偉大なる、しゅららぼん - 小泉浩子

濱田岳と岡田将生の主従関係に腐女子が萌える?(点数 85点)

(C)2014映画「偉大なる、しゅららぼん」製作委員会 (C)万城目学/集英社

滋賀県琵琶湖畔に位置する石走(いわばしり)の町には、代々不思議な力を伝承する日出一族が江戸時代から現存する城(!)に暮らしています。

分家の息子・涼介(岡田将生)は一族の掟に従って、高校入学と同時に力の修行のため日出家に居候。

ところが、跡取りで最強の力の持ち主と言われる高校生・淡十郎(濱田岳)に従者扱いされ、おそろいの赤い学ランを着て学校に通う羽目に……。

『プリンセス トヨトミ』や『鴨川ホルモー』など十分破天荒だと思いますが、「デビュー作の頃の荒々しさを取り戻したい」万城目学の同名小説の映画化。

実力者・日出一族のライバルは、同じく琵琶湖から力を得た棗一族。
1300年にわたりいがみ合っています。

淡十郎が惚れた同級生は、棗広海(渡辺大)が好き。
そんな恋のさや当てから、世界を揺るがす事件に……。

どや顔で俺さまの淡十郎といつのまにか「供のもの」にされたヘタレな涼介の掛け合いが最高です。

渡辺大の学生服姿にも萌えますが、美形の岡田将生のへたれっぷりは、「見事!」の一言で萌えまくりです。

淡十郎の姉で、ずば抜けた力を持っているため社会に適応できず、10年も引きこもっている
「グレート清子」こと清子(深田恭子)や涼介の「力の修行」の師匠・濤子(貫地谷しほり)など、ヘタレ男子に比べ、女子はみな、迫力十分。
特に白馬にまたがる清子のかっこよさったら、やっぱり萌え萌えっ!

不思議な力を使う者同士の戦いにわくわくし、ライバルたちの行く末にドキドキ。
迫力のCGも見逃せません。

なによりも気になるのは、タイトルにもなっている「しゅららぼん」。
これってなんなの? 
ラストで明らかになるその秘密も、うーん、深いわ。

マキメワールドファンはもちろん、なにやら時代劇を思わせるような男性の主従関係に、ついつい萌えちゃう腐女子にも、絶対オススメの作品です。

小泉 浩子

【おすすめサイト】