◆アクションの新境地開拓(90点)
この作品、実にかっこいいっ!!の一言です!!
いやぁ?どんどんVFXですか?レベルUPしてますね?!どこまでいくんだろう。。
どんどんどんどん衝撃シーンが増えてそのうち普通のアクションじゃつまんなくって観ていられなくなっちゃいそうですよ(笑)
ほんの数ヶ月前に鑑賞した「ダークナイト」もアクションシーン、映像の迫力に圧倒されましたが、今回の「ウォンテッド」も同等かそれ以上のすごさで驚きです!!しかもなんだかこちらは新鮮♪いや斬新?と言うべきかな(笑)
監督さんは「ナイト・ウォッチ」「デイ・ウォッチ」を手がけたティムール・ベクマンベトフさん(舌噛みそうなお名前・・笑)。ティムール監督の独特の撮影技法(?)世界観はVFX技術・映像の美しさの進歩もあってか、「ウォンテッド」でさらに炸裂しています!
とにかく かっこよさが炸裂です!!銃の弾が飛んでく様とか、ぐぉんぐぉんにかっこいいです!!時たまスローになり、顔(特にほっぺ)の肉とかぷるぷるしてる映像なんていうのも実におもしろい!
そんな視覚に魅せる「ウィンテッド」ですが、ストーリーはまぁ・・いたって単純♪悪く言えば浅い(笑;)私はわかりやすさ万歳ですがね♪
主人公:ウィズリーは毎日嫌味な上司になじられ、やりがいのない仕事を繰り返し、プライベートも自分の彼女と自分の親友(と言えるのか?)が浮気しちゃってる(汗;)。。それさえも黙認しちゃってるような冴えない上にやる気も無い、観ているこっちまで嫌気が差しそうな日常を淡々と過ごしていた。
そんな日々のとある日、ウィズリーの前に突如!!セクシーお姉さん(アンジェリーナ・ジョリー)が現れる!!!
この日からウィズリーの生活&性格まで一変してしまう♪もちろんこの場合、恋の力ではないですよ(笑)
しかもこのセクシーお姉さん:フォックスは、なんと秘密の暗殺組織の一員だったのですが、これまた驚く事に、「ウィズリーはプロの暗殺者になる素質がある!ともに1(悪)を倒して(暗殺して)1000を救うのよ」)と暗殺組織にスカウトされちゃった!!
そんなこと言われちゃったら、嫌でも気になっちゃいますよね(笑)
当然、日々の生活に嫌気が差していたウィズリーも、最初当惑するも・・・※えいや?っ!!と会社も辞め、プロの殺し屋稼業へワクワク転職♪
この えいや?っ!!と会社を辞めるあたりがまたなかなか面白い♪いままで溜まっていたうっぷんをぶちまけて辞めるんですが、なんとも爽快!!(映像としては上司のお顔がPOINTです♪)
そしてフォックスとその仲間達とともに修行に励み、稼業に励み、ひ弱で冴えなかった男が超かっこよく大変身!していくっというお話なのですが・・・
私の感想としましては、ちょっとウィズリーがどっちつかずで終わってしまった感が残りました。といいますのも、冴えない男からかっこいい男へ大変身というには、ちょっと乏しい感じだったのです。。
ストーリー的には、大変身したことになっているようでしたが、どうも・・今ひとつ。。見かけの変化がなかったからなのか・・わかりませんが、もっと変化があれば、主人公の成長とともに感じる、高揚感というのでしょうか、わくわく感を感じ、もっと楽しめたように思います。
そこが欲を言えば おしい感じでした(笑)
上記部分までのストーリーでだいたい7割くらいでしょうか。残りの3割は観て頂いてからのお楽しみということで♪(終盤驚くこともありますので、お楽しみ頂く為に残り3割は秘密でございます)
全体のストーリー展開としましては、ん?。やっぱり・・思い返してみてもいたって普通(笑)ですが、その飽きられ気味の定番展開をおもしろい!!っと思わせる程のアクション・映像のド迫力は必見です♪
それに何よりアンジーのアクションのかっこよさ!ただ歩いてたってかっこいいっ!身のこなしもさることながら表情がこれまたかっこいいんですっ!!
恥ずかしながら・・映画館を出たあと、なんでもできるような気になっちゃってアンジェリーナ・ジョリーのかっこいい歩き方とか身のこなしとか真似ちゃったりしそうになりましたよ(笑;)。。
この作品、とにかくド派手なアクションが観たい!!アクションが好きだ!!かっこいいものがみたい!!という方には熱くお勧めです!!
この手の映画はCMに期待して実際に観てがっかりしたという経験をお持ちの方も多いと思います。しかし!この「ウォンテッド」は期待を裏切らないと思います♪
是非、新しい映像の世界をご覧ください♪
(スタッフ古庄)