パブリック・エネミーズ - スタッフ古庄

◆ぼやっと影のうすーい映画(40点)

 “一目惚れ”を信じられる人!! もしくは、経験がある人!!

 には感動の映画かもしれません。。

 会って間もない状態で、お互いのことを何も知らない男女。

 しかし……

 女が、「私、あなたのこと何も知らないわ。」と言うと……

 男は……「俺が好きなものは野球、映画、速い車に高級な服、そしておまえだ。」だと。。。

 そして…… FALL IN LOVE ♪

 えぇーーーーーーーーーーー……。

 そこに本当の愛はあるのかい!? 思わず疑ってしまうっっ。。

 この映画、1930年代に世間を騒がせた実在の銀行強盗:ジョン・デリンジャーとその恋人ビリーが辿る愛の行方を描いたもので。。

 警察に捕まっても脱獄を繰り返し、身の危険を省みず、一途にビリーのもとへ戻ろうとするジョンの姿と、

 そんなジョンの身を案じるビリーの姿に……涙する!! ものだと思うのですが……

 どれだけ2人の想いが強いのか、深いのか……

 永遠の愛を誓い合い、命を懸けてでも守りたい!! そう思えるほどの熱意がどうやって生じたのか……

 “一目惚れ”だけじゃ……あまりに説得力がない。。

 一番大切な部分が、冒頭のとっかかりから全く伝わってこないので、、最後までどーもイマイチ。。。納得いかないというか、、2人に親身になれないと言うか……。

 そして…・・もう一つの見せ所、“ジョンの男気”についても。。

  金持ちの金だけを狙う。 仲間は決して見捨てない。 愛した女はただ一人、なんとしてでも守り抜く。

 すばらしい。

 しかも粋なイケメン。頭も切れる。

 鬼気迫る警察との銃撃戦もすごかった。

 本当にこんなスゲー人だったの!? ど……どこまで脚色しているのか、もしかして全くしていないのか!?(してなかったらすごい♪)気になってしまうところだけれど……

 とりあえず! 1930年代、大恐慌時代ということもあり、『金持ちの金だけを狙う』という点で一般市民からヒーロー視されていたという話だけにはうなずける。(日本で言うと、五右衛門みたいだね♪)

 ただ、(私の知識不足のせいですが)警察との癒着だとか…身の危険が付きまとう銀行強盗より安全かつ効率的に稼げるシステム(違法)に当時の悪行が移行していった時代背景とかがイマイチわからなかったので……

 ジョンが昔のやり方(銀行強盗)にこだわり続けた男気(?)というか、、逆に言うと、時代に乗り切れなかった(だけ?)男の哀愁というか……

 このあたりの切なさにも心揺さぶられることがなかった。。

 んーん。。。なんですかねぇ。。。

 何かにつけ説得力のない映画というか、ぼやっとした映画というか。。

 なんにも心に来るもの、心を動かされるもの、心に残るものがない映画でした。私には……

 ジョニー・デップが好きか、銃撃戦が好きか、一目惚れを信じられる方以外で、この作品のすばらしさを汲み取れた方はすごいと思います。本当に……

 正直、申し訳ないのですが、140分という長時間なんの感動もなくスクリーンを見続けることは……苦しい。。

 久しぶりに睡魔と格闘しながらの映画でした(涙)。。(隣のお兄さんは熟睡してました…)

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