ホートン ふしぎな世界のダレダーレ - 岡本太陽

ジム・キャリーが声優を務めるアニメーション映画(60点)

© 2008 Fox, Based on Dr. Seuss characters TM & © Dr. Seuss Enterprises.

 氷河期を舞台に物語が繰り広げられるアニメーション映画『アイス・エイジ』。そのクリエーターであるジミー・ヘイワードとスティーヴ・マーティノが『グリンチ』『ハットしてキャット』の原作者ドクター・スースの作品を映画化した。『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ(原題:DR. SEUSS: HORTON HEARS A WHO)』という非常にユニークな作品だ。

 ある日ジャングルで、夢見がちなゾウのホートンが水浴びをしている時に、空中を舞っている一点のほこりから微かな叫び声を聞いてしまう。そのほこりに向かって話しかけるホートン、するとほこりの中から返事が返って来る。返事をしたのはダレダーレ(WHOVILLE)という街に住む市長のネッド。彼には愛する妻と96人の娘、そして1人息子のジョジョがいた。彼らは互いに信じ合い、ダレダーレを安全な環境に移す事にする。ホートンはそのダレダーレのあるほこりをクローバーの花の上に乗せて旅立つが、ダレダーレなんて存在しないとホートンの事を信じないもの達が出て来るのだった…。

 『ホートンふしぎな世界のダレダーレ』にも多くの俳優が声優として起用されているのだが、『グリンチ』でグリンチを演じたジム・キャリーがゾウのホートン、『40歳の童貞男』のスティーヴ・カレルがダレダーレ市長ネッドの声を担当することでもこの映画は話題になっている。しかしながら、スティーヴ・カレルは問題ないのだが、ゾウのホートンを演じるジム・キャリーの声があまり合っていない。ゾウの動きも軽快な上に、ジム・キャリーのあの喋りが加わるとホートンはもうゾウではなくなってしまう。もっとノロノロした話し方のゾウの方がゾウらしかったはず。その他の声優にはセス・ローゲン、ジョナ・ヒル、アイラ・フィッシャー、ダン・フォグラー等が起用されている。

 美術面では非常にカラフルな配色が施されている。『レミーのおいしいレストラン』とは違いこの『ホートン』には登場人物達や景色等に特にリアリティを追求しておらず、視覚的には子供向けにかわいらしいものとなっている。まるでティム・バートン監督作品『チャーリーとチョコレート工場』の様だ。物語もまた子供向けで単純明快だが、途中に父と息子のメロドラマ的要素を加えたのは正解だった。

 「人を信じる事は大切な事!」と非常に説教臭い内容だが、観てみると意外と面白いこの映画。あまり奥行きが感じられない作品である事とと、ジム・キャリーがメインの声優だった事で、この映画がもっと上質のものに成り得た事を痛感させられるが、素敵なラストで、この映画を過小評価する人はあまりいないはず。わたしにとっては、ドラッグをやってハイになったゾウが幻聴を聞いてジャングルがパニックに陥るという映画だったが…。

岡本太陽

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