは予想外の展開がてんこ盛り!! 最後まで一時も目が離せませんでした!
そのストーリーを簡単にご説明しますね♪
南アフリカ上空に、突然、正体不明の宇宙船が現れ、その中で、飢餓状態になっていた“エイリアン”達を発見!
襲ってくることはないと判断した人間は、難民として受け入れ、「第9地区」と名付けた地で、人間との共同生活を始めるのですが・・・
共同生活から28年間、人間とエイリアンの間には、差別からくる確執が生じて、強盗や殺人などの争いが絶えず、ついに「第9地区」はスラムと化してしまいます。
(この間の争いの映像が何ともいえないグロテスクさですよ・・・(汗;))
我慢の限界を迎えた人々は、【超国家機関・MNU】にエイリアンの撤退を要請するデモを起こします。
共存するのは難しいと考えたMNUも、エイリアンを強制収容所「第10地区」に移住させ、ついに人間との隔離計画を立てたんです!
MNUのエイリアン対策課所属のヴィカスは、今回のプロジェクトの最高責任者。部下を引き連れエイリアンに“立ち退き要請の同意”を得るため第9地区を訪れるのだが・・・
っと、ちょっと複雑なストーリー(笑;)なんですが・・・
エイリアンに立ち退き要請に行ったヴィカス達に、思わぬアクシデントが・・・!!
このアクシデントが、きゃーーーーっ!! な展開になんです!!
これ以上は、観てからのお楽しみっ♪ ですっ♪
言いたくてしょうがない! けど、言えない私を許してください(笑)
内容を遠まわしに言いますと、、“人間、窮地に立たされた時は一番大切なモノしか見えなくなる”
という事が、ヒシヒシと伝わってくる感じです!
最後の最後で、なんだか切なくなるところも見所です♪ 涙腺弱いので、泣きそうでした(笑)
エイリアンの真の正体って・・・・○○かもっ!! と思ってしまいます!
今回映画ジャッジをさせて頂きました
『第9地区』!!
スリル満点で、想像がつかないストーリー展開をぜひ、お楽しみください♪
かなり、オススメですっ♪
PS.私の父はエイリアン系のSFが大好きなんですが、やはり館内には、一人で観られている年配の男性が多くいました! やっぱり男性はこういうのが好きなんだなぁっ♪ と思いましたね~♪
(スタッフ加納)