ターミネーター4 - スタッフ古庄

◆ターミネーターがいっぱい(60点)

 ダダン・ダン・ダダン!ダダン・ダン・ダダンッ!!♪

 お馴染みの曲にのって未来からやってきた殺人ロボット、ターミネーター。

 執拗に追いかけては命を狙う合金シュワちゃん(シュワルツェネッガー)にビビりまくった幼きころの思い出から早20数年。

 『ターミネーター2』『ターミネーター3』と公開され、未だに未来では人工知能“スカイネット”と人類との壮絶な戦いは続いているようだ!

 今回は、舞台を未来:人工知能“スカイネット”が仕掛けた核戦争により人間社会が崩壊したあと2018年に移し、今まで“未来の救世主になる子”としてジョン・コナーを守ってきたが、その父となる男カイルを見つけ出し、守る!というのが今作のおおすじだ。

 2作目のとき、“スカイネット”の誕生を阻止したハズなのに……と記憶力の良い人、しっかり復習をしている人は思うかもしれませんが、3作目ではすでに、“スカイネット”の誕生が阻止されたことによって時間軸が変化し、別の未来からターミネーターはやって来た。

 今作も同様に、ジョンの母サラが語っていた未来の話とはズレが生じてきており、相変わらず過去と未来がリンクした『ターミネーター』ワールドは、パラレルワールド的に時折頭がこんがらがる部分もあるけれど・・・(汗;)

 要は“カイルが過去へ行き、サラと出会わなければジョンは生まれてこないから、えらいこっちゃ!”ということだ。

 まず今作について言えることは、何の映画だったのか、ふと忘れるほど『ターミネーター』ぽくなかった(笑)

 むろん、州知事に忙しいシュワちゃんが登場してくれていないこともあるのかもしれませんが・・・

 水中を自在に泳ぐハイドロボットに二足歩行の巨大ロボ、個人的にかっこよかったので気に入ってしまったけどバイク型のモトターミネーター♪ そして極めつけは、人間とターミネーターのハイブリット! マーカス・ライト!「こんなのもいる!あんなのもいる!! “ターミネーター”は人型だけと思うなよ!!(笑)」っとロボ好きには非常に楽しい世界でしたが、映画としては・・・エイリアン? トランスフォーマー? はたまた・・・?

 いろんなタイプのターミネーターがいすぎて『ターミネーター』ぽくないという不思議な状態になっていました(笑)

 爆破シーンや最新鋭のVFXは相変わらずド派手で、元祖ターミネーターはごりっと骨太になってましたし、動きもリアルに。映像は進化をみせていましたが、問題はストーリー。

 シリーズを通してテーマは“人間とテクノロジーのあり方・共存の模索”2作目、3作目、そして今作、味方となるターミネーターを通してその打開策を見出せそうなのに、見出せない・・。

 毎回悪者を倒し、一時の平和を取り返すも、また次!次!っと。全体として一向に話しが進まない!

 『ターミネーター4』の反応を見てから次作を検討する予定だったそうですが、これまでの反響が高いことから、予定を前倒しして5作目の準備を開始しちゃったそうでー……そろそろ? 飽きられてしまうのでは……と正直なところ心配になりました(笑;)

 まーしかし、昨年からはTVドラマ『ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ』も始まり、現在はセカンドシーズンまで順調に回を伸ばしているそうで、日本ではどうなのかちょっとわかりませんが、本国では根強い人気ですよね?。

 個人的には、やっぱりターミネーターと言えばシュワちゃん!ってな感じなので抵抗があるだけなのかもしれませんが、私はターミネーターとジョンの掛け合いが楽しい2作目が一番好きですね♪ 「I’ll be back!!」ですよっ♪(笑)

 今作は、シリアスまっしぐらなので、雰囲気としては1作目に近いですが、『ターミネーター4』と【4】と付いているわりには、独立したような感じを受けました。

 新生第1章ということですので、これはこれでありなのかもしれませんね。

 とりあえず、ロボットSF系が好きな方にはとっても素敵な映像だと思いますので、そのあたりに興味をお持ちの方にはお勧めです♪

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