ソウル・サーファー - 樺沢 紫苑

こんな前向きな少女がいたなんて。どん底の人に生きる勇気を与えてくれる映画(点数 100点)


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号泣映画とは聞いていましたが、ここまで泣かされるとは想定外でした。
今年一番泣いた映画『幸せへのキセキ』の2倍くらい泣かされてしまいました。
 
サメに片腕を奪われた13歳の天才サーファー、ベサニー・ハミルトン。
彼女が、そのどん底からの再起を描いた、実話の映画化。

彼女のポジティブな生き方には、誰もが勇気をもらうに違いない。
腕を失った彼女は、自分のことよりも意気消沈した父親をはげまし、
ショックを受けた親友を慰める言葉をかけます。

本当は「どん底」の気持ちのはずなのに、自分のことはさておき、
他の人に気遣いを見せる。
まず、その優しさに感動させられます。

そして、傷口が治るやいない、次の大会に向けて、練習を再開するのです。
なんというポジティブ思考。私も自分はかなりのポジティブ思考である
と自負していますが、彼女のようなシュチエーションに陥っても、
このようにポジティブに振る舞うのは、おそらく無理でしょう。

こんな少女が本当にいるんだ!ということでも感動させられますが、
ベサニーを演じる屈託ない笑顔のアナソフィア・ロブの演技も見事。

そして、映画全体がミュージックビデオのようにテンポく流れ、
サーフィンのシーンにも見応えがある。映像と監督の演出も抜群で、
「感動の実話」×「映画的おもしろさ」が、掛け算になって、
後半は涙が流れ続けました。

そして彼女を支える家族や親友がまた素晴らしい。
「愛」がこの映画のテーマの一つなのですが、押し付けがましくない、
支えあい、助けあう、温かい家族愛は、
見ているだけで心が温まりました。

『ソウル・サーファー』。
魂を揺さぶれるような映画というのは、年に数本しか出会えないけども、
この映画はまさに魂を揺さぶられる。本物の感動がある映画です。

自分は不運だ。なぜ自分だけこんな目にあうんだ、
と落ち込んでいる人は、世の中たくさんいるはずですが、
そんな人に、是非見ていただきたい映画です。

樺沢 紫苑

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