カールじいさんの空飛ぶ家 - スタッフ古庄

◆すぐに泣いちゃう!!!(70点)

 ツー・・・・

 ポタ。

 ポロポロポロポロ。。。

 冒頭でこんなに泣くなんて、、、初めての体験でした(時間にしたらたった10分くらい)。

 その目頭が瞬殺だった冒頭とは・・・カールじいさんの追想シーンです。

 愛する奥さんと出会い、平凡ながら幸せに暮らしてきたカールじいさんが2人が走り回って遊んでいた時から、年老いて、寄り添うように歩むようになるまで、

 台詞もなく、なんの説明もないまま優しい音楽だけで、見せてくるんです。。

 そしてある日! 奥さんが病に・・・

 (もう、このあたりからギューッと心が痛くて痛くて、、)目頭が熱くて熱くて、、、。。)

 病の妻を“2人だけの思い出の方法”で励まそうとするカールじいさん。

 (あああ。。)

 妻と目を合わせた時は、なんとか微笑んでいるが、ふとしたときの表情が・・・・・・、もう・・・・もう・・もう・・。。。

 つらすぎる。苦しすぎるっ。。

 そして、ポツン。

 一人残された姿に・・・・もうっ、ボロボロボロボロ。。。。。。(涙)

 ここまでが、本当にすごい。この作品。(思い出しても、この時かかっていた曲を聴くだけでも涙がにじんできます。)

 あっという間に引きずりこまれて、アニメだってことも忘れちゃうくらいでした。

 しかし、、これからが本番!!!

 一人残されたカールじいさんは、周囲に老人ホームへ行くことを勧められ・・奥さんとの思い出の詰まった家から引き離されそうになるのです。

 (ここもものすごく切ないんです。。)

 そこで、カールじいさんは家ごと風船で飛ばし、奥さんと約束していた場所(まぼろしの僻地)へ向かうことを決意。

 冒険の旅が始まるのです!!

  こっから先、私の中では夢のような世界感の中に妙なリアル感が 漂い始めました。 

 家を風船で飛ばすという映像はまさに“夢”の世界。映像も見惚れるほどにキレイでした☆ ですが、、

 何故、『カールじいさんは家ごとでかけたのか・・・』

 ここに隠された(?)リアルが・・・

 一人身となってしまった高齢者に周囲が老人ホームを勧めたり、子供夫婦との同居を提案したり・・よく介護問題で耳にする話ですが、、、

 本人がうなずかない。

 住み慣れた家、住み慣れた街、何よりも愛するものと一緒に過ごしてきた思い出の空間から離れたくないのだ。

 そんなことは、なんとなくわかっていたし、分かってる気になっていたけど、、

 今回、このカールじんさんの追想シーンを見て、「そんな簡単なもんじゃない!!!」ということに、改めて気づかされた気がします。

 でも、ちょっと突っ込みドコロもあります。

 真っ青な空、白い雲、色とりどりの風船にかわいらしい家で、冒険の旅へLet’s go♪ の状況は、表面上なんとも夢広がる、明るいお話なんですが、、

 風船で飛べたとしても・・ どうやって目的の場所へ行くつもりだったのか・・・

 カールじいさんは運良く2人の夢だった場所(僻地) へ行けたとしても、一人どうやって生きていくつもりだったのか・・・

 などなど、どうしても現実的な考えがめぐってしまって・・・

 自ら命を絶とうとしたのではないのか・・・そんな生々しいことまで考えちゃいました。。

 そして、本作の大部分を占めるこの冒険部・・・オマケ要素に、家が飛び立つときに、うっかりついてきてしまった近所のガキンチョや途中出くわした、ワンちゃんや鳥たちとのやりとりで適度なドキドキ感にほのぼの感。

 あ~ディズニー&ピクサーだね♪ って感じです☆

 ほんわりと心温まるラストも、うん!!

 よかったです♪ (冒頭には負けますが)

 深読みしてしまった私にも、希望が持てるラストで、気持ちよかったです!! ほいで、この映画の言いたい事。それは・・・

 『人は誰かに必要とされて、関わり合うことでその人の人生はより輝く☆(何度でも♪)』

 勝手ながらそんな提言も含まれていたように受け取りました(笑)

 この映画を観て、いろんなことを考えて想像してみると、すごく深いものに思えてくる気がします。

 ゆっくり心に余裕のあるときに観て欲しい映画ですね♪

 ≪追伸≫

 今回、この『カールじいさんの空飛ぶ家』の上映前に『晴れ ときどき くもり』というショートムービーが同時上映されています。

 これがまた!!!!!

 良い♪♪

 こーゆーの大好き♪

 とってもとっても心がほわわ~~~んとする内容で、

 ここで目頭のウォーミングUPをさせられちゃった気もします(笑)

 是非、場内へは早めに入ってスタンバイしててください!!

 お勧めです!!

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