◆現実?! それとも夢?! インパクトある映像に注目っ!!(40点)
「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」を基に“ティム・バートン監督”がつくったオリジナルストーリー映画♪
『チャーリーとチョコレート工場』などを造り出した、“ティム・バートン監督”と“ジョニー・デップ”さんなので、今回も実写とコンピューターアニメーションによる映像で期待を裏切らない“摩訶不思議な世界観”に仕上がっていましたよ♪
この映画、初めから見ないとストーリ全体を把握できないので、上映時間ぴったしっ! から観ることをオススメしますっ♪
ストーリーは、主人公“アリス・キングスレー”の幼少時代の映像が少し流れ、それから、19歳に成長したアリスが馬車に乗った映像へと一気に変わります。
母親に勧められて行くことになったパーティーへ向かっているアリス。
(ここで、正装することが嫌いなアリスが少しでも楽をしよう と、【コルセット※】を着るのを嫌がるセリフがあるんです。
※ヨーロッパで一般的に使用されている、女性がドレスの下に着る補正下着ですね♪
反抗期と申しますか・・・摩訶不思議な世界観に仕上がっている映画で、 このセリフだけ現実的だなっと思ってしまいました(笑;)
このアリスの心境を表すことで、どこにでもいる“普通の女の子”とみなさんに思わせているのかな(?!)と感じましたね!(笑))
富豪たちが集まっているパーティーに到着したアリスは、嫌々ながらもダンスを踊ったり、おしゃべりをします。
すると突然、草むらの影に“サ、サササーっっ”と走り去る“白いウサギ”を目撃してしまいます!
アリスはその“白いウサギ”が気になって仕方なく、パーティー会場を捜し回るのですが、そこに突然、アリスの元に“婚約”を申し込む男性が現れます。
大勢の富豪たちの前で、プロポーズをされたアリス・・・。
「まだ若いし、突然なプロポーズで・・・私には時間が必要なの・・・」
とその場から逃げだしてしまうアリス。
すると目の前に、さっき捜していた“白いうさぎ”が走り去る姿を発見するんです!
“もう逃がすものかっ!”と、必死に追いかけるアリスっっ!
辿り着いたところは、大きな木の下にある大きな穴・・・。
アリスはその穴を不思議に思い、覗き込んだ・・・その時!!
誤って手を滑らせ「きゃぁぁ~っっ!!」と悲鳴をあげながら穴に落ちていきます。
(ここから“摩訶不思議ワールド”の始まり~始まりですっ♪)
落ちたところは誰も居ない部屋に机がひとつ。。。
机の上には液体が入っているビンがあって、「Drink me」=「私を飲んで」と書かれています。。。
アリスはそのビンに入った液体を飲みます・・・するとっ・・・!!
ん~っっ・・・ここは観てからのお楽しみにしたいので、あえて秘密にさせて頂きますっっ!(汗;)
あと、「Eat me」=「私を食べて」と書かれたケーキも出てくるのですが、これも食べたらすごい事が起きるケーキなんですよ♪
(現実の世界にもしあったら私、一回は試してみたいです♪)
どうにかして、その部屋から脱出することができたアリスっ!
アリスの目に映った光景は、映画のタイトルにもあります、『ワンダーランド』の、世界です♪
ワンダーランドの住人たちは、青いイモ虫や笑う猫など普通ではないキャラクターばかりっ♪
現実ではありえないことだから、アリスは「これは夢よっ!(汗;)」と何度も自分に言い聞かせるんです(笑)
そんなアリスの心境には目もくれず、ワンダーランドの住人達は、目の前にいるアリスを、ワンダーランドの始まり以来の日々が記録されている年代記「預言の書」に記された、伝説の救世主“アリス”なのかと話し合い始めます。
アリスはなんのことだかさっぱり状態(汗;)
「私は、救世主としてここに居るわけでもないし、 そもそもこれは私の夢の中なんだから、私が全部決めるのっ!」とアリスは救世主ではないとの一点張り。
住人達もそんなアリスを見て、救世主のアリスではないと思い始めます。。。
そして、ワンダーランドでの生活が始まるというストーリーなんですが。。。
正直に映画の感想を言いますと~。。。
メリハリのある奇想天外なストーリーの内容がないので、観終わった後の、すっきり♪ というのは感じませんでした(汗;)
ですが、摩訶不思議な世界と、色とりどりのキャラクターやワンダーランドの映像はとても楽しむことができました♪
あえてひとつッ! この映画を観て感じたことと言えば、「自分の考えることを信じて、素直な気持ちで相手に立ち向かうことが大切っっ!」ですね♪
今回映画ジャッジさせて頂きました、
『アリス・イン・ワンダーランド』♪
この世に存在しない世界での、普通ではないストーリーに迷い込み、アリスの微妙な成長に注目してご覧ください♪
(スタッフ加納)