◆無理して詰め込むことないのに(50点)
あ~やっぱり。
予告編を見て、嫌な予感がしたんですよねぇ。。
山本耕史さんの あの、安っぽいメイクに・・。
まっ白に塗りたくった肌、赤い目、赤い唇、白銀の髪…オイ!! 一昔前のビジュアル系バンドか!?
と、目にする度に突っ込みたくなりましたが(笑;)こいつの正体は..吸血鬼・・・。
(山本さん..なんでこんな役受けたんだろ?)
しかも、絶海の孤島、彼岸島に君臨する吸血鬼の長なのだ(笑;)
(ちなみに…他の吸血鬼は、日本版ゾンビ!! こっちのほうがよっぽどリアリティあってよかった!笑)
こいつと、高校生達が訳あって戦うハメになるのが、今回のお話なんですねぇ。
すでに30巻あたりまで連載が及んでいる漫画が原作の映画なんですけども・・
やっぱりねー。詰め込みすぎですわ。
原作を読んだことがない私でも気づくくらいストーリーをどえらく端折った感、ありあり。
途中、「?」なところはあるし、矛盾だらけで、「結局、なんでもありなんじゃんッ!?」とイラッときた。。
特に、登場人物達の言ってる事がころころ違うッ!!!
「自分の力を過信するな!!」的なことを言ったと思ったら、すぐ後に「自分の力を信じろ!!」的なことを喚いているし、、
たぶん、展開が速すぎて台詞に説得力がないんだよね。。
それに、高校生達の友情や吸血鬼と人間の違い(心があるかどうか) を通して、人間ドラマを熱く表現しかけた(?)ところもあったけれど、微妙。
どんなに臭い台詞でも、何にも心に響かない。
で、ストーリーもこんなだし、CGもアクションも頑張りは見えるけど、全体的に中途半端って言うかなんて言うか、イマイチ。
正直・・失敗やなぁ、コレ。。
似ている感じで言うと、「バトルロワイアル」でしょうが、こっちの方が数段上を行ってます!
まぁしかし、、もりもりいろんなことを詰め込んでいるので、観ていて飽きることはないんですよ(笑)
(スタッフ古庄)