◆今の時代だからこそ、伝えたい事が描かれている(60点)
この映画は、メアリー・ノートン作『床下の小人たち』を映画化した作品。人間が住む家の床下に暮らしている、小人達の物語が描かれています♪
小人達は、妖精みたいに魔法が使えるわけではなく、“体がとっても小さい”ってだけなので、私達人間が食べている物を食べ、床上の電気などを借りて暮らしています♪
ちなみに・・・何故小人達は床下に暮らしているかというと・・・“自分たちの姿を人間に見られてはいけない”という掟があるらしい。なので、密かに床下で生活をしているんです。
で、タイトルにもなっているアリエッティは、この小人さん。もうすぐ14歳になる女の子♪ かわいいの♪
父と母の3人家族で暮らしているんです。
好奇心旺盛なアリエッティは、床上の世界に興味津々♪
(好奇心旺盛なところなど 普通の人間の子供が持っている感情と一緒ですね♪)
もうすぐ14歳になるということで、父と一緒に床上の世界へ行くことになります♪
床上に行くまでに、釘を壁に打った階段を作って上がったり、柱を登るときは、両面テープを手足につけて登ったりと、知恵を使って登っていく様子が、何だか面白かったですよ♪
同時に、知恵を振り絞って生活をしている小人達に、何だか感動もしちゃいました!
今の世の中、便利なものばかりで、それが当たり前になってきているので・・・。
そんなことを考えさせてくれました♪
あと改めて、ジブリって優しい映画だなと感じました!
うまく伝えるのが難しいのですが・・・観てて気持ちが優しくなれるというか、映像が神秘的だけど、どこか懐かしさも感じたりとか・・・さすがだなと感じます!
ただ、本作はもう少しストーリーにメリハリがあっても良かったかなぁ(汗;)
一つの結果を出さずに、それぞれの捉え方ができるようにするスタイルがジブリなので、そのように描かれているのだろうとも考えられました。。。が!!
淡々とストーリーが流れていって、結果も「これから先どうなるの?」と疑問を持って終わってしまったので、もう一押し欲しかったです。(汗;)
(「それが目的なのかな?」とも ジブリなので思う事なんですけどね(汗;))
今回映画ジャッジさせて頂きました、
『借りぐらしのアリエッティ』♪
老若男女が楽しめる映画なので、ご家族みなさんでぜひご覧ください♪
癒されますよ~♪
(スタッフ加納)