ゼロ・グラビティ - 樺沢 紫苑

生きているって素晴らしい!! (点数 100点)


©2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

ゴールデンウイーク、いかがお過ごしですか?
ちょうど先日からレンタルDVDで見られるようになった
お勧め作品がありますので紹介します。
 
その作品とは、アカデミー監督賞受賞の『ゼロ・グラビティ』
です。

突然の事故によって宇宙空間に放り出された、
2人の宇宙飛行士。

スペースシャトルも大破し、酸素の残量も残りわずか。
果たして彼らは、無事、地球に帰還できるのか? 

 
『ゼロ・グラビティ』のポイントは3つ。
一つ目のポイントは、「無重力」

まず、驚異の無重力体験を、味わってください。
本当は3Dで見ていただきたいのですが、
この作品の不思議な無重力映像は、
テレビでもかなりの迫力だと思います。

より迫力をアップさせるために、
部屋の電気を消して見るといいでしよう。

周りを宇宙空間のように真っ暗してみると、
映像の迫力も二倍になるはず。

『ゼロ・グラビティ』は、とにかく特撮が凄い。
無重力のシーンなど、一体どうやって撮影したんだ、
というシーンの連続です。

二つめポイントは、「恐怖」。
この映画はSF映画、サスペンス映画というよりも、
恐怖映画、かもしれません。

よく「宇宙旅行に行きたい!」という人がいますが、
私は絶対に行きたくないです。

酸素がないし、気温も太陽の光が当たらないと
マイナス100度になる。

宇宙とは、完全に「死」の世界です。
何かトラブルがあったら対応できない。
非常に恐ろしい世界です。

そうした宇宙の「恐怖」というのが、
『ゼロ・グラビティ』では、見事に描かれています。

映画に登場するのは、
サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーの二人だけ。

セリフも少なく、表情、必死の形相によって、
生きるか死ぬかに直面した「恐怖」と限界状況の心理が描かれます。
2人の名優の演技もスゴイです。

3つめポイントは、「生きる喜び」。
この映画を見て私は、私は素直に「生きているって素晴らしい」
と思いました。

私たちは、酸素を吸って、呼吸しています。
当たり前の話です。

でも、宇宙には酸素なんて存在しない。
宇宙空間に放り出されると呼吸もできない。

地球には、酸素があって、気温もある。
そんな当たり前のことに、心から感謝したくなります。

私の友人が、「この映画を自殺を考えている人に
見せたらいいんじゃないか」と言ったのですが、
それも納得です。

人は、生きているだけで素晴らしい!!!

生きる意味とか、生きる理由は関係なく、
呼吸し、心臓が動いている。

それだけで、生きる意味って十分じゃないか・・・と。
地球という惑星に、人類がいるというだけで奇跡なのです。

そんな「感謝」の気持ちで一杯にさせてくれる映画。
驚愕の映像体験に加え、「生きる」というテーマが
ストレートに伝わってくる。私の中では、
2013年のベスト3に入れたい作品。

『ゼロ・グラビティ』是非、御覧ください

樺沢 紫苑

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