肝心のアニー本人が見えてこない。(40点)
映画スターを中心にセレブの濃い写真が次々に登場し、ビジュアル的には飽きないが、肝心のアニー本人が見えてこない。超売れっ子女性写真家の人生を踏み込んで描けなかったのは、実の妹が監督しているせいだろう。同性愛の恋人や、おそらく養子の子供たちを遠慮して描いていて、不完全燃焼の印象だ。しゃべりっぱなしでナレーションに間(マ)がないのも素人くさい。ただ、名声を得てもワーカホリックのアニーのパワーには敬服する。
(渡まち子)
肝心のアニー本人が見えてこない。(40点)
映画スターを中心にセレブの濃い写真が次々に登場し、ビジュアル的には飽きないが、肝心のアニー本人が見えてこない。超売れっ子女性写真家の人生を踏み込んで描けなかったのは、実の妹が監督しているせいだろう。同性愛の恋人や、おそらく養子の子供たちを遠慮して描いていて、不完全燃焼の印象だ。しゃべりっぱなしでナレーションに間(マ)がないのも素人くさい。ただ、名声を得てもワーカホリックのアニーのパワーには敬服する。
(渡まち子)