◆シャーロック・ホームズの頭ん中(75点)
くわえパイプにチェックのハット、紳士的な出で立ちで警察もお手上げの難事件をパパッと解決!
と、言えば・・・?
誰もが知っている名探偵! シャーロック・ホームズ♪
彼は、五感をフル稼働して鋭い観察力と洞察力で、徹底した現場検証から過去の犯罪事例に関する膨大な知識と化学的知見も組み合わせてー・・・
要は! 【すんごい天才】!! ってこと、なので(笑)
現場で起きたであろうことも頭の中でリアルにイメージできるのだ!
(今から自分がしようと考えていることも♪)
そんなホームズの頭ん中を実際に映像化してみたってーのが今作、その名も『シャーロック・ホームズ』。
しかし、コナン・ドイル原作の「シャーロック・ホームズ」雰囲気とは、幾分雰囲気が違うもの。
ロバート・ダウニーJr.演じるゴリマッチョなホームズは、かな~り暴力的。
スポーツでも楽しむかのように、格闘場に行っては相手を打ちのめし、掛け金を稼いだり!
悪党には容赦なく、右フックにアッパー、ボディースローにカウンターパンチッ!
しかも、攻撃しながら頭の中では冷静に『顎を打ち抜き、肋骨3本と足の骨折・・3分間の意識混濁で全治6週間! ってとこかな』なーんて診断までやっちゃってる。(このときの映像が凄いよ♪)
頭も身体もすんごい奴なんです!
なので、原作の「シャーロック・ホームズ」をイメージしていくと、びっくりかも。
ストーリーもコナン・ドイルの原作にはない映画のオリジナルなので、これはもう! ホームズも同姓同名の別人として見るほうがスッキリ楽しめると思います♪
ただ、今回のホームズは確かに推理もすごいんですが、サスペンス系の小説や映画を結構観てこられた方には、ちょっと物足りないかも。。
それは、「このトリック、どっかで見たような~」っとホームズでなくても予想できちゃう場面もあってしまうから(汗;)。。
でも! ホームズの適度なテキトー加減とワトソン君の駆け引きは、すんごくおもしろい!
久々に続編が待ち遠しくなる作品でしたよ♪
お勧めです☆
(スタッフ古庄)