(65点)
リドリー・スコット監督がラブロマンスとは珍しい。仕事人間の男性が真の人生に目覚める温かい物語のテーマは、ロハス。隠し味は伝説のワインだ。主人公の少年時代を演じるハイモア君は絶品だが、成長してクロウになるのが疑問。おまけに、なぜ彼が仕事と金儲けしか興味がない人間になったかを描き忘れている有様だ。物語的には欠点が目につくものの、スコット監督らしさは、シネスコープでとらえた美しいワイン畑の映像に垣間見える。
(渡まち子)
(65点)
リドリー・スコット監督がラブロマンスとは珍しい。仕事人間の男性が真の人生に目覚める温かい物語のテーマは、ロハス。隠し味は伝説のワインだ。主人公の少年時代を演じるハイモア君は絶品だが、成長してクロウになるのが疑問。おまけに、なぜ彼が仕事と金儲けしか興味がない人間になったかを描き忘れている有様だ。物語的には欠点が目につくものの、スコット監督らしさは、シネスコープでとらえた美しいワイン畑の映像に垣間見える。
(渡まち子)