ハングオーバー 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い - 佐々木貴之

ハングオーバー 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い

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◆マイク・タイソンが本人役で登場し、自慢の一撃をしっかりと披露してくれるので要注目(80点)

 全米で大ヒットを記録し、ゴールデングローブ作品賞をも獲得したコメディー作品。トッド・フィリップ監督。

 二日後に結婚式を控えたダグ(ジャスティン・バーサ)は親友フィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、アラン(ザック・ガリフィーナキス)と花ムコの最後の独身生活を楽しむべく“バチェラ・パーティー”という前夜祭を開催するべくラスベガスへと向う。だが、パーティーを楽しんだ翌朝に目覚めると、相当な二日酔いのために記憶がまったくない。その上、ダグは姿を消し、何故かトラや赤ん坊が室内にいる。フィルらは前日の記憶を取り戻しながらもダグを探し出そうとする。

 とにかく予想以上に面白いコメディー作品として仕上がっているのだ!! R指定だけにおバカな描写もふんだんに取り入れられており、下品なセリフもチラホラ。中でもヒゲ顔のデブ、アランの存在感は強烈であり、メインキャスト四人の中でも一際ズバ抜けた面白さを発揮しているのだ!! 三人が警察に捕まった際に警察署見学に来ていた児童三人にスタンガンでやり込まれるシーンは、爆笑必至モノだ!!

 他にも謎めいた中国系マフィア、ストリッパーといったこれまた印象深いキャラが登場し、面白さを昇華させている。また、マイク・タイソンが本人役で登場し、自慢の一撃をしっかりと披露してくれるので要注目モノだ!!

 ちなみに本作は、当初は劇場公開が見送られ、DVD&ブルーレイ発売が決まっていたが、ゴールデングローブ受賞と署名運動の結果によって無事に劇場公開が決定し、ソフトリリースも延期となったのである。

 キャストは弱いながらもドタバタ風味の面白さを存分に味わえ、豪快なシーンも観れるのだから、劇場公開して正解だったと言い切れる!!

佐々木貴之

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