◆失笑・・・・(20点)
残念だ。。。
久しぶりに悲惨な作品に当たってしまいました・・・。
ひどい。ひどいです。。
これで、1,800円は、ぼったくりです。。
「旬な女優!新垣結衣ちゃんが出ている」というだけ!ただそれだけ!!の、作品。
あらすじは・・・
ちょっと冴えない女の子:桃子(新垣結衣)が、野球部のエースでありえない程モテモテの:大島くんに、あることがきっかけで恋をしちゃいます。なんとか大島くんに近づきたいがため、野球部のマネージャーやソフトボール部への入部など試みるが・・・どれもうまくいかず。
行き着いた先、考え付いた先は、大島くんを応援すること!そう!野球部の応援!廃部(部なのか?笑;)寸前の"応援団"に入部することだった!
団員が1人の応援団(?)に生徒を勧誘!興味のない生徒達に説く名言だけは素晴らしい!思わずうなづいちゃうところも(笑)その甲斐あってか個性的な3人が入部。
しかし、右も左もわからない応援団・・困り果てていた矢先・・応援団OBから応援団強化合宿の申し出が!鬼の強化合宿を乗り越え、ついにふにゃんふにゃんでばらばらだった応援団が徐々にまとまりを見せ、最後は文字通り一致団結!まさしく"応援団"の姿へと成長していくのでしたー!
めでたし!めでたし!
とまぁこんな感じでした。
女の子が応援団長!この着眼点はおもしろいかなと思いましたが、だからこそおもしろい!というところはありませんでした。はっきり言ってしまえば・・単なる冴えない応援団がコシのある応援団になったというだけで・・別に団長が女の子でなくてもストーリーに違いはないような。。
むしろ、コレを言ってしまえば元も子もないですが、団長、応援団はやっぱり男の子がいいですね(笑)
女の子では声がか細くてキンキンしているので、大声を張り上げられると気合が入るどころか・・耳をふさぎたくなるような衝動に駆られます(汗)
男女差別ではないですが、やはり体のつくりが違うので、そのあたりは適材適所だなぁと感じずにはいられませんでした。
ストーリーの中に敵対している野球部の応援団がいるのですが、こちらの応援団並びに団長さんは、ほんとに高校生か!?こんな高校生いるのか!?と思うほどの威厳&男気!実にかっこいいです!やはり応援団は男の子が(惚)※コチラの乱舞?はもっと見たかった♪
この敵対している応援団と応援合戦のような場面もあるのですが、やっぱり、桃子団長応援団の方が柔らかいふわふわ感を感じます。それが良いか悪いかはわかりませんが、個人としては、やはり応援団にはぐっ!!とどっしり構え、腹の底から絞りだす骨太の声で応援してもらいたい!
今、女性がいろいろな場面で活躍をしています。今回のお話のように、以前は男性しかいなかったようなところに女性がいたりもします!同じ女性として、それはとても素晴らしいことで良いことだと思いますし、新しい環境に飛び込んで行く方々には尊敬もしています!代々男の応援団長に女の子がなるというのもいいじゃないですか♪
しかし、どうしても体のつくりが違いますので、男性に向いているけど女性に向いていない、逆に女性に向いているけど男性に向いていない・・様々あるところも事実です。今作で言いますと"声"とか。
そんな体の特徴的にハンデになるような環境でも男性と同等に、あるいは女性と同等にこなそうとする精神は、もちろん素晴らしいと思いますし、また、逆にそんな環境でも男性だからできること、女性だからできることをこなしている方・・本当に素敵だと思います!
今回の「フレフレ少女」も女の子が団長だからこんなことが!あんなことが!そんなことができた!できる!おもしろい!といったことがあればもっと作品に深みが出て良かったのではないかと残念です。
コメディですので、そこまで考えていないにしても・・今作はあんまりだ・・・。
さらに・・そのコメディとしても寒いこと極まりなかったので、申し訳ないですが痛すぎる作品。とてもお勧めしかねます(涙)
唯一お勧めできる点と言えば・・新垣結衣ちゃんのガクラン姿&セーラー服姿&めがねっ子姿が見れるというところでしょうか。。(笑;)
新垣 結衣ちゃんがたまらなく好きだ!見ているだけで幸せ!元気が出る!という方以外は、作品自体から元気や勇気はもらえないと思いますので・・
(スタッフ古庄)