ボヴァリー夫人とパン屋 - 小泉浩子

男の妄想がパンと一緒に発酵しちゃう?(点数 85点)    


(C)2014 – Albertine Productions – Cine – @ – Gaumont – Cinefrance 1888 – France 2 Cinema – British Film Institute

想像力は大切です。
人の気持ちをおもんぱかったり、自分の行動が、周囲にどう受け入れられるのかを考えたり、生きていく上で、かなり役に立ちます。

だけど、度が過ぎた想像力は、ちょっと迷惑かもしれません。
そう、さらにそれが妄想になってしまった場合は……。

タイトルだけで、ちょっと怪しい(笑)と思ってしまった本作。
一言で言うと殿方の妄想のお話です。

パリから故郷・ノルマンディーの美しい村に戻り、父親のパン屋を継いだマルタンの楽しみは、文学だけ。
とりわけ、ここノルマンディーを舞台にしたフローベールの『ボヴァリー夫人』に夢中です。
そんなある日、隣の農場にイギリス人のチャーリーとジェマ・ボヴァリー夫妻が引っ越してきて……。

ジェマを演じるジェマ・アータートンが、おいしそうにマルタンの焼いたパンを食べるのですが、その仕草がなんとも官能的なんです。
マルタンがみだらな気持ちになったのも納得がいきます。

そして、マルタンの妄想は、徐々にエスカレートしていきます。

あまりにも強力な妄想パワーは、現実をも変えていくのか、ジェマは、負のスパイラルに陥ります。

ちょっとかわいそうじゃないの? とジェマに同情してしまうほどです。

官能的で、あちこちに皮肉が効いていて、かなりブラックです。
不謹慎ですが、くすりと笑っちゃうところも多いです。

退屈な日常にうんざりしている方に、特にオススメ。
いい刺激になりますよ。

マルタン役のファブリス・ルキーニが、いい味出してます。
真面目な顔してエロ親父です(笑)。

妄想は、地球を救うのかも?

小泉 浩子

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