エリザベス:ゴールデン・エイジ - スタッフ古庄

◆エリザベスの頭にくぎずけ・・・(45点)

 面白いか?っと問われると・・・面白くは、、ないです。

 しかし、別の意味で非常に興味深く、面白いことが・・・!!それは!エリザベスの頭。。

 どうしたらこんな頭に!?なぜこんな頭に!?当時は本当にこんな頭だったの!?映画だから!?様々な思いが胸をかすめ、エリザベスの頭に釘付け・・ストーリー開始から字幕を度々読み逃してしまった。。(吹き替えでもう一度みたい。。)

 だって、すごくキレイでかっこいい女王様なのに・・大仏様のようなくりくりヘアーやバルタン聖人ヘアー、頭からいろんな羽やでっかい花がわっさわっさと生えていて・・もうすごい!!芸術(?)なんですっ!(仮屋崎省吾さんもきっとびっくり!)

 本当に当時の人がこんなヘアースタイルならば一体どうやって作り上げているのか!?気になって気になって・・このままではストーリーについていけなくなってしまうー!っと焦りさえ感じ始めた頃(笑)、頃合良く、その謎をあっさり披露。すっきりとひと段落♪

 よし!これからストーリーに集中できるぞ!っと改めて意気込み見始めるも・・恥ずかしながら、エリザベス1世あたりのイングランドの歴史があまりわかっていなかった私は、何がなにやら「???」の状態がしばしば(汗)(前作(1998年作)の「エリザベス」も見ていなかったので、余計に「???」だったのでしょうか。鑑賞後、ちょこっと勉強しました(恥;)

 一つ言えることは、予想していたストーリーとは違っていたということです。

 私は、スペイン無敵艦隊との戦い(それにおける陰謀などなど)が物語の大半を占め、伝説の"強い女王:エリザベス"がその戦略・戦術を男に負けないすごい才能で編み出し、様々な陰謀にも落とし込まれることなく敵を、国を、制して"イングランドの黄金時代"をいかに築いていったのか!というかっこいい物語だと思っていました。

 しかし、スペイン艦隊は(海上戦の模様はちゃんとありましたが(汗)最後にちろっと登場し・・やられに出て来たのか!?っと思うほどあっさり完敗!映画の中ではエリザベスの鬼才が発揮されることなく終了。。。ちょっと残念(涙)

 ストーリーの約半分以上は、エリザベスと身分違いの航海士の恋愛模様。そして異母姉妹(正妻の子:メアリー王女と愛人の子:エリザベス)の戦いをカトリックとプロテスタントという宗教戦争も絡めて描き、その場その場のエリザベスの心境を刻々とつづっておりました。

 女王であるが故に自らが素直に、自由にできない言動や行動、女王であるが故に(王様ではないから?)側近達の意見に抗えない苛立ち。気になる周囲の目。自分の中での葛藤。孤独と恐怖。悲しみ・・

 エリザベスを演じているケイト・ブランシェットの迫力ある演技は、女王の心情がぐんぐん伝わってきます!イングランドの最高権力者なのに・・何も思いのままにはならない!表向きは強い伝説の"戦う女王"でも内はとてもか弱い一人の女性なのです。。

 この点においては、まさしくThe「エリザベス」!!歴史的なストーリーや、戦い・陰謀もののストーリー中心ではなく、一人の女性:エリザベスのヒューマンストーリーを存分に味わいたい方にはオススメできると思います♪そして少し恋愛ものの好きな方へ♪

 あと、もう一つの見所は!言い遅れましたが何と言っても豪華絢爛な衣装や小物!!建築物!!こういったものに興味のある方は、ストーリーがどうであれ大画面、映画館での迫力ある映像でじっくり吟味して頂いて損はないと思います♪(エリザベスさん着替えすぎ!!ってくらいお着替え&ヘアーチェンジ致します♪)

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