◆心臓が痛い・・・(50点)
心臓が痛い。
心臓が痛いってのは、心筋が痛いってことなのか・・・?
びっくりするときゅっと心筋が縮んで痛いのか?ん?ん。縮むだけで痛いのか・・?
なんて、ぜんぜん映画の内容とは関係ないことを観ながら考えちゃいました。
なんせ、今作品、ビクーッッ!!っとさせすぎ。(怒)
といっても怖いんじゃないんです!
ただ、突然、大音量で脅かすんですっ!(怒)
日本のホラーのような背後からじわじわっと、くるぞくるぞぉぉぉぉぉ?みたいな怖さはほとんどなく、全く予期せぬところから、いきなりドガーッ!!
心臓、バック爆っ!
何度も椅子から飛びました(汗;)
わりとホラーは、幽霊やお化け(一緒か?笑;)の過去に恨みを持つに値するような悲しい過去が隠されており、それが明らかになるにつれて、幽霊に同情し“心”が痛くなるようなものが多いですが・・
今作はとにかく“心臓”が痛い!
この一言につきます。
内容に関しては、あまりにもお伝えし難いもので・・はっきり言いまして、私にはよく理解できませんでした(スミマセン。)
あらすじは、キーファー・サザーランドが、呪い(?)の“鏡”から、自分と家族を守るため、格闘するというものなのですが・・
※キーファーの妹さんは、鏡に襲われてしまうのですが、このシーンがもう・・一番の衝撃映像。『SAW』シリーズに匹敵、それ以上のグロさです(汗;)苦手な方はご注意を☆
“何故、鏡が呪われてしまったのか?”という、見てる側には一番気になるところで、かつ、呪いの根源を絶つ(解決)ために大切であろう内容がかなり粗雑で、意味不明。
呪いが生まれた過去に関してもっと掘り下げてほしかった。
ですので当然、大事なクライマックスもあやふやに進行し・・・。
いつ、はっきりとした話の筋が見えてくるのかと待つが、いっこうに見えずじまいで、ラストは、激しいド迫力シーンで、その曖昧さ、釈然としないさも一緒に煙に巻まかれた感じでした。(クヤシイ!)
ん?ん。にんともかんとも。
全体的にみて、ラストのオチ以外、呪いの対象が“鏡”である意味があったのかさえ疑問に思えてくる。ホラーに“鏡”を使うなら、“鏡”自体が持つ独特の怖さ、不気味さをもっともっと表してほしかった。映画を観てしばらくは怖くて鏡が見られない・・・ってほどにね(笑)
しかし、いつでもどこでもピンチな男、キーファー・サザーランド、『24』に限らず、今作『ミラーズ』でもすごいアクションを見せてくれました♪あの一生懸命さ、いいですよね!
今作品、はっきり言ってお勧めしかねますが・・とにかく心臓をバクバクせたい!!(笑)俺はキーファーが好きなんだ!ということでしたら音響のすごい映画館での鑑賞はかなりお勧めでございます♪
DVDでは、その威力もなくなっちゃいますので・・逆に映画館で観ないのなら、もう観なくてもいいんじゃないかなぁっといった感じです(笑;)
(スタッフ古庄)