ウォッチメン - スタッフ古庄

◆注)しっかり予習して行きましょう!!(50点)

 難しい!!

 というか、なんじゃい!?これは!!

 いきなり続編でも観せられているような・・そんな感じでした(汗;)

 CMと簡単なあらすじ《世界の歴史的大事件の裏では"ウォッチメン"(6人)というヒーローが存在してきた。ある日、そのウォッチメンの一人が殺される。真相究明のため、一人のウォッチメンが動き出す。》でしか内容を把握していなかった私は、あっという間に置いてけぼり・・・(汗;)

 なんとか、理解しようともがき苦しむこと2時間30分(全編は2時間50分ほど)。

 大筋は途中からなんとなく予想のつく展開ではあったけれど、大筋を構成している小さなストーリー《6人の"ウォッチメン"のそれぞれの背景、過去のできごとなど》コレが難解を極める!

 6人しかも、途中から気づいたのだが、何人か世代交代(?)をしているらしく・・8人?(たぶん。汗;)の登場人物の話があちこちに飛びまくり、

 ※個人的には、Dr.マンハッタンの話が一番印象的。Dr.マンハッタン・・何故か全裸で青光している人なんですが、この人の話だけで、一話できそうだった。

 一つ一つを理解しながら、そのつながりを考えながら・・・っとあたふたあたふた。。

 もう、たいへん!!

 で・・・(ぐったり・・・)

 コレを書き記している今も、未だに理解できていない部分が多々あります(汗;)。。。スミマセン。

 どうやら、原作であるアメコミ自体が、《あまりに壮大で、かつ複雑、衝撃的な内容であったため、今まで多くのクリエイター達も映画化に挑んだが、構想しきれずに断念》・・・してきたものらしく。。。

 それを今回『300(スリーハンドレッド)』の監督ザック・スナイダーさんが強引に2時間50分に詰め込みまくったんで、こんなことになったとか・・。

 原作を知らないけれど、確かにかなり壮大な内容であることはうかがわれ、「なんとかコレをカタチに!!」という頑張りはよく見える。

 今までの(よくある)ヒーローものとも違い、"本当の正義とはなんなのか"というテーマのもと、現実の歴史的事件とも絡めたストーリー展開は非常に生々しく、ヒーロー達自身の個々の人間ドラマから国家という大きな社会的ドラマまで、その内容はとてもとても広く深いものになっている。

 んー。しかし・・・。いきなり今作を観てこの映画が意図する本当の内容をパッと理解できる人はなかなかいないんじゃないだろうか。。特に政治や歴史等に教養、ましてや興味があまりなければ、正直ツライだけの2時間50分だと思う。

 じっくり理解して観れば、必ず何かを感じたり、考えたりできるすばらしい映画だと思うし、多くの人に観て頂きたい作品ではあるのですが・・・全ての人に向けて!という点では、なんともとっつき難い。下手をすると、内容を把握する前に力尽き、うっかり居眠りしてしまう可能性もあるはず・・・。

 せっかくの大作、良作であるのに、もったいない!!

 まずは、ストーリーに対する"説明不足からくる難解さ"だけでも解消できるよう、2部制にでも分けて、もっとじっくりと解りやすく製作してくれてもよかったのではないか・・・っと残念な思いであります(涙)

 また、何より、「現実世界に"同じく正義感溢れるけれども、考え方の違うヒーロー"が数人も実在したら・・・一体どうなるのか?」という想像をストーリーが進行していくに従い、現実世界とドッキングさせ想像を膨らませられるかられないかで、この映画の評価は大きく変わってくるのではないかと思う。

 と・・・えらそうに語っておりますが・・・(汗;)私自身、恐らく半分くらいしか本当に理解できていないと思いますので(汗;)何度か重ねて観て、理解していくうち、評価が変わってくるかもしれませんが、今回、鑑賞1度目の感想としましては・・申し訳ないですが50点とさせて頂きました。。

 なお、血飛沫飛び回る映像は、生々しく、目新しさはないもののたまにスローに切り替わるアクションは、やぱりかっこいい♪ものでした。

 ですが・・・(もうお分かりかと思いますが。。笑;)悪党を倒して超スッキリ♪なんて、スーパーヒーローものと想像して観にいくと、心身にとんだ害を被るので、お気をつけくださいませ(笑;)

 もし観に行かれるなら、元気なときに、しっかりと予習をして行くことをお勧め致します!

 または、劇場版は30分ほど、短縮されているらしいので、完全版のDVDの発売まで、待たれるのも手かもしれません☆

 果たして30分増えた程度で、理解しやすいものになるのかどうかは・・・これまたわかりませんが(汗;)ご参考までに♪

スタッフ古庄

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